
あけましておめでとうございます。
昨年は
TWINGO GTを購入した話を投稿するまでブログ更新がなく、まさかの4月に『あけおめ』だったので、今年は1月中、それも最初の週のあいだに投稿できてよかったです。
年明け早々、1月4日に武道館で開催された『「艦これ」鎮守府新春JAZZ祭り2019 in 日本武道館』へ行って来まして、文字に起こしておきたい思いが沸き上がったので、ブログにしておくことにしました。
『艦これ』のリアルイベントについては、昨年10月にリアル秋刀魚祭りに参加しましたが、声優さんを含めて演者が登場するイベントという意味では、昨年7月の『「艦これ」鎮守府氷祭り 氷上の観艦式』以来、約半年ぶりです。
いろいろと書きたいことはあるのですが、あまりダラダラと長く書いても仕方ないという部分もあって、どうしたら良いんだろう…という気持ちなんですが、まずは『最高のお祭りでした』と。
7月の鎮守府氷祭りは、とにかくゲームの内容を踏襲し、プレイヤである提督と、艦娘との絆を丁寧に描いた、素敵なストーリだったように思います。
艦隊編成から演習をこなし、出撃、聯合艦隊編成、イベント海域、強大なボスに立ち向かい、勝利する - まさしく、普段のゲーム内容でありながら、見ているだけで何もできない提督と、戦場に立つ艦娘との絆をスケータの皆さんの豊かな表現力で描き、戦闘も主に艦隊運動を中心に、丁寧に緻密に描かれていました。
昼と夜、2回の公演を観て、夜公演に至っては最前列で見ていたのですが、『これはとんでもないものを観てしまった』という思いで一杯でした。
一貫した世界感を持ち、それを着実に表現していく、『努力』という月並みな言葉ではとても表しきれない、思いの詰まったイベントでした。
それと対比させるならば、今回のJAZZ祭りは本当に『お祭り』要素を押し出したイベントと言えそうです。
前半のJAZZや声優陣の登場、諸々の告知まではまさしくお祭りムードで、一般的なゲームイベントとしては大成功なんだろうと思いますが、後半戦の驚くほど豪華なゲスト出演者が、それぞれ持つ力をゲーム内の言葉を使うならばカットイン攻撃のように、クリティカルに観客へ向かって放っていき、すべて上塗りしていきました。
同じ艦これというコンテンツを表現するのに、この二つのイベントの表現方法はまるで異なりながら、終演後の感想は同じになる。
同じ世界感を異なる方法とムードで描く、と言ったほうが正確でしょうか。
ところで、毎回イベントのたびに思うことがあります。
それは、コンテンツに永遠は無い、ということです。
必ず、いつか終わりが来る。
何かの雑誌の記事で、艦これ運営が『お祭りは終わるけども、その終わったあとの余韻のようなものも大切にしたい』というような趣旨の発言をされていたように思います。
今までゲームにしろ、イベントにしろ、私は一方的に消費する側であって、コンテンツが終了というのは、あまり考えたくない恐怖要素です。
良いイベントに参加した後、また見たいな、参加したいな、と思う一方で、次回はあるのか、このコンテンツはいつまで続くのか、不安もまた募るのです。
ただ、自動車趣味者としての私にとっては、終わったコンテンツとの向き合い方がある程度完成されています。
BC5型初代LEGACY RS typeRA、販売終了からすでに25年、新しいことなど何一つありません。
ディーラで面倒を見て貰えるとは言っても、部品も無ければサポート体制も無いに等しく、当時をしるメカニックの腕と経験だけが頼りの環境にあります。
時間はかかるけども、先人の知恵や経験を掘り起こし、自分だけの方向性を打ち出していく、それが終わったコンテンツとの、私なりの向き合い方なのだと思います。
クルマで言えば、とにかく距離を走ることが、私とLEGACYの間にある絆なのです。
さて、艦これに話を戻しましょうか。
いや、艦これに限った話ではないのですが。
クルマのように、コンテンツの主体が手元に残るもの、これはその後もいくらでも遊びようがあります。
しかし、艦これは主体がソーシャルゲーム、サービス終了とともに遊ぶことはできなくなりますね。
であるならば、主体を世界感と捉えると良いのかもしれません。
そのために、あらゆるイベントを通じて、艦これ運営から世界感を共有させてもらい、自らの中に確固たる世界感を構築していく、そんな作業の最中なのかもしれません。
今回のイベントでは、アニメ化の発表がありました。
アニメ1期は多くの意見があろうかと思いますが、今回は運営が公式にストーリを手掛けるということで、これもまた、世界感の引き渡しなのだろうと思っています。
あまり憂鬱な内容ばかりでも仕方ないので、最後に。
イベントにはX JAPANのTOSHIが登場したのですが、完全にロックスターでした。
久々に叫んでしまいました。
T-Squareの伊東たけしさんのサックスも存在感があり、力強く、素敵でした。
藤田咲さんの晴着姿も美しかったです。
2019年になりました。
今年は前に進む、そう決めていました。
考えていることすべては難しいでしょうが、一つでも二つでも実行できるよう、頑張っていきたいですね。
あけましておめでとうございます。

Posted at 2019/01/05 22:53:23 | |
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