
買ってしまいました・・・。
自分の小遣いからではありますが、嫁さんからは「突然、何を思って?」と、白い目で見られながら・・・。
『突然』というわけではなく、数年前から「スポーツチャリが欲しいなぁ。」とは思っていたのです。ただ、素人ゆえ、自転車の種類も目的もハッキリしないままの「欲しい。」でしたが。
1年程前、マウンテンバイクを趣味としている友人に相談したところ「何がしたいかによって買うバイクが違ってくる。」と言われ、「通勤。時々、何でもできるやつ。」と答えたところ、「じゃあマウンテンバイクかな。」ということで数社のメーカー名(無知の世界なので聞いたこともないメーカーばかり。)を教えてもらいサイクルショップなる店へ行きました。
私が中学校に進学するときに親に買ってもらった通学車が5万円くらいだったという記憶があったのと、ここ数年、自転車はホームセンターで1~2万円の物しか見た事が無かった為、「今の時代、5万もあればそこそこのチャリが買えるぞ。」とお店のドアを開けた瞬間にカルチャーショックを・・・。安くて10万(スポーツサイクルどころかシティサイクルでさえ・・・。)。見せてもらっったカタログには、そこそこというのは20万クラス。上位になると40~100万円!
「なんだこれは・・・?」
あまりの予算額の開きと無知からくる場違いさから、検討用にお店のおすすめ【TREK(トレック)】(ツール・ド・フランスで個人部門7連覇をした人が使用しているメーカー)のカタログを貰って退散・・・。
その後、とりあえず自転車雑誌を購入し研究しました。巷ではロードバイクが流行っているらしいですが、「何でも」という使用スタイルに合わないので逆らってマウンテンバイクの方向性で決定。そして、『MTBオールカタログ』等を購入して研究している内、素人ながらに憧れるようになったのは【CANNONDALE(キャノンデール)】という会社の独特の個性。左側フォーク1本での前輪片持ちによる『LEFTY』というサスペンション等々のアイデアをはじめ、シルエットや色でも他のメーカーには無い存在感がありました。
この会社、「HANDMADE IN USA」というポリシーを持ち、全てのフレームをアメリカにある一工場で設計・生産していた為に他メーカーよりも割高。やはり安くて11万円。「うーん。」と思っていたところ、2008モデルから「より多くのユーザーにキャノンデール製品を・・・。」という理由で下位グレードを台湾工場にて製作しコストダウンが計られ(約6万~。)ました。実はその理由は表向きで実際は経営難。つい2月の始めにも買収されたばかり。会社的には???です。個性的な機能も、素人の私には本当に凄い機能なのか知りません。しかし、気になる存在になってしまった以上【CANNONDALE】社の製品に決めました。
当然、『LEFTY』(部品だけで12万円~。)やリアにもサスペンションがついた上位車種を買う資金もありません(知識も技術も無い。)し、今後のめり込むかどうかも不明なので台湾製クラスです。これでも1年程前の予算からすれば奮発です。
もう少し暖かくなってから通勤に使用していく予定(子供の送迎の都合上、毎日ではないのですけど・・・。)ですが、納車の簡易講習時に早くも想定外が・・・。
ショップ店長 : 「歩道から車道へ段差を降りる時は、まず前輪を浮かして降り、それから後輪を浮かして・・・。まずは5cmくらいの木をまたいだりして練習を・・・。」
私 : 「ガツンと降りてはダメですか?」
ショップ店長 : 「フレームは問題無いですが車軸が保ちません。」
「ダウンヒルやプレイバイクタイプでは無いにせよ、抜重とかすれば多少はいろいろと・・・。少々の階段くらいなら・・・。」と思っていたのですがココまで否定されるとは・・・。
何でも≠全マウンテンバイク。おとなしく安全運転で乗りましょう。
Posted at 2008/03/29 21:48:12 | |
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