
「レヴォーグ Enjoy DRIVING EXPERIENCE in お台場」に応募していたのですが、な、な、なんと、抽選で352名対象の(プリクラッシュブレーキ体験試乗+パイロンコース体験試乗)だけでなく、さらに抽選で66名が対象の(高速道路体験試乗)も当選してしまいました。
ここで、くじ運を使ってしまうのも「う~ん」という感じもしますが、今日体験試乗、行ってまいりました。
会場は、お台場の青海駐車場(ビーナスフォートやトヨタ・メガウェブの向かい側の駐車場)です。
時間の関係からか、先に「高速道路体験試乗」からでした。
2.0L・GT・Eye Sightに乗車。(当然ですが)試乗中は危険なので撮影禁止ですので、試乗中の写真はありません。
青海一丁目交差点を左折してずっと南下し、突き当りをゲー
トブリッジ方面に左折してゲートブリッジを渡り、新木場の交差点を左折。首都高速新木場入口から有明出口まで高速体験し、会場に左折で戻ってくる約30分程度のコース。
途中、オービスやスピード取締多発地域がありながらも、交
通量少なく道幅の広いルートなので、フル加速2回や、EyeSight Ver.3の機能を十分試すことができました。
2.0L・DITターボは強烈。一般道で40km程度からフル加速した際は(何故か)踏んだ最初の0.5秒間くらいもたつきましたが(ちなみに、エクはどんな場合でも踏み込み始めはもたつく?)、高速料金所からフル加速した際は、もたつくこともなく、一気に100km超へ。とてもスムーズかつ爆発的な加速で、"未体験ゾーン"でした。DIT恐るべし。CVTも全然違和感なかったです(比較の問題ですが、1.6Lの方が若干CVTっぽかった)。
また、出足の加速感が良く、Iモードでもまったく不満が無い感じがしました。エクのSIドライブだと、IとSとS#はそれぞれまったく別のエンジン(まあマッピングが変わるので当たり前ですけど)のような感じですが、レヴォーグでは加速感は異なるものの「フィーリング」は似ている感じ?です。(Iでも違和感なし)
このコースだと、路面がスムーズなところがほとんどではあ
るものの、安定したフラットな乗り心地は、素晴らしかったです。GTのダンパーはKYB製らしいですが、これだったら、激しい走りをする人以外はGT-Sでなくても良いかも...。
個人的には、KYBよりショーワ(エクはショーワ)の方が好きですが、もしかしたら急速にT系のKYBが進歩してきているのかも。
エクのスペBも試乗したことがありますが、けっこう脚固い感じがしてました(あくまで個人の印象)。今回、GT-Sは乗りませんでしたが、これだったらGT-SでなくGTでも良いかな?という(今のところの)印象です。
高速試乗戻ってきてから、プリクラッシュブレーキ体験試乗とパイロンコース体験。
プリクラッシュは、Ver.3では50kmからの完全停止可能となったため、50kmまで(ほぼフル)加速しての制動でしたが、想像していたよりGがありませんでした。少し手前から弱くブレーキがかかるそうで、"準備状態"からの"余裕を持った"緊急ブレーキ、というイメージですが、きちっと完全停止します。
あと、バック時のMaxスピードを3段階設定できるのと、アクセル開度が大き過ぎると自動的に燃料カットするのも体験できました。
パイロンコース体験では、インストラクションで1周した後、1.6と2.0の両方で1周ずつ体験できました(ゆるいスラローム→フル加速からのブレーキング→きつめのスラローム)。
ともかく、剛性が高いのが感じられ、ロールはあまりせず限界近くでもきしみ音等全くせず、挙動が乱れるところが本当に全く無かったです。逆にコーナリング時の姿勢があまりに安定しているので、ついスピードを出してタイヤの限界が予想より早く来る(タイヤが鳴く)感じです(タイヤがダンロップの少しエコよりのタイヤな影響もありか?)。
ともかくあまりに剛性が高く安定しているのがはっきりわかるので、「STIと同時期の開発」で「STIのワゴン版」といっても過言では無い気がします。
ただ、先日の某雑誌の筑波トライアルでは1分10秒台だったらしく、BPの1分8秒台には届かなかったらしい。それだけBPが凄かった、ということでもあるかもしれないが(エクはBPの血を引いて7人乗りながら1分14秒台)、「もっといけるハズ?」というハテナ・マークも浮かぶものの、そんなことどうでも良くなるくらい、剛性の高さからくる「気持ち良さ」があるように感じましたです。
ともかく、これは「すんごいワゴン」を開発・製品化したもんだ。何とか上手く宣伝して、たくさんの人に試乗してもらってもらいたいと切に思います。(私は当分買えないけど...というかエクの広大なガラス・ルーフが好きなので...レヴォーグは剛性重視でガラス・ルーフの設定なし)
世の中「クルマ=部屋の延長」で「クルマ選びは旦那以外が決定権」という時代だから...1万4千台のバック・オーダーが捌けた後にどれくらい売れるかが勝負?
ちなみに、帰りにT社のメガ・ウェブにちょっと寄って新型ハリアーを見てきましたが、内装に関しては"10年くらい先を行っている"感じでした。走りに興味が薄く、内装重視の人はハリアーとか相当魅力的なのでは?でも、レヴォーグもアイボリー内装(本革オプション)は相当良かったっす。
個人的には、レヴォーグのようなクルマが存在感を持ち続けてほしいです。
Posted at 2014/07/07 00:19:44 | |
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