初恋の人からケイさんへお手紙が届きました。
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ケイ、元気にしてる?
今でもバタフライナイフを見せびらかしていますか?自慢のナイフを先生に取り上げられていたケイをなつかしく思います。
泣きじゃくる私にケイが「おまえは体だけの女だ」と吐き捨てお別れすることになったあの日から、もう25年が経ったのですね。月日が流れるのは早いものです。
あ、そうそう、お手紙を書いたのには特に理由はないんです。ただ部屋の掃除をしていたらケイからの昔の手紙が出てきたから、なつかしくなって。びっくりさせてごめんなさい。
今あのころの付き合いをあらためて考えてみると、なんだか、私が空回りしていたのかなぁと思って恥ずかしくなります。ケイは、なんだかんだと文句ばかり言う私に「そのツンツンしたところがかわいいんだよな」なんて理解を示してくれたけれど(何様だとも思ったけれど)、私はずっと子供のままでしたね。あのころからすでにケイはおじいさんのように穏やかでした。
私にとっては8人目の彼氏でしたが、そういえばケイにとっては初恋の相手が私でしたよね。最初のころのケイはキスすら歯に当てる下手さでがっかりしたものですが、最終的には妙に自信をつけていましたね。勘違いとは恐ろしいものです。
告白のとき、ケイは「おれにはおまえ以外の女はいらない」って言ってくれましたよね。私もあのころ同じ気持ちだったし、とても嬉しい気持ちなりました。その言葉、本当だったらよかったんですけどね。
総括して言うなら、私はケイと付き合えたことを、本当に感謝しています。ケイのような人と出会えたからこそ、私は忍耐力が鍛えられましたし、男性選びに慎重になりました。本当に感謝しています。
いろいろ書きましたが、私はそんなケイのことが好きでした。これからもケイらしさを大切に、当時本気でやっていた透視の練習も続けて(笑)、新しい誰かを幸せにしてあげてください。
またいつか会いましょう。では。
P.S. よく「おれは爪の白い部分が広い!」って見せ付けてきましたよね。どうでもいいけど…。
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なんじゃ?( ̄∇ ̄;)
爪の白い部分・・・
逆に・・・
無い
※コメントは入りません(凹爆

Posted at 2009/03/12 21:03:30 | |
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