声優の水谷優子さん
17日に乳がんのために死去した声優の水谷優子さん(享年51)が、パーソナリティーを務めていたラジオ大阪の「一生ポリケロ」(土曜深夜0・30)が21日深夜に放送され、同番組で共演で作家のあかほりさとる氏(51)が水谷さんを追悼、同番組は次回28日深夜の放送をもって終了することも発表された。
水谷さん死去後初の放送となった番組冒頭で、あかほり氏が「23年目に入ったポリケロなんですが、次回で終わりにしたいと思います。やはりポリケロですからね。一人になってしまったので続けろと言われても続けられません」と告げた。
あかほり氏は「5月17日に病院に駆け付けたが、看取ることは出来ませんでした」と話し、それが水谷さんの意思だったことも明かした。
水谷さんは最後まで、自分が弱っているところを見せたくなかったのだという。
突然の別れに「何て言えばいいんですかね…。悲しいとかなんとかいうよりも、現実感が何もない。だってずっと一緒にやってきて、2週間前まではずっと普通だった。病室で動かなくなった優子ちゃんを見て、何やってんの!?ってほとんど怒ってましたね」と振り返り、「泣いちゃいけないと軽口を叩こうと思ったが、いつも以上に言葉が出なかった」と悲痛な胸の内を吐露した。
生前の水谷さんについては「私はただの素人。プロである優子ちゃんがいてくれたこそポリケロが成り立っていた。私はそのプロ意識を意識することがなかったが、それこそが水谷優子のすごさ」と語った。
初めて会った時の思い出や、大きなけんかを3回したことも懐かしそうに回想し、番組終盤では「最後のあいさつができなかった。悔しいですけど、納得することにします」としながら、「優子ちゃんにはやられたという思いでいっぱい」とその逝き方に脱帽した様子だった。

Posted at 2016/05/23 16:42:35 |
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