当初、届け先は越後川口IC近くのホテルでしたが、まだ到着する時間が見えないということで最終的に柏崎市役所までの配達となりました。
高速は長岡ICまでは行けますが、そこから先の北陸道が通行止めの為、再び高速へは乗らずにいい感じのワインディングの下道を通って柏崎へ。
距離的には30km程なんですが、2時間30分近く掛かりました。
途中、進むにつれて道路が崩落や道路の隆起、土砂崩れなどあり思うように進めないのと、災害救援車両(自衛隊、警察、救急、マスコミ、電力会社、ガス会社)の車の渋滞に巻き込まれなかなか進まない訳です。
柏崎市内に入ると家屋の倒壊やブロック塀の倒壊があちらこちらにあり、揺れの凄まじさを感じました。
何よりも一番被害を感じたのが、停電です。
自分は柏崎の漁港に年1回ぐらい行くんですが、夜は街がもっと明るいはずなのに、町が真っ暗なんです。
信号機も大きい信号機は辛うじて点灯してるんですが、普段深夜は黄色点滅等の信号は消えてるんです。
国道でも大きなところで点灯していない信号の場所では近県から応援で駆けつけている警察官が誘導していました。
街灯も中心部の一部を除いて消えています。
倒れた電柱を修復している電力会社の工事も突貫工事で行われてました。
真っ暗な民家の横で多くの人が車中泊をして過ごしてました。
電力が復帰している所ではかたずけをしている人もいました。
走行してるうちに柏崎市役所に到着しまして無事配達出来ました。
夜中なのに市役所周辺は、夜中のに自衛隊、警察、救急、マスコミの中継車でごった返していて、大晦日の夜みたいな大勢の人で、一種異様な雰囲気でした。
市役所敷地内には仮設トイレも設置されていました。
帰宅するのに途中営業していると思われるコンビニに立ち寄りましたが、棚にはほとんど商品は無く、お弁当も先程配送が着たとのことで何とか提供できてる感じでした。
店内の床はビンなどが割れて拭き取りはしてありましたが、ベトベトでした。
地元の住民の方がインスタント麺などを箱買いしていく人もいました。
コンビニの店員さんは前回の中越地震に比べれば揺れはそんなに酷くなかったけど、また中越が・・・と言ってました。
帰りの高速でも対向車線に多くの災害救援車両とすれ違いました。
自分は、途中仮眠を取りながら帰宅したのが朝の10時。風呂に入りそのまま仕事してます。仕事忙しくて大変かもしれないけど、被災に遭われた人に比べれば・・・。
携帯のカメラで撮った画像(荒いですが)を
フォトギャラリーの中越沖地震にUPしました。
中越沖地震で被災された方々の早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
Posted at 2007/07/17 17:55:44 | |
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