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関東方面から冬の信州へEVでも出かけられるようになりました。
中央道八ヶ岳PAと谷村PAで電気自動車用急速充電サービス開始

これまでは東京から真冬にEVで信州へ行くには「修行」が伴っていました。
寒さを我慢して暖房を切り節電しなければ走行に必要な電力が確保できなかったからです。

ネックになっていたのが双葉SA→諏訪湖SAの区間。



新車状態のリーフでも、4人乗り、ノーマルタイヤで気温がマイナス5度なら80％充電だと電欠です。


当然ですが、バッテリーが劣化した初期型は、冬タイヤに履き替え、暖房を切り、積載重量を減らして、さらにスピードも落として1セグ欠けくらいなら何とか辿りつける状態でした。
気軽なドライブとは程遠かった。


これからは八ヶ岳PAで経路充電できるから何の心配もなく温かくして冬の信州へおいでください。


残るは冬の名古屋から信州への充電器不足です。
恵那峡SA→駒ヶ岳SA間は阿智PAへの設置が計画されているので早期の完成を期待しています。
しかし、駒ヶ岳SA→梓川SA間の設置計画がないために不便を強いられる状況は変わりません。

NEXCO各社に要望するのは、
１）すべてのSAPAに急速充電器を設置する
２）滞在時のながら充電用中速充電器と、先を急ぐ経路充電用の100kW急速充電器の併設

大容量電池EVが２～３年先には走りだしているので、今から計画しても遅いくらいです。

米国ラスベガスで開幕したCES16において初公開されたフォルクスワーゲンのコンセプトカー『BUDD-e』がすごい。

バッテリー容量は101kWh！
それを15分で80％充電できる。

80kWhを15分で充電してしまう超高速充電だ。
新型リーフが搭載する30kWhの容量までなら6分かからない。

大型バッテリーは航続距離が長くなるだけではなく、充電時間がガソリン車並み、いや利便性からみるとガソリン車を凌駕する。

BUDD-eは2019年にユーザーの手元に届けられる。
３年後には大容量、超急速充電が当たり前になっていると思われる。
ガソリン車の時代が終わります。


【CES16】VWのマイクロバス、EVで復活…最大600km走れる「BUDD-e」

リーフを使いこなすために、とても有用なアプリがLeafSpyです。
アプリを使うためはOBD-ⅡコネクタにELM327スキャンツールを接続します。
しかし、社外品の通信機器なので、メーカーとしては取りつけて欲しくない。

ましてや重要な情報を取り扱うOBD-Ⅱコネクタは神経質になります。
ほとんどのユーザーでは不具合もなく便利に使える社外品の通信機器なので、リスクはそれほど大きくない。

先月の24日には、日産が車種を特定せずにリコール関連情報として記載しました。
ほとんどのユーザーは目にすることがない「お知らせ」という位置づけです。
LeafSpyを使うことによって得られるメリットと比べると、メーカーの意向に沿う必要は感じません。

しかし、LeafSpyをOBD-Ⅱコネクタに接続して不具合が発生する事例もあり、LeafSpyの開発者に協力して原因究明を目指しています。
目途がついてから報告しようと思っていましたが、日産のリコール情報に記載され、あちらこちらで話題にされるようになったので、現状について投稿しました。


【関連情報】

ホーム＞リコール関連情報＞保証期間延長などのお知らせ

2015/12/24 OBD-Ⅱコネクタへの社外品の通信機器装着について


日産の記載内容からしてLeafSpyなどのアプリを問題にしているのではなく、粗悪なELM327 OBD2スキャンツールを意識しているのではないかと捉えています。
日産が画像を掲示しているので、同型の製品は避けた方が良いでしょうね。

また、データーを読み込むだけの機能を利用しているならリスクは小さくても、ELM327 OBD2スキャンツールを介して車を操作する機能を利用するのはリスクが大きくなると思います。

新型リーフの納車が遅れているようです。
当初は年明けに続々と納車される見込みでしたが、現時点では五月にずれ込んでしまうとのディーラーの見解です。

一般客だけでなくディーラーの試乗車など店頭に並べる車でも確保するのが難しい状況です。

注文が殺到して生産が間に合わないのか。
性能に不具合があり生産が滞っているのか。
正式なアナウンスがないので状況を把握できていませんが、一定期間モニターして性能を把握できる機会がちょっと先になってしまっています。

早くバッテリー性能を確かめたいですよね。