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Rakkiの愛車 [日産 リーフ]

整備手帳

作業日:2017年12月18日

バッテリー容量87%から100%復帰記録

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 12時間以上
1
初代リーフ後期型30kWhの新古車といっていい1700km走行の中古車を入手したのが11月11日。
その時点でバッテリー容量は90%まで低下していた。
想定を超える劣化に驚いた。

そのまま100%充電して日常走行したらバッテリー容量が87%まで急降下。
これは危機的な状況だと日産に相談したが、バッテリー容量のリセットは販売店ではできない。
以前はできたのだが、日産本社ができないようにしてしまったのだ。

やってくれないなら自分でやる。
24kWhリーフで培ったバッテリー再生のノウハウをベースに30kWhリーフなりの特性を加味した劣化防止方法と再生方法を考案する。
即実行に移したのが11月17日~18日の新潟へ600kmドライブ。

往路は何も意識せずに高速走行するとじわじわと再生する。
バッテリーが実力以下の容量とされているために自然に回復しているのだろうと推察する。
復路は、200km以上の高速走行と急速充電を繰り返し、満を持して再生走行に挑戦する。※再生走行1
面白いようにバッテリー容量が増える。(Leafspyの表示では健全性を示すHxが上昇する)

一週間は50%充電で劣化を止めて日常走行。
翌週末は土岐のプレミアムアウトレットへ買いものに出かけた際にも再生走行に挑戦した。
距離は若干不足気味だったが、無理やり再生させた感じ。※再生走行2
そのせいだろうか距離に対してバッテリー容量の増加が少し鈍い。(グラフが少し傾いている)

三週間ほど50%充電で劣化を止めて日常走行。
12月17日~18日に犬山~三河湾~浜名湖へ500kmドライブでバッテリー容量100%を目指す。
往路は140km走ったところでたっぷりと急速充電して再生走行したところ、途中で頭打ちになってリバウンドしてしまった。※再生走行3
バッテリー温度が低かったことも影響しているのかもしれない。

復路は、往路の反省を生かして180km走ってバッテリー温度を十分に上げたところから70%まで急速充電して再生走行に挑戦。
リバウンドする前に残量を50%にしてしまう作戦だ。
作戦は見事に的中して、めでたくバッテリー容量100%を達成。※再生走行4

再生走行とは勝手に名前を付けているのだが、30kWhリーフならBレンジに入れてアクセルをべた踏みで加速、狙った車速になったらアクセルを一気に戻すことで回生フル発電する。
この動作を繰り返すことでバッテリー容量は徐々に増えていく。
空いている高速道路か山道が他車の迷惑ならずにやり易い。

コツとしては、一日の最後の急速充電まで連続走行して、70~80%程度の急速充電後に再生走りに挑戦すると良いだろう。
再生現象が頭打ちになってもバッテリ残量に余裕があると残量50%までは劣化してしまうことがあるから欲を出し過ぎない方が良い。
再生走行するまでは充電を50%に抑えられれば完璧だが、意識せずに急速充電と高速走行してもそれほど劣化しない。

リーフのバッテリー管理ソフトの癖を逆利用したバッテリー容量の再生法だが、劣化したバッテリーを化学的に復活させることはできない。
あくまでも見かけ上のバッテリー容量を上げるための方便だが、10万キロくらいまでは有効だろうと考えている

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この記事へのコメント

2019年11月20日 9:18
こんにちは。
「リーフのバッテリー管理ソフトの癖を逆利用したバッテリー容量の再生法だが、劣化したバッテリーを化学的に復活させることはできない。
あくまでも見かけ上のバッテリー容量を上げるための方便」
ということですが、実施することのメリットはなんでしょう?
現状、初期型リーフで急速充電器の充電率と車内のメーターでの表示の差が20%ほどあります。その表示を直せるということですかね?
電池そのものを回復させることはできないと思っています。
それとも、管理ソフトのずれによって、本来はっきできる能力が制限されている(10kwhの能力があるが、8kwhになってしまっている)ので、その範囲を広げることができる?みたいなことでしょうか?
本来の化学的な劣化よりも、管理ソフトの設定がずれることによる制限の方が大きくなって、大幅に劣化したように見えているということになりますか?
leafspyもあり、SOHなどがわかるのですが、その辺も、いわゆる実測値ではなく、換算値なので、回復走行(0-100%の再測定)を行うことによって、あやまって制限されているものを、正しく直すことができると解釈してよいでしょうか?
例えば、実測で8kwh程度の満充電だったものが、10kwhになり、実走行でも10kmほど長く走れるようになるなど。
ところで、巷で、普通充電(ACで内臓充電回路)で、容量が回復する(バランス充電により各セルのバランスが整えられる?)というのがあるようですが、DC(チャデモポート)での充電(leaftohomeでの倍速充電や急速充電での100%までの充電)においても、バランス充電ができるのでしょうか?
よろしければ、ご教授をお願いします。
コメントへの返答
2019年11月20日 17:06
リーフは見かけ上のバッテリー能力を基本にしているので、再生すると実際に使える電力が増えます。
逆に言うと、見かけ上の容量が減っていると実力よりも少ない電力しか使わせない制御が働いてしまいます。

充電器とリーフのメーターの差が再生走行によって是正されるかどうかは分かりません。

普通充電でバランスが整えられるというのはガセネタです。
少なくともリーフには当てはまりません。
普通充電だけで運用するとみるみるバッテリーが劣化するのがリーフです。
2019年11月22日 15:07
なるほど、再生走行によって、BMSが誤って認識してして、ドンドン使えない方向(フェールセーフ??)になっている可能性があるので、正常に戻せば、本来の能力(劣化してるけどw)に、回復?する可能性があるということですね。
再生走行を試してみたいです。なんとなく、イメージとしては、高負荷(大電流)を流して充放電(充電は急速充電器、放電は、高速走行か、登山でいいのかな?)すればいいのかな?一般道では難しそう(速度が出過ぎ?)なので、高速道路なんでしょうけど。富士山があるので、限界まで登って(登り負荷)、下りてくればいいのかなぁ。エコモードでも航続距離が30㎞程度なので、近くの山でもよさそうな気がしますw
バランス充電は、多分、どの充電でもしてますよね。80%超えてから速度が遅くなるのは、バランス充電に切り替わっているからかなぁと。
普通充電で運用すると、劣化する(BMSの容量検出が狂ってくる?バランスが崩れる?)というのは、初耳でした。
コメントへの返答
2019年11月22日 17:22
再生走行のやり方は本文に書いてある通りです。
高速道路がやり易いですが、慣れれば一般道でもできますよ。

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