この日の撮影実習、集合場所が神戸の兵庫県立美術館というところでした。
震災以降、復興住宅がたくさん建てられたエリア「HAT神戸」にあるようです。ここで「何を撮るのですか」と先生に伺ったところ、「美術館の中には入りません。この辺りで何枚か撮ったあと、神戸港の方に移動します。」とのこと。それを聞いても、この周辺で何を撮るんだろう・・・?とはてなマークの私は重ねて先生に「で、先生、今回の撮影のテーマって何ですか?」と尋ねました。先生は笑って「光と影ですよ♪」と一言。結局私はよくわからないまま、撮影当日を迎えたのでした・・・。
今、あらためてWikipediaを見てみると兵庫県立美術館は・・・「建築家安藤忠雄により前面の海に接するなぎさ公園と一体化して設計された。 館内は通路が巡らされ、建物そのものを鑑賞の対象とするような空間で構成されている。」と載ってます。撮影の対象は、この美術館の建物そのものだったのです。
当日の先生からの撮影チェックポイントは・・・
・安藤忠雄さんの建物は光と影を計算されて建てられているので、それを撮る。
・絞りはF11前後で絞って撮る。
・露出はアンダー気味、マイナス補正をして撮る。
・時間によって影の出る場所が刻々と変化するので、いいタイミングを見つけること。
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最初に撮ったのは海に面した美術館の裏側にあるオブジェ「なぎさちゃん」です。かなりアニメチックな奇妙な像なので、後ろ姿だけにしました。
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大階段を上り詰めるとそこには「大ひさし」が海へせり出しています。
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大ひさしの間の階段から、階段を上がると「風のデッキ」があります。
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ここが人気フォトスポットの「円形テラス」です。展示棟とギャラリー棟、そして海と山をつなぐ美術館のシンボルです。
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逆光の中で撮る人。
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アイビーの光と影。
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樹木は1本しか見えないけれど、影はいっぱい。
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山本先生が何かを撮ってます・・・。
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それはさざ波の立つ海のような岩のつくる光と影でした。
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吹き抜けから差し込む光。
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「円形テラス」の下から見上げて。
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ここからはなぎさ公園を歩いてはるかポートアイランドまで歩きました。
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コンクリート製の横長の穴はまるで神戸の港を写すスクリーンのようです。
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無機質な金属製の橋の下です。
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「神戸大橋は、兵庫県神戸市中央区にある本州側の新港第四突堤とポートアイランド間に架かる、日本初のダブルデッキアーチ型鋼橋である。」だそうです。
クルマでは何度も渡ったことがありますが、歩いて渡ったのは初めてです。
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神戸のポートタワーやMOSAICが見えます。この日は少し黄砂でもやっていました。
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24-105mmレンズの広角側でPLフイルターを調節して一番海の色がきれいになるところで撮りました。
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ポートアイランド北公園の幾何学模様のタイル。
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前にも撮ったことのある、神戸大橋の底面。真下だと面白くないので斜め構図にして神戸の遠景を入れてみた。
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神戸ベイクルーズのロイヤル・プリンセス。関西最大級の豪華遊覧船らしい。一度乗ってみたいかも。
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まるでガンダムかなにかのような橋脚です。光の反射する位置を考えて撮りました。
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ポートピア大橋と神戸大橋が一番きれいに見える構図。ポートピア大橋はポートライナーが走る橋です。
ここまででスマホの万歩計を見ると11.2km、歩いていました。
みんな歩き疲れてヘトヘトで先生も、ちょっと遠すぎたなぁとすまなそうにされてました(^^)。
スナップ撮影は、かれこれ京都に行った時以来かも知れません。苦手意識があるんですけど、神戸のまちは、撮ってて楽しかったです。
また、この次の日も同じ神戸に来ることになるんですけど、それはまた次回のブログで・・・。
最後までご覧いただき、有難うございますm(__)m
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Posted at
2017/03/21 21:42:19