
お友だちのNEWAGEさんが来られるということで、関西のクルマ好きの聖地、六甲山にドライブに行ってきました。
待ち合わせは西宮北IC、六甲山の北側になります。有馬から芦有で上がれば手っ取り早いのですが、裏六甲から上がることにしました。
先導して走るのは緊張します。いきなり出る方向を間違えました。(^_^;)
裏六甲ドライブウエイは勾配があるタイトなワインディングです。テクニカルなコースでバイクに乗っていた頃から一番好きなコースでした。
最徐行で上がる先行車がいたので、私たちも時速20~30km/h程度で、道路脇に咲いた紫陽花を眺めながらのんびり上がりました。この前みんカラでクルマを草っぱらに駐めて写真を撮っておられるのをみたので、何処かなぁと探してみたのですがわからず・・・。
そこから西六甲ドライブウェイで西方面へ。
向かったのは奥摩耶ドライブウェイです。こちらは比較的中くらいのRのコーナーが中心で、大きく回り込んだコーナーが多い道です。私もFLAT4号で走るならこの道が一番相性がいいと思います。道端をハイカーやチャリダーが通っているので、コーナー進入は慎重にゆっくりで、出口がクリアーなのを確認してアクセルを踏みます。それでも息の長いコーナーが多いので、とても気持ちがいいです。みんカラではもっぱら芦有ばかりが有名になってますが、私はこっちのほうが好きかな~♪
FLAT4号があまりにも楽しそうに走っているからか、NEWAGEさんが「一度隣で運転してるのを見てみたい」ということで、NEWAGEさんを助手席に載せてFLAT4号だけもう一往復しました。
当初はここからランチorコーヒーに行くつもりが、ちょっと展望を見るためにもう一箇所、再度山からヴィーナスブリッジへの再度山ドライブウェイに行きました。ここは途中かなり狭いところもあります。ちょうど軽自動車が先行車だったので、ここものんびりペースで行きました。

ここまで来ると神戸よりさらに西側のまちが眼下に広がります。
180度のパノラマビューです。
景色を見てのんびりしたあとは、また来た道を戻り、ランチスポットに向かいます。
再度山から西六甲へはタイトなワインディングが延々と続きます。ルームミラーに映るNEWAGE号との車間距離を確認しながら、Rの小さいコーナー手前では大げさに減速して、「次はヘヤピンですよ」とお知らせします。
途中から徐々に立ち上がり重視のラインでスピードを上げて、4WDならではのトラクションパワーを楽しみます。リズミカルに続くコーナーに合わせて左右に大きくロールさせながら、狙ったラインをトレースしていると、まるでバイクでハングオンしながらコーナーを攻めている気分です。
エンドレスに続くタイトなワインディングにNEWAGEさんもだんだん馴れてこられたようで、立ち上がりでもピタッと後ろに着いてきてはります!!トータルではゆっくり走っているのですが、コーナーの出口でルームミラーを覗くとMT&LSD付きのFLAT4号にぴったり追従しててビックリ! (普通、同じ速度なら後続の車はワンタイミング遅れますよね)さすがtS、そしてNEWAGEさんのドラテクですね。

ランチは天覧台にある、TENRAN CAFEに訪れました。

ここからは六甲アイランドやポートアイランド、神戸空港などが見下ろせます。

お料理はGalaxyS8で撮ってます。最近のスマホはこのくらい背景がボカせます。
ランチの後は、芦有ドライブウェイ。定番の東六甲展望台です。
ここでは互いの車でも試乗を楽しみました。
FLAT4号に比べるとWRXS4tSはボディ剛性、そしてフラットライドなロール剛性の高さを感じます。ステアリングもシャープで操舵角も小さめです。タイヤもワイドなのでかなり限界は高そうですね。
FLAT4号のステアリングもNEWAGEさんに握っていただき、私は助手席で動画を撮ってみました。
動画は私のコーナリング目線です。コーナーの奥に視点を向け、クルマがロールしても目線は水平か逆に傾けていますね。
再生速度は倍以上に上げてます。このスピードで走れるクルマはありませんので(^^)
夕方になってきたので芦有ドライブウェイで山を降り、サンシャインワーフへ。
私もNEWAGEさんもこの手のイベントは初めてでしたが、色んなSHOPの方のお話を聞くのは楽しかったです。
主にWRXの足回りについて聞いてみましたが、やはり顧客のほとんどは「ロールせず、乗り心地がよく、車高を下げたい」というニーズだそうで、「走り」とか「減衰力UP」を求める声はほぼ皆無だそうです。PROVAの方もFLAT4号のアイフェルのようなサスペンションはもう作れないとのことでした。(求めるなら40万円のレーシングダンパーKITしかないそうです。)減衰力を上げたショックアブソーバー単品なども、今はまず売れないそうで、売ってるお店はありませんでした。
ロールしない硬いバネに柔らかいショックアブソーバーの組み合わせは、最近のスバルだけかと思っていましたが、アフターパーツメーカーもどこも同じなんですね・・・。「オーダーメードで作るしか無い」とはっきり言われました。
見た中では唯一、HKSのストリート用車高調整KITで「マックスIV GT Spec-A」という製品が、ラリードライバーの新井敏弘選手が開発に携わっていて柔らかめのバネとたっぷりなストロークで適度なロールをキープするそうで、自分の走りの好みに一番近いかなぁと思いました。
HIPERMAX MAX Ⅳ GT Spec-A Tuned by ARAI TOSHI
こんな風には到底走れませんが・・・(汗)
次のクルマはこの足を入れたいなって思いました。今のFLAT4号の足回りは満足してるので、できるだけ長持ちして欲しいですけどね。
気がついたらもう19時を回っていたので、びっくりドンキーでハンバーグを♪
写真は撮り忘れました。(^_^;)
食後はアイスカフェラテでまったりしました。
最後の写真もスマホで撮ってみましたが、さすがにちょっとノイズがひどいですね。
今日は久しぶりに六甲山を満喫して、1日クルマトークをどっぷり楽しみました。
NEWAGEさんも、これほど長時間タイトなワインディングを走られる機会はなかったそうで、ちょっと楽しくなったと言っていただけて、ホッといたしました。(^^)
NEWAGEさん、遠路はるばる有難うございましたm(_ _)m