
第二世代スカイラインGT-R(R32,33,34)の
燃料ポンプはFPCM(フューエルポンプコントロールモジュレータ)
によって三段階制御(6V、9V、12V)が行われています。
そして、時々このFPCMユニットが故障し、路上で立ち往生する例が何件か報告されております。
そこで、故障するリスクを無くす為に純正FPCMと同じ動作をし、純正よりも容量の大きい大電力の燃料ポンプをも駆動できるように製作したのがこのデジタルFPCMになります(=゜ω゜)ノ!
別名はFPCMレスキット…ですかね?
ちなみにアートテック花塚さんで売っているFPCMレスキットはただの直アースなので、自作した方がマシだと思います。
まだ試作機の段階なので、ユニバーサル基板で組んでおり、見た目はよろしくないですが...
量産型はプリント基板になります。
純正品は約30Aまでの電流しか流せないのに対し、このデジタルFPCMは約80Aまで対応している為、ボッシュポンプ等の大電流を必要とする燃料ポンプでも制御出来ます。
燃料ポンプを街乗り領域で省電力稼働させる事により、燃料ポンプの寿命を延ばし、また、燃料リターンによる燃料タンク温度の上昇を抑制させる事が出来ます。
試験稼働の動画
そして、外部スイッチを取り付ける事により、純正と同様の制御モードと、燃料ポンプをフル稼働に固定するモードに切り替えが出来る機能も実装しております。
これにより、最高速アタック、サーキット走行等の即ブローへ結びつく様なシチュエーションでの燃圧のタレを防止することが出来ます。
現在販売開始の準備を行っており、純正FPCMを下取りしての製作になります。
純正FPCMの内部基盤はデジタルFPCMの発送と同時に返却致します
値段は¥6000~¥8000を予定しております。
FPCMのトラブルが発生する前に...
また、社外の大容量燃料ポンプに交換した後に街乗り領域の燃圧が低く、常時フル稼働させている方にオススメ致します。
詳細はメッセージをお送り下さい。
初心者マークのBCNR33、山口
Posted at 2016/03/12 20:05:18 | |
トラックバック(0) |
BCNR33 | 日記