
エルの不具合発生時の状態から
整備要領書で故障箇所を推測してみました。
エルには重要なセンサー類およびシステムに万一異常が発生した場合、他の入力信号により運転状態を推定し、あらかじめ用意してある値にもとづいてエンジン(車両)を安全サイドに制御する
フェールセーフ機能があります。
不具合発生時の挙動から推測すると
エアフローメーター故障または
スロットルセンサー故障と同様のフェールセーフ機能に似ている気がします。
エアフローメーターの故障の場合
、「エンジン回転数とスロットル開度に応じた燃料噴射パルス幅とし、走行を可能とする。ただし、約2400rpmでフューエルカットする。」とあります。つまり2400rpmまでしかエンジン回転が上がらないことになります。またスロットルセンサー故障の場合、
「出力値をある値に固定し、通常走行を可能とする。」とあります。これはアクセルペダルの踏み込み量と関係なく一定のスロットル開度に制御されることになります。
私の場合、不具合状態がずっーと継続する訳ではありませんので、接触不良、半断線の可能性も考えられます。
また、少し手順が複雑ですが、エルには専用のツールを使用しないでも簡易的な自己診断が可能な機能があり、各センサー類の確認ができるようです。診断の結果はエンジン警告灯の点滅パターンで表示されます。(まだ、試したことはありませんが...。)
Posted at 2008/02/07 00:37:54 | |
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