お久しぶりです、235です。
休みが取れないのと、パーツも整備も特にトピックがないので久々の更新になりました。。。
さて、今年は12年ぶりに和製ゴジラが復活しました。
親父から受け継がれたゴジラ好きのDNAが騒いで仕方ないので、今朝観に行ってきました。
2回目をね!(笑
いやー面白かったです!というか怖すぎます!ホント
詳細なレビューはいろんな方が書いてますので割愛しますが、
まだ見てない人に一言だけ、これまでのゴジラとは切り離して考えたほうが良さげです。
さてさて、どうしてこんなことをわざわざみんカラに?というと、
僕の愛車であるGT-Rは海外では「GODZILLA」の愛称がついているから、
そして「シン・ゴジラ」と現行GT-Rに共通点がある!
と思ったからです。
(ですので
本筋はゴジラの話です。)
ではシン・ゴジラとR35、どう似てるのか?というと
①賛否両論ありながら世間に認められた
②海外と戦える
③監督の「一度きりの挑戦」
④次回作はどうとでも作れるようになっている
の4点。
まず①についてですが、R35GT-Rがデビューした時を覚えてますでしょうか?
スタイリング、後部座席の実用性、777万円という価格、改造車を爪弾きにする保証体制など
多くの批判があったと思います。私も「GT-Rでこれは・・・」と思いました。
しかしながら、ニュルでの市販車最速ラップの樹立、世界最新のメカニズム、
圧倒的コストパフォーマンス、レースでの活躍などで、
今日ではその地位は確固たるものとなっています。
シン・ゴジラも同じです。嫌悪感MAXのビジュアル、会議室多めの脚本、エヴァ的演出、そして
形態変化
といろいろ感じますが日本の良さを強く意識させられる熱いストーリーや災害対策として動く
政府関係者・自衛隊の描写は間違いなく好感を持って受け止められています。
そして恐怖と絶望の化身・ゴジラ。
「日本対ゴジラ」とは本当にピッタリのフレーズです・・・。
②についてです。今回のゴジラは間違いなく「史上最強」です。間違いありません。
一発の熱線だけで、心臓が砕け散るかと思いました・・・(^ω^;)
同じく抜群のインパクトを持って登場した2014年のアメリカ版ゴジラは
世界オープニング興行収入・全米オープニング興行収入1位を記録し、
日本でも映画観客動員ランキング初登場第1位を記録しました。
果たしてシン・ゴジラはこれを超えられるのか?今の時点では何とも言えません。
しかし、目安となるデータとして、公開2日間での興行収入は6億2461万0700円。
これはアメリカ版比で122.8%だそうです。
単純比較はできませんが、少なくとも世界中で大ヒットしたアメリカ版と渡り合える存在と言えます。
GT-Rもそう。それまで日本最強クラスのスペックを持っていたスカイラインGT-Rは、
前述のようにR35でニュル最速ラップを記録し世界と対等に戦えると証明しました。
そしてイヤーモデル制により世界最速を維持しています。
③について。庵野監督は制作を引き受けた際、「一度きりの挑戦」としました。
エヴァンゲリオン新劇場版を製作中であったために無理もありません。
水野和敏氏はGT-Rを世に送り出したあと後進に道を譲り退社、結果論ではありますが
こちらも「一度きりの挑戦」となりました。
しかし両名ともその天才ぶりをこの一度にぶつけ、素晴らしい作品を生み出してくださいました。
感謝の極みです。
ここまでで何が言いたいか。
モデルチェンジが近づくR35のたどった道筋から、
ゴジラの行く末を占うことができるのではないか
といことです。
そこで④です。
みなさんはご存知でしょうか、GT-RのPMプラットフォームはクーペだけでなく
セダンやSUVへ転用でき、HVシステム搭載を見越した汎用性のある設計なのです。
まさしく水野氏が残した置き土産、どう料理するかは現商品開発部に委ねられました。
シン・ゴジラ劇中にて、ゴジラの無生殖による増殖の可能性が指摘されました。
それを念頭に置いた上でのラストの尻尾の描写。
公式に言及はありません、解釈は人に委ねられました。
作る意思がある限り、作れるよう配慮された作品でありブランドなのです。
R35から間もなく10年が経とうとしています。
一般的なモデルサイクルで言うと10年は長いです。
時間をかけながらですが、それでもR36の開発は中断することなく続いています。
ブランドイメージを壊すことなく同じ名前で新しいものを作る。難しい挑戦です。
時間が掛かりながらも、作るのであればゴジラもきっとやってくれるはずです。
なにしろ最高の素材を庵野監督は残してくれたのですから。
最後に、劇中の生物学者の言葉を引用して締めくくりたいと思います。
(もしかしたら庵野監督や水野氏も同じことを思ってるのかもしれませんね。)
私は好きにした。君らも好きにしろ
駄文長文になりましたが、最後まで読んでくださいまして感謝致します。