2006年09月27日
一時期、カーボーイという会社がエタノール燃料を販売しておりましたが、税法上の解釈の違いやお上や自動車会社の圧力(燃料系統の安全性の問題での指摘)で取り扱いを止めてしまった記憶があります。
因みに当時ススキノに投資を繰り返しお金がなかった私は、安さに魅かれ当時の愛車である燃料大食いSVXにエタノール燃料を使って見ましたが、3000回転以下アクセルを踏んだときに一瞬のためらいがあり、残念ながらうまくマッチングしなかった記憶があり、使用を取りやめた記憶があります。
燃費は、ハイオクとそう変わりがなかったと思います。
本田が、ガソリンとエタノールをミックスしても性能が安定する車を開発したとの記事を読みました。
あくまでブラジル向けと書いてありますが、一方で日本の市場への軽いジャブと受け取りました。
幸い日本の円は世界の中で強く、まだこの程度の価格で済んでいますが、お隣の韓国では、レギュラーで円換算で200円とか。
原油高は特に発展途上国では深刻な問題でしょう。
以前新聞で、ブラジルからエタノールを輸入して日本でも販売検討との記事が出てましたが、レギュラーの価格が170円に達すればいよいよ現実味を帯びてくるのではないでしょうか。
日本でも何らかの技術<バイオテクノロジーとか>でエタノールを大量生産出来る技術はないものでしょうか?。
事実上世界の石油メジャーが跋扈している現状にドロップキックを食らわせてやれるのになあ・・・。
たとえば土地が広大な北海道で、てんさいから作り出すとか、休耕田で材料となる植物を育てるとか。
今後中国が膨張すればするほど、原油の問題はさらに深刻化するでしょう。
欧米やアメリカはとかく中国に甘めな傾向がありますが、そのツケをしみじみと実感する日はもうそう遠くないはずです。
本当は、わが国が一番敏感にならねばならないはずなのに。
原油もさることながら、食料もそう。
中国は、食料輸入国でもあるのです。
日本政府は、そのことに警鐘をならし、すぐさま対策を立ててほしい。
心からそう思います。
さらに追い討ちをかけるように、莫大な開発費をかけている天然ガス開発のサハリン2がロシアからいちゃもんをつけられ開発に待ったがかかりました。
安倍内閣に期待をするしかありませんですかねえ・・・。
Posted at 2006/09/28 01:07:58 | |
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