めいめいが予定外の事態の為、王子出発が夜8:30となってしまった。給油とトイレ以外は、ノンストップ

400KM走った時点で、先輩と運転交代する。
青森到達が明け方の4:20頃。
危機感から、私は渾身の(マキシマム・アタック)を敢行。
フェリーターミナル手前30KMでの先輩にチェンジ。
フェリー出発まで20分、フェリー会社の方から連絡が入る。
まだ15KM、全開で向かっている事を猛アピール。
出港5分前に再度連絡をくれる事に。
乗員すべてが99%の絶望感を感じつつ、全力を尽くす。
残り5分、携帯が圏外。
私は必死に通信回復を祈り携帯画面のアンテナを見つめる。
4分前、通信回復。
先方の(発電用風車が見えますか)の問いに、必死に周囲を見る。
右手前方の山の上に風車を発見!、直ちに報告。
(何とかします、お待ちしてます)。
その回答を聞くやいなや、また圏外。
3分前、フェリーターミナルの看板を発見!。
向こうを見ると、船が見え、10数人の従業員さんが我々を手招きしている。
2分前、フェリー到着!。
先方のはからいで、既に手続きを済ましてくれていて、そのままフェリー内部に車を滑りこませる。
お礼を言う間もなく、ハッチが閉まる・・・。
直ぐにフェリーは出港・・・。
従業員さんから労いの言葉を受ける、3人はひたすら頭を下げ、安堵感に包まれる・・・。
本当に水曜どうでしょうになってしまった・・・。
その後、3人はしばらく放心状態で海とカモメを眺めていた・・・。
(これで北海道に渡れる・・・)。

Posted at 2007/08/11 22:24:17 | |
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