休みって、あっという間に終わりますよねえ・・。
ということで、連休もついに最終日。
岩手は昨日からの雨が続いておりまして、特に沿岸では避難勧告が出ていたり、高速道路も一部区間で通行止めが発生したりしているようです。
時期柄、帰省等で移動される方も多いかと思いますし、どうか皆さまもお気をつけ下さい。
と、そんな訳で、今日は家の中で過ごすことになりそうですが、昨日アライメント調整のあとにミッションオイル交換もしておりましたので、今日はその辺の話題を。
以前に書いた内容と重複しているかもしれませんが(^^;、その辺はご了承下さいませ。
本題に入りまして、こちらがミッションを下から覗いてみたところで、NAロードスターの場合、フィラーボルト(注入側)は頭が対辺14mmの四角になっているテーパーボルト、ドレンボルト(排出側)は頭が24mmの一般的な?ボルトになっています。
この手のオイル交換を行なう時に注意する点といえば、まず注入側が緩められる事を確認してから、オイルを抜くようにした方が良いかなと。
注入側が緩まないのにオイルを抜いてしまったら、走行不能になってしまいますので(^^;。
こちらが取り外した各ボルトで、テーパー形状になっているフィラーボルトは、締め切ったときに当たる座面がないのが分かりますね。
ドレンボルトはアルミワッシャーがガスケットに使われており、フィラーボルトの方はシールテープもしくは液体ガスケットを漏れ止めに使用します。
フィラーボルトのほうはテーパー形のため、ボルトの座面が当たって止まるというものではなく際限なく締まりますゆえ、私の場合は短めの工具でグッと締めたくらいで止めて、万一漏れたら考えるか‥という感じですね。締めこみ過ぎると、次に外すときに難儀する可能性もありますので。
駆動系オイルのフィーラーやドレンは各社それぞれ形状がまちまちで、記憶にある範囲では今まで乗ったなかで、こういった四角い頭のタイプは今回が初めてでした。
自分が乗っていた時代の三菱車ではテーパータイプは使われていなかったような覚えがありますし、スズキでは逆に四角に凹んだタイプのボルトが使われていたりしますね。
ミッションやデフオイルの注入は、注入口が横に向いている関係上、何かしら圧送する器具が必要となりますので、私はこういったオイルポンプ(大きい注射器)を使っています。
確かアストロで購入した記憶が・・と思ったのですが、同社のページを見ると現在取り扱っていないようですので、もしかするとストレートで買ったのかもしれません(^^;。
ストレートでいうと、恐らく「
Reilang シングルマニュアルポンプ」と同じものだと思います。
本体は金属製で、耐久性を語るほど使用頻度が高くないのであれですが、今のところ注入時にレバー側から漏れてくるようなことは無いようです。
整備工場などでは缶から直接吸い上げるタイプを良く見かけますが、リジットラックにて下に潜って作業する環境ですと、このタイプの方が取り回しは良いかもしれませんね。
このタイプの弱点・・といいますか、今時期だと気温が高いので問題ありませんが、寒くなってオイルの粘度が高い時期ですと、特に粘度が高いオイルの場合は温めるなりしないと吸い上げるのがちょっと辛いかもです。
過去には灯油ポンプを使ったこともありましたが、最近はこういった用品が近場なり通販なりで買えますので、何とも良い時代になったなあ・・と思いますね。
ちなみに今回オイルの方は、「
カストロール UNIVERSAL 75W-90」を使用し、ミッションからのオイル漏れの可能性もあったため、「
ワコーズ ミッションパワーシールド」を添加しました。
NAロードスターの場合、ミッションオイルは2リッターあれば間に合うはずです。
あと車種特有の注意点?といいますか、FR車の場合はシフトレバーを取り外してミッション上部から注入できる車種もあるようですが、NAロードスターに関しては、シフトレバー取り付け部が別室となっているため、この手は使えません。(この別室にもオイルが入っています)
他車種で上から注入する手を使っておられた方は、同じように行なうとオイルが流出して大惨事となりますので(^^;、お気をつけ下さいませ。
あー、最後にちょっとくらい晴れないかなあ・・。
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Posted at
2018/08/16 10:41:31