シートバッグを付けてみた

XSR900車載スペースほぼ0です。
かろうじてETCは入っていますが、車検証だって車載工具のゴムバンドに丸めて留めてる感じです。
もう少しコイツの機能性を向上させようとシートバックを付けてみました。
選んだのは
「タナックス(TANAX)モトフィズ ユーロシートバッグ /ブラック MFK-063」
これと同じようなので少し後ろが細くなっているものと迷ったのですが、まあ多少でも容量が多いほうが良いだろうとこちらを選択です。
では早速取り付けを。

画像がないのですが、
まず、説明書通りだと、シートに輪のようにぐるっと巻いて絞める感じで2本（それぞれにバックとつながるクリップが2つ）つけるのですが、それがどうしてもうまくいかないんです。
一本自分のお尻側（手前）は何とかなっても、テール側（後方部）はシートが少し先細ってるために、どんなにきつく締めても後ろに引っ張ると抜けるのです。
2本の輪をクロスにしてみたりと色々やってみたのですがどうもうまくいかず、なんだか閉まりも悪くもなるし、第一ぎゅうぎゅうとやっているうちに、シート生地が擦り切れてきそうです。
これは失敗したかと思ってました。
ところが突然何かが降りてきちゃったんです。IQ50以下の私の頭脳が閃きました！
「説明書通りでなくてもよいのでは・・・？」
片方の端が輪になっている荷掛けフック用の物が4本あり、
「これをどこかに巻いて輪に通してきゅっと引っ張れば・・・」
早速実践です！

シートを外すとフレームパイプが丁度あったのでまずは左右に2本こんな感じで巻き付けてみました。
丁度プラスティックの下に隠れて良さそう。
必要な長さを調整して、あまりのベルトもこうやって一回巻いて外に出しておくといいかも。（実は最初何も考えずに巻いて、バック装着後にクリップの長さを調整したら余ったベルトの処理に困りました。画像は2度目なのは秘密）

後方は試行錯誤の末このようになりました。
フレームパイプのエンドあたりが丁度良いのですが、そこにつけると力を入れた時にエンドに付いているキャップが飛んでいってしまうのです。

シートロックのボルトを4本外せばリアフェンダーのナット4個も取れ画像のような状態に。
配線の穴を利用してくるっと巻いて、余ったベルトももう一度穴を通して上に突き出しちゃいました。
ベルトの位置的にはフェンダーのボルトとボルトの間、後ろ側のフェンダーボルトに何とかかわせたかな、くらいな所です。

上から見るとこんな感じ。
ナットを締めてしまうとベルトが全く動かないので、事前にどの程度の長さが必要か図っておくと良いかもです。馬鹿な私は付けて、ナット類（シートロックのボルトもあるので8本の作業）も全て戻し、シートもバックも付けて長さ調整、また全部取り外してベルトの調整を溜息とともに3度繰り返しました。

手際の悪さで時間かかりましたが、結構いい感じに付きました。

バックを付けない時もこの通り！
クリップ部はシート下に収納です。
説明書通りだとバッグを使わないときはプランプランしているクリップをシートの上でクロス掛けとかして留めるのですが、やはりそんなのないほうがすっきりしていて良いです！
これが意外な副産物でした。

ちなみに、
余ったベルトはこのように左右分を重ね合わせて軽くタイラップで止めてあります。（この上にシートロックのパネルが来るのでほとんど目立つこともないです）
後方部の方はそのままです（笑）
突き出して余ってる部分もそれほどないし隠すところもないし、リアフェンダーに挟まれてるのでベルトもまず動かないし。

～取り付け後感想～
単純に積載能力もアップしたし、付けていない時のスッキリ度も良好です。
しいて言えば、
やはりバッグ本体はもう一つの迷っていた少し後ろが先細っていたやつ（スポルトだったかな？）だったらもっとマッチしていたかもですね。でも私の選んだものも全然良いですよ。