2009年02月09日
インサイト乗ってきた。
何しろホンダの出すハイブリット車ですから。
ハイブリットといえば都内で良く目にする、先人トヨタ『プリウス』。
そのギュン!と驚くほどの加速性能と、高速道路では国内リミッター速度域でインプレッサにピッタリ着いてくる動力性能に、最新ハイブリットシステムはどうなってるんだ?と興味津々。
走行から停車するとエンジンが完全停止。その状態からブレーキから足を離すと、エンジン始動+モーターアシスト。
走行中は常にエンジンが回っている、実際の使用に即したハイブリットシステムだ。
そのアシストシステムに違和感を感じた場面は、交差点内に進入していき右折車線で対向車の流れを見ながら速度を落とし停車していく時。
対向車が途切れ右折!という、停車寸前から加速時にアシストと停車の境目だったのだろう。ギクシャクガックンとなった。
走行中はエンジンが常に回っていて、その存在感は小さく静か。
直線でフル加速するとそのエンジンそのままに、パワー感無く加速。
最低限の動力性能と感じた。
同乗営業担当者によると、フル加速時はエンジンのみの動力源で、発進加速時や巡航時など効率の良いところでモーターアシストが働くそうだ。
この辺りはバッテリーの保ち優先の制御なのだろう。
室内、特に運転席周りの様子は意外にも良くて。
オデッセイやシビックRのチョイとがっかりな奇抜さを狙った奥行きのあるインパネとは違い、とてもレーシー。
シビックRのあの雰囲気台無しな運転席周りも、インサイトを見習った方が良いと思うよ。
エンジンルームを開けてアイドリングしてるエンジンは、とても4気筒エンジンとは思えないほど静かでカタカタと回っていた。
それはまるでカブエンジンそのままだった。最小限のガソリンで回ってます!そんな感じ。
バッテリーも極少。ってこれでアシストモーター回してるワケじゃないよね。
にしても小さい。
路上でエンジン停止→再始動が繰り返される事を考えると、このバッテリーは緊急用で普段は使われてないのかも。ハイブリットシステムのバッテリーでエンジン始動なども行ってるのかな。
先人トヨタブリウスの様な、モーターアシスト独特のギュン!とした加速を期待するとガッカリするかもしれないが、何しろこれはホンダのハイブリット車として先陣を切って数値を狙ったクルマ。
今後は小型のフィットや大型のオデッセイなどに、どんどん派生する事を期待しましょう。
これらの車種だと特別な燃費数値を求めないで良いですから、おもしろいモノになるんじゃないか?
フィット+ハイブリット 良いです!
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クルマの動力性能って、このぐらいあれば充分じゃないか。
クルマに速さや走る気持ち良さなどを求める方が、何か勘違いしてるんだと思うよ。
明日からクルマの上限はこのインサイト程度まで!としても良いじゃないか。・・・そのくらい遅かったって事なんだけど。
Posted at 2009/02/11 10:17:58 | |
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くるま | 日記