
■
新型カブが110ccになって新発売
排気量が従来の90→110と大幅アップ、キャブからインジェクションへと、動力性能は触媒が付いたことを差し引いても期待できる。
だがビッグボア・ロングストロークになり、高回転回して走る楽しみはなくなったかな?
ローラーロッカーアームになったようだから、カブ独特の「パタパタ」としたエンジン音が無くなるかもしれないな。
エンジンが国内生産品から海外生産品を調達と、非常に残念な話。
カブは国産に拘って欲しかった。
もう一つ大きな変更点が、従来レッグシールドと共にカブのアイデンティティになっていた、フロントボトムリンクサスがテレスコ式になったこと。
今までは、他車種のテレスコを流用して付かないかな、などと思っていたが、こうなるとボトムリンクサスが愛おしくなる。
急制動などでは「パキン!」とフロントが持ち上がり突っ張る挙動に違和感を覚え、プアなフロントタイヤと相まって制動力無いのに簡単にロックして怖い思いをしたのだが。
巡航している時の「たゆたゆ」としたゆりかごの様な心地良い動きや、信号などでの完全停止時の「グゴッキュン」とした動きが、今ではすっかりお気に入り。
このフィールはテレスコでは再現できないだろう。
なによりも、丸目でボトムリンクサスの動きをした「スーパーカブ」をモチーフにしたのはこれですから
やはり中古の丸目90を手に入れて、左の工具ケースを赤く塗ったりしたくなるよ。
(レッドショルダー仕様)
「グゴッキュン」とボトリング、カブそのものじゃないか。
質実剛健、業務仕様の量産品に楽しさや気持ち良さがギュッと詰まってるスーパーカブって、ほんと奇跡の様な存在。
ボトムズのAT(アーマードトルーパー)とも共通した量産品の悲哀も感じられ、ますます愛おしいカブなのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
エンジンの限界とは、バルブの限界なのだと感じながら、相変わらず「ジャーー」とバルブサージングのうなりを合図に変速する限界走行のカブ。
バイクを通じて知り合ったホンダの人曰く、
ダックス?だかのバルブスプリングがダブルスプリングで?流用でき、バルブサージングが起きる限界域を引き上げてくれるとか。
すげぇ 濃いよ カブの世界濃すぎるよ
マイカブC70は、90のボアに50のショートストロークといいとこ取りの高回転マシンなのだそうだ。
どうりで恐ろしいほど良く回ると思った。
我が家のカブ、本当に恐ろしいほど調子良いのですよ。圧縮が下がってきてギクシャク感が無くなったのかな?とかヤレてる理由をなんとか結びつけようとするのだが、抜群に調子良くて。
カブには贅沢すぎる化学合成オイルSUMIX GX100が効果的なのではと思ってる。
ホンダの人曰く、バイク用のオイルでも下級グレードを入れないとクラッチが滑ってしまうと言うのだが、それはあくまでもクラッチに合わせた話であって、本来四輪よりも高回転で酷使されるバイクこそエンジン的には化学合成オイルが良いのは間違いない。
現状、マイカブは高回転域での変速のおかげか、遠心クラッチが滑ることもなく、エンジンコンディションも抜群に軽やかでパワフル。
54㎞/L
Posted at 2009/06/12 04:40:31 | |
トラックバック(0) |
ゴーストライダー | 日記