
400メートルの直線もある高速ジムカーナ設定、フル加速を存分に引き出せるコース設定だった。
一通りのマシンを一台30分ずつぐらい、クローズドコースで存分に楽しんだ。
CBR1000RR, CBR600RR, CB1300, CB400, VTR250, GOLDWING, DN-01,





やはりレーサータイプのCBR二台は抜群に気持ち良い!痺れたわぁ。
とくに『
CBR600RR』はライダーの操作に対し挙動が敏感に反応。レーサーバイクに乗ってきた人ならば1000RRよりも楽しめるだろう。

『
CBR600RR』抜群におもしろい。
トップスピードからフルブレーキ、そこからステップがカリカリ擦れながらフルバンクに倒し込み、アクセルでパーシャルを出し加速方向へのプリテンションが掛かった状態から、ジワッとリニアにアクセルを開けていく時のマシンの挙動は、超敏感レスポンスで姿勢作りも自由自在。この操作感は600RRならではで、1000RRにはないモノ。
パワー・トルクは言うまでもなく、一瞬。
アクセルひねった瞬間、ワープ航法突入!!という感じで、流れる景色がすっ飛びすぎてむしろ止まって見える暴力的加速。
しかし、絶妙な足回りの動きと、電制ステアリングダンパーのおかげか、すでにこの暴力的加速感になれてしまっている。。。
凄いスタビリティだよ。
カブ号の方が何倍も怖いんですけど。。。

『
CB400』これは意外に名車かも
以前のカムギアタイプのCB400よりも遙かに軽やかなエンジン。インジェクション仕様ならではのフィールかな?
挙動もヒラリヒラリと非常に身軽で、誰にでも勧められる名車の予感。

『
DN-01』
街乗りだと気にならなかったことが、今回のクローズドコースで色々見えてきた。
まず、圧倒的にバンク角が浅すぎ!!
ガリッガリと常に下回り磨りまくって、最後にはリアタイヤ浮きかけたんだけど。。。
前方に足を投げ出す、セミアメリカンタイプのライディングポジションだからリカバリーも難しくて。
速度を載せたタイトなコーナーで怖い思いをするよ。
タンデム前提の高級ロングツアラーの部類に入ると思うから、走り出したら車高が上がる様な機構でも付けたらどうなんだろ。

『
VTR250』ちょっと問題の一台。
Vツイン独特の鼓動とトラクションは抜群に気持ち良い。ブロロロッてね。
ライディングポジションはシートの窪みに合わせ後ろ目に乗ると、意外に高めのステップと相まってバイクの上方にちょこんと乗る感じがスポーティー。攻め心が沸いてくる。
10数年前友達が乗っていた、VT250スパーダの後継モデルになるのかな。
ネガな部分も当時の印象と同じで。
身のこなしは軽くてとても良いのだが、フロントの接地感が薄い。
そして、動力性能がどうにも厳しい。頑張らないとビックスクーターにも置いていかれる様な場面があった。
この辺りのネガな部分は4スト250全てに言えるのだが、位置づけが難しいカテゴリーだと思う。
バイクの入り口として乗るには取り回しも楽で扱いやすくて良いが、すぐに物足りなくなるだろう。
これだと、原付二種カテゴリーの方がミニマムな魅力もあって楽しめるんじゃないかな。
一番の問題は、価格。 メーカー希望小売価格¥556,500
はバイクの入り口としてはちょっと高すぎる。
扱いやすく気軽に乗れるカテゴリーなのだから40万円以内に納まらないのかな。よほどこだわってなければこの内容では買えないよ。
VTスパーダは確かそんな値段だったよ。
あと少し足したら昔のRVFと同じ値段になっちゃう。
V型エンジンだから何とか成立してる、4スト250。4気筒なんて事になったら、全く存在意義が理解できない。
あとは、オフロードバイクぐらいじゃないか?
今回乗る時間がなかったが、モトクロスバイクも一台欲しいんだよなあ。
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改めて他のバイクの価格を見た。
基本の
CB400が80万円?
これではゆとりっ子達がバイクに乗るはずがない。高すぎです。
何だかユルイビックスクーター乗ってる街のゆとりっ子が、健気に思えてきた。。。
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現在のホンダバイクで一番おもしろいのは『CBR600RR』。昔の4スト400レプリカの位置づけになるのかな。
ユルイ時代にあって、唯一過激さが感じられる一台だ。
ただ、大型バイク全てに言える問題点があって。
それは、どんなに四輪より速く気持ち良くても、燃費が四輪並みではきつすぎる。普段乗りで15㎞/L 本気走りで8㎞/Lって。。。
マイカブ号、ガンガンに回して実燃費55㎞/Lです。
帰り道、インプのフル加速にショック!!400cc?
でも、どしゃ降りだからクルマ最高!!大人ですから、いいとこ取りで行きましょう。
Posted at 2009/06/23 08:34:06 | |
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ゴーストライダー | 日記