フォトアルバムに載せたDucati。
思い出深いバイクなのでブログに書き残しておくことにしました。
フォトアルバムにも書きましたが、当時は大型二輪なる区分は無かったので試験場での限定解除で晴れて何でも乗れる『自動二輪免許』となりました。
確か8回目の試験での合格でした。😅
その合格当日に大型二輪を扱う小さなショップに寄って、中古のCBを探してもらいました。
やはりCBと言えば『バリバリ伝説』の郡ちゃん❗️
赤の750FB❗️
コムスターホイールが裏返され、黒塗り銀縁が特徴でした。
当時はまだインターネットもない時代。
カスタムの情報は雑誌から得ていましたね。😊
純正のCB750FBはセパレートハンドルながら耕運機のようにワイドなハンドルだったので、VT250のハンドルに付け替え、幅を狭くし純正より少し低めなポジションにしていました。
購入時はノーマルだったマフラーも定番のヨシムラ集合に替えて楽しんでいましたね。
その後に出会ったのがDucati MHR Milleです。
1000ccのべべルギアによるデスモドロミック。
バルブの上げ下げを強制的に行う機構。
『あいつとララバイ』で恭介が乗っているのもMHRですが、あれは900でしたよね。
多分MHRと言えば900の方が有名だと思います。
ご存知の方も多いと思いますが『MHR』は『マイク・ヘイルウッド・レプリカ』の略ですね。😏
Ducatiとの出会いは限定解除する前の中免時代…
いや、それよりももっと遡って中学生時代になります。
通っていた中学校の近くにはバイク屋が軒を連ねる場所があり、暇さえあれば意味もなく行っていました。
そのバイク屋街にカスタムパーツを販売していた店があって、その前には外車が多く集まっていました。
ハーレー、アグスタ、トライアンフ、BMW…
アグスタは美しい造形の750Sもいましたし、センタースタンドでブリッピングすると振動でバイクが動いてしまうトライアンフのボンネビルもいました。
見るもの全てが衝撃的でしたー。
そしてDucatiです。😊
鮮明に覚えているのが、ハーフカウルの900SS。
スターターは男気溢れるキックのみ。笑
スタンドもセンターのみで、跨ってハンドルに手を掛け、少し肘を曲げれば自然とカウルに頭が入り『戦闘モード』になる。
必要最小限のハンドル周り。
マフラーはコンチで細身ながらシッカリと開口していて、90°Lツインから発せられる排気音は歯切れ良いサウンドを奏でていました。
タンクに描かれた当時のロゴが記号のようで読めず、オーナーに恐る恐る聴いて教えてもらったのが『ドゥカティ』でした。
そして、月日は流れ高2で中免を取り、様々なバイクに乗って、就職してからツーリングに行った時に再びDucatiとの出会いがありました。
またもや900SSです。
中学生の時にはエンジンの仕組みなど全く分かりませんでしたが、この時はオーナーからデスモドロミックについて詳しく教えてもらい、そのカッコよさに聞き入っていました。
キャブにエアクリーナーなんかありません。
網のファンネルのみです。
ですので、途中で雨が降ろうもんならあっという間に帰ってしまいます。笑
凄く魅力的なマシン。
しかし、当時は限定解除する勇気もなくそのまま。笑
その重い腰を上げたのはDucati400SSJrを買った後でした。
で、先に書いたCB750FBの後にMHR Milleとの出会いがありました。
しかしこのMHR。
購入の決め手は何か?と言うと『セル付き』だから。笑
やっぱりコレは大事です❗️😆
バイク屋でエンジンもかけて、異音が無い事の確認もして、問題なさそう…と契約しましたが、納車の日、平塚から横浜に帰るまでにトラブル発生❗️😓
途中でエンストしエンジンがかからず、すったもんだ…😅
どうにか自宅までたどり着き、そこから楽しくもあり大変なDucatiとの付き合いが始まりました。
まずはエンジン不調の原因を探るべくキャブを分解。
Ducatiにはデロルトのキャブが装着されていて、取り敢えずバラして中を見てみると前バンクと後バンクでメインジェットの番数が違っていた。😳
それが正解なのか不正解なのかは当時分かりませんでしたが、まずは番数を合わせるべく東京上野のバイク街に行き同番号のメインジェットを入手。
それを組み込んだらエンジンはすこぶる快調になって一つ解決❣️🙌
そうしたら、今度は燃料タンクのキャップからジャバジャバガソリンが漏れてくるではありませんか❗️😂
仕方ないので、雑誌Clubmanでショップを探し新しいタンクキャップを装着して解決❣️🙌
で、快調になったDucatiで伊豆への一泊ツーリングに行った時の事でした。
横浜から国道1号を通って小田原に差し掛かる手前で異変が。
信号待ちからスロットルを開けたらストール…
その後もエンジンはかかるものの、加速しない…😅
そして、後続の仲間からは『煙がすごいよ❗️』と。
しばし止めて各部を調べていくと、スロットルの下にワイヤーホースが1本垂れ下がって…😳
Ducatiは前バンクと後バンクのキャブをそれぞれ別のワイヤーをスロットルまで繋げて引っ張ると言う仕組みになっていて、その内の1本が留め具のところでちぎれて垂れ下がっていたんです。
つまり片バンクのキャブが動かないためにエンジンがチグハグになったという事でした。
原因わかれば修理してもらうために重たいDucatiを押してバイク屋探し。
しかし押して歩いてもなかなかバイク屋が無い…
そんな中、やっと一軒の自動車修理工場を見つけ、理由を話して直してもらうことができました。
そして修理を終えて、仲間と合流したところが冒頭の写真です。😊
ツーリングは無事に終えましたが、後日雑誌の記事で読んだのが『イタリアのバイクには予備のワイヤーを必ず入れておくべき❗️』でした。
『これが旧車を所有する事なんだなぁ〜😓』と染み染み思いました。
色々大変でしたが過ぎてしまえば全てが良い思い出であり、良い経験です。
もうこの歳では所有しない方が無難ですが、Pinterestとかでカフェレーサーなどを見るとチョットだけワクワクしたりする自分がいます。
飾るだけでも楽しめますけどね♪😆
場所はありませんが…🤣
以上❗️Ducatiとの思い出話でした。
長文を読んでいただきありがとうございました🙇♂️