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ビアンキの自転車転倒事故で、東京地裁はサスペンションの欠陥を認め、輸入元に損害賠償金の支払いを命じる判決を下しました。

被害にあわれた方は全くお気の毒としか言いようがありませんが、気になったのが、報道にある「同種事故は国内外で６件発生。台湾の業者が製造した同型のサスペンションは他社でも使われており、国内で推計10万台分が出回っているという。」という記述。

なぜなら、自分の自転車はビアンキではありませんが台湾製でサスペンション付・・・もしや、と心配になりました。

それも、メンテナンスはしているとはいえ、購入から15年（笑）の旧車。

しかし、どの報道を見ても、サスペンションのメーカーの記載がありません。

見つけました。以下、訴訟を担当した、みどり共同法律事務所のサイトよりhttp://www.midori-lo.com/2013_01_31.html

「このビアンキ社製の自転車のサスペンションは、台湾の大手メーカーであるＲＳＴ社製でしたが、①キャップに溝がついており、水や空気が侵入する、つまり雨水や結露によって水が溜まり得る、②下部に水抜き穴を開けるなどの、水分排出機構がついていない、③貫通ボルトが入っておらず、スプリングだけでつながっている、という３点で、特殊な構造を有していました。」

ということで、RST社製のショック(同型を2002年まで製造していたとのこと）にはお気を付け下さい。

うちの旧車は、Rock Shoxでした。