
岐阜県の付知峡へ紅葉を見に行ってきた。
多治見ICを8時30分頃入ったためETCの通勤割引が使え,中津川ICまで1200円のところ,600円で走れた。やっぱりこの差は大きい。我が家は高速を結構使うので,この割引はよく利用している。ネックは時間帯と走行距離だが,時間帯の方は3時間の幅があるためその範囲内に収めることは容易だ。走行距離については,多治見から名神方面なら彦根,中央道なら松川,といった具合に100km未満の場所が分かっているので100kmを超える場合もそこのICで一旦降りてから再度乗ればその区間だけは半額になる。
付知峡の奧の不動滝の駐車場に停め,辺りを散策した。昨日の雨の影響か,滝の水量が多く,ちょっと興ざめであった。紅葉はと言うと,散りかけでもう1週間早ければといった感じ。それでも山を眺めると緑と赤や黄色のコントラストがきれいで,今年2回目の紅葉見物はなかなか良かった。
実は今日,夕森山という山に登るはずだった。しかし,今日一日は携帯のつながる場所にいたかったので山は断念した。プラス思考でいけば,おかげで紅葉見物ができたということか。夕森山の登山口は不動滝だったんだけど・・・。
付知川沿いの国道には何カ所か木材加工の店があり,ちょっと立ち寄った。親戚の新築祝いのため,一枚板のテーブルを贈りたいと思っていたところ,だいたいの値段がつかめた。210cm×100cmぐらいの檜の板で25~35万円。これを加工し,足を付けると35~50万円。なかなかの値段だ。それにしても檜の板一枚が数十万もするのには驚いた。しかし,板が大きくなればなるほど値段が張るのも当たり前。それだけ太い木が必要ということ。木が成長するのには何年もかかり,人の手やお金もかかっているわけだ。おまけに重さも半端でない。輸送費だって馬鹿にならない。切り出した木はすぐに使えるわけではない。長い間乾燥させないと木が反ってくる。乾燥させるにも場所が必要。こうやって考えてみると,一枚の板にも多くの人の手と時間,お金がかかっていることが分かる。檜の一枚板が数十万というのもうなずける気がする。
不動滝フォト
Posted at 2006/11/12 21:28:13 | |
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