![カーオーディオにはこだわらない[番外編①] カーオーディオにはこだわらない[番外編①]](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/033/035/839/33035839/p1m.jpg?ct=1f743f35f5ad)
前回のブログで書かせて頂いたのですが、この度、エーモンさんのデッドニングキャンペーンに当選し、パワフルサウンドキットを頂きました。
キャンペーンの規約上、取り付け後は指定された方法で整備手帳へレポートをあげないとだめなようですので、簡易レポートは整備手帳へアップしました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2072317/car/1574805/2763504/note.aspx
ただ、とあるみん友さんより「オレもやるから、こと細かく作業手順を報告しろ」とのご用命を賜りましたので、カーオーディオにはまったくこだわりのない私ですが、シリーズ番外編をお届けいたします。
同じ60系ハリアーに乗っている方で、DIYでデッドニングやろうと思われている方のお役に立てれば幸いです。
【カーオーディオ環境】
・ナビ トヨタ純正ディーラーオプション NSZT-Y62G
・フロントスピーカー アルパインDDL-R170S
・リアスピーカー カロッツェリアTS-F1720
・サブウーファー アルパインSWE-1200
【施工】
クルマ好きなら誰でも知っているチューンですので、いきなりですがドア内装パネルを外して防滴のビニールを破り捨てます。そしてウワサの黒い悪魔との対峙です。そう、ブチルゴムの除去ですね。

ビニールを慎重に破いていったため、6~7割はブチルさんをビニール側に持って行ってもらうことができましたが、残りの小悪魔達がめちゃくちゃ強敵です。パーツクリーナーやエーモン純正のブチル除去剤を用意しましたが、気休め程度にしかなりません。
そこで私は。。。。。あきらめました。もう除去せずにこのまま行くことにしました。これでとっても気が楽になりました。
おそらく、根気よくクリーナーで溶かしながら落としていくと、ドア1枚1時間~2時間の戦闘時間になると思います。自分は開始15分で負けを認めました。やっぱりウワサは本当ですね。
そうするとあとはもう説明書どおり、アウターパネルに制振材と吸音材を重ねて貼って、サービスホールをインナーパネル用制振材で塞ぐだけですね。

各種部材をカットするときに反対ドアの分も同じ大きさでカットしておおきました。
次に、付属のCDを鳴らしてスピーカーの振動を最大限まで出します。そうすると、ドアのどの部分が共振しているか手で触れるだけで簡単にわかります。その共振部分にポイント制振材をペタペタと貼り付けます。
これで完成です。写真をご覧頂くとおわかり頂けると思いますが、ブチルさんが居残りしている部分に、余った制振シートを上から貼り付けてやりました。これでブチルさんは見た目上は完全駆逐です。こんなことをしてドア2枚分使用してもなお、まだまだ部材が余るぐらい余裕の量をもった商品でした。
反対のドアはもうブチルはあきらめると決めてた上に、部材のカットも済んでいるため作業時間は15分も掛かりませんでした。
だがしかしです。ここで大きな問題が発生しました。ドアの内装パネルが戻せなくなりました。よくよく見てみると、内装パネルの発砲ウレタンのパーツが出っ張っていて、ノーマルではこれがサービスホールに食い込んでいる状態でフィットしています。(サービスホール側のビニール部分にもくぼみパーツあり)
何のための発砲ウレタンかわかりませんが、(ビニールとわざと接触させてビビリ音を発生させないようにしている?)デッドニングのためサービスホールを塞いでしまったため、この出っ張りをクリアランスで吸収できませんでした。
インナーパネル制振材を余分にカットし、たわませてドア外側にへこむように貼ればいいのかもしれませんが、私はもう施工した後だったので、この発泡ウレタンを2センチ分ぐらいカットしました。柔らかいので糸ノコでサクサクです。
【施工後の感想】
すでにDIY出来る範囲でカーオーディオは手を入れていたことも有り、音質の変化というものはあまり感じる事はありませんでした。
取り付け直後の感想としては、試聴した瞬間「ローがきっついな~」と思わず呟くぐらい低音が強調されました。すぐにサブウーファーのゲインを下げた程です。ただでさえ静音性の非常に高い車体のため、車内の静寂性はあまり変化を感じることはできませんでした。
しかし、走行を始めるやいなや度肝を抜かれました。
ロードノイズでかき消されてしまう音域がちゃんと聞こえるようになっていました。これがデッドニングの真骨頂なのかと感動しました。要は、走行中でも停車時に近い感覚でサウンドを聴くことができるようになりました。
当然、速度を上げると効果も薄れていきますが、街中走行での変化にビックリです。素人の自分がキットを使ってこの効果ですから、プロに頼めばもっとクオリティの高いことになるかもしれませんね。このキットは買うと5~6千円なので、コストパフォーマンスはめっちゃ高いと思います。
【自分的デッドニングの結論】※個人の主観です。
初めてデッドニングというものをやってみましたが、60系ハリアーは静寂性が元々非常に高いため、室内が静かになったとか、ロードノイズが減った等の感覚は自分にはありませんでした。ただし、上述したように、低音がかなり強調されるのは間違いありません。音質が変わるというよりも、スピーカーが本来持っている潜在能力をフルに発揮させるというような感覚に近いと思います。あとは中低速での走行中のサウンドの質感が格段にアップするという感じでしょうか。
あと、ドアはめっちゃ重くなります。。。
最後に、「カーオーディオにはこだわらない[番外編②]」の予定は現在のところありません。断じてありません。。。きっと。。。<(_ _)>
Posted at 2014/05/06 20:05:17 | |
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