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2011年12月15日 イイね!

小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所

小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所

「小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所」
大沢 在昌他 著
集英社文庫 680円

 国民的マンガである「こち亀」と日本推理作家協会とのコラボ小説です。

 同協会に所属し、人気・実力共、トップレベルにある7人の作家(大沢在昌、今野敏、石田衣良、柴田よしき、京極夏彦、逢坂剛、東野圭吾)が、「こち亀」を題材に、短編を書いています。
 両津勘吉と「新宿鮫」の鮫島、「IWGP(池袋ウエストゲートパーク)」のマコトの共演他、あの中川や秋本、そして大原部長が登場する作品もあります。
 ジャンルも「こち亀」と同じく、人情モノ、ギャグ、プラモデルなど多彩です。
 各作品に秋元治さんの挿絵があり、想像力を掻きたててくれます。

 全7作を読み終えた直後は、東野さんの作品が一番面白く、「やっぱ売れっ子は違うなぁ」とちょっと舌打ちしてしまいました。

 しかし、各作家と今回の作品を簡単に紹介した解説を読むと、その評価は少し変わりました。
 どの著者(作品)も、「こち亀」へのリスペクトが並々ならぬものだと思ったからです。
 作品の題材には、かなりマニアックなエピソードも含まれていることを知りました。
 本当に評価できるのは、真の「こち亀」ファンであると思いました。
Posted at 2011/12/15 20:21:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味
2011年12月10日 イイね!

楊家将

楊家将
「楊家将」(上)、(下)
北方 謙三 著
PHP文庫 680円(上)、650円(下)
(ブックオフオンラインで上下合わせて300円で購入。)

 10世紀末、中国の宋に仕え、北の大国遼と戦った楊業と7人の息子達の活躍を描いた物語です。
 「三国志」、「水滸伝」は、日本でも有名な物語ですが、この物語は、本作品が世に出るまでほとんど知られていなかったそうです。
 中国では、他の二つと並び劣らない人気を誇るそうです。

 当時、遼が有していた燕運十六州は、現在の北京を含み、中国古来の領土でした。
 宋主は、この領土の回復こそが、本当の中国統一と考えていました。
 一方、遼はこの領土を足がかりに、漢民族を支配する野望を持っていました。

 楊業は、戦争に消極的な文官、まとまりのない武官に辟易としながらも、宋主の念願を叶えるべく、息子たちと共に最前線で戦います。
 これに対し、遼軍を纏める耶律溪底、そして白き狼と呼ばれる耶律休哥らが立ちはだかります・・・。

 読み終えて感じたのは、どちらかというと「三国志」に似ていると思いました。
 ただ、この作品には、「三国志」の「登場人物が多い」、「国が乱立している」など、一読では理解しにくい複雑さがなく(それだけ奥が深いとも言えるが・・・)、直球勝負の英雄伝だと思いました。

 この物語には続きがあるらしく、既に文庫化されていました。
 確かに、一応区切りはついていたものの、「どうなったんだろう?」と気になる点が、いくつかありました。
 これは読まねばなりません。

 おススメ度・・・4.5
Posted at 2011/12/10 21:11:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味
2011年12月04日 イイね!

疑心 隠蔽捜査3

疑心 隠蔽捜査3

「疑心 隠蔽捜査3」
今野敏 著
新潮社 1575円

 基本、ハードカバーはかさばるため、文庫しか買わない主義です。

 「隠蔽捜査」シリーズは、第1作目を場当たり的に買ったのですが、かなりハマりました。
 警察庁のキャリア官僚が、組織を揺るがす事案に対し奔走するという、警察小説としては新しいスタイルです。
 さらに、主人公竜崎のちょっと変人っぽい個性が警察組織の持つある種の特殊性とマッチしていて、非常に面白い作品でした。
 次作「果断 隠蔽捜査2」は、まもなく文庫化され、すぐに購入しました。
 息子の不祥事で所轄の署長に左遷された竜崎が、管内で起きた人質立てこもり事件の真相を解き明かすというストーリーです。
 警察庁と警視庁の見えない対立を絡めている点も良かったです。

 2009年3月に初版された本作品ですが、第1、2作の文庫化のタイミングを考えると、まもなく文庫化されそうなのですが、第4作が発売されたこともあり、我慢出来なくなってきました。
 新品を買う余裕はないので、中古を探したところ、ブックオフオンラインで600円という手頃な値段をだったため、思わず買ってしまいました。
 1500円以上買えば送料無料となるため、ここぞとばかり欲しかった文庫も大量購入しました(計6冊)。

 アメリカ大統領来日に際し、警察は大規模な警備態勢を取ることになります。
 大森署署長竜崎は、方面警備本部長に任命されます。
 異例の抜擢に驚く間もなく、先行したシークレットサービスが、テロ計画の存在を明らかにし、羽田空港の封鎖を主張します・・・。
 この実現不可能な要求に対し、竜崎は苦悩します。さらに、秘書官として加わった女性キャリアの美貌、単独捜査を強行する所轄刑事など、竜崎の苦悩は深まるばかりです。

 読後の感想としては、良くも悪くも、「隠蔽捜査」のスタイルを崩していないんだなぁと感じました。
 今回はアッサリした展開でしたが、このシリーズのキモでもある、竜崎の危機に対する独特の思考過程で、しっかりと楽しませてもらいました。

 おススメ度・・・4
Posted at 2011/12/04 09:28:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味
2011年11月30日 イイね!

閉鎖病棟

閉鎖病棟

「閉鎖病棟」
帚木 蓬生 著
新潮文庫 580円(古本屋さんで84円で購入)

 著者は、現役の精神科医でもあるマルチな才能の持ち主です。
 そんな著者の代表作である本作品を古本屋さんで格安にて購入しました。

 ある精神科入院病棟で、患者達は様々な過去を抱えながらも、明るく日常を送っていました。
 そんな時、院内で患者同士の殺人事件が起こります・・・。

 題名のとおり、世間から隔離され、想像のつかない世界をリアリティに描いています。
 難しい医療用語はほとんど使わず、誰が読んでもわかり易く仕上げてあります。

 ただ、前半、主な登場人物の過去が紹介されているのですが、その順番に意味があるのか不明でした。
 さらに、病棟内では、彼ら(患者)の名前があだ名になっていて、誰が誰だかこんがらがってしまいました。

 山本周五郎賞受賞作ですが、自らの読解力不足もあり、イマイチ、作品の世界に入りこむことができませんでした。
Posted at 2011/11/30 18:50:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味
2011年11月25日 イイね!

島津奔る

島津奔る

「島津奔る」(上、下)
池宮 彰一郎 著
新潮文庫(絶版)

 これも文学賞紹介サイトでみつけた作品です。
 第12回柴田錬三郎賞受賞作品ですが、何故か絶版になっていました。

 少し調べたところ、この作品、盗作疑惑が浮上し、著者自ら絶版を申し出たといういわくつきの作品でした。
 その盗作元とされる作品も、十年以上前ですが、読んだことがありました。
 どこがどう似ているのか・・・。
 考えれば考えるほど、欲しくなってきました。

 今回は、ブックオフオンラインで購入しました(送料込み800円)。
 ただし、アマゾンみたいに、程度の良し悪しが評価されておらず、書き込みや激しい色落ちなどが見られない限りは、販売するらしいです。
 どの程度のモノが送られてくるか心配でしたが、意外とキレイでした。

 戦国時代末期、島津義弘は、強兵と謳われた薩摩兵を率い、九州統一、豊臣秀吉の九州征伐、朝鮮出兵、関ケ原の戦いと、人生の大半を戦いの中で過ごしました。
 戦地における状況判断に優れることは言うまでもなく、世相を読み、古い因習に凝り固まった家風を変えていきます。

 この小説の面白いところは、やり過ぎとも言える人物設定(評価)にあります。
 徳川家康を小心者、石田三成を先の見通せない官僚など、挙げればキリがありません。
 この大胆な人物譚を読むだけでも、十分楽しめる作品でした。

 どれぐらい盗作したのかは、良く判らなかったというか、どうでも良くなりました。
 確かに、扱っている事象(関ヶ原の戦い)が同じなので、似てくるとは思うですが・・・。
 決定的に酷似している記述があったのでしょうね。
Posted at 2011/11/25 14:48:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味

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