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2011年10月17日 イイね!

推理小説

推理小説






「推理小説」
秦建日子 著
河出文庫 620円

 篠原涼子さん主演で、ドラマ、映画化された「アンフェア」の原作です。女刑事雪平夏見を主人公にした小説がいくつか出ていますが、この作品のみがドラマ化されたそうです。あとは、オリジナルストーリーみたいです。たしかに、ドラマ、映画とも推理小説というよりは、警察小説みたいなストーリーですからね。

 都内で2件の連続殺人が起こります。その後、これらの殺人を詳細に描いた「推理小説・上巻」が出版各社、警察に送られ、「小説の続きを最低入札価格3千万以上せよ。」とのメッセージが入っていました。
 手がかりは、現場で発見された「アンフェアなのは、誰か」という栞でした。

 ベタな題名で最初、大丈夫かと思いましたが、非常に読みやすく、それでいてストーリー、主人公雪平らの登場人物の設定もしっかりしていて、下手にダラダラと書かれている長編を読むよりよっぽど合理的な小説でした。
Posted at 2011/10/17 09:41:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味
2011年10月14日 イイね!

狂






「狂」
坂東眞砂子 著
幻冬舎文庫 720円

 江戸時代末期、土佐の山村で実際に起きた村人の集団憑依事件を題材にした小説です。
 著者はこのような地域の古い慣習や伝説などを題材とした作品をいくつか発表しており、「死国」、「狗神」などは映画化され、自分はどちらも小説を読み、映画も観に行きました。
 「狗神」の後、次作を持ち詫びて十年近く経ち、ようやく発表されたのがこの作品です。

 村の男達が仮装して、夜、家々を訪ねる祭事・粥釣(かゆつり)。その翌日から、村人たちは神社に集い、奇声を上げ、祝詞を叫び、踊り出します。その数は、日を追うにつれ増えていきます。
 庄屋の小笠原順平は、この異常事態の収拾に乗り出しますが・・・。

 本作品は、「死国」、「狗神」ほどの感動はなかったものの、集団憑依という現代人には受け入れがたい現象を、ちょっとファンタジー風にアレンジして、上手くまとめていました。
Posted at 2011/10/14 10:40:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味
2011年10月12日 イイね!

クローズドノート

クローズドノート






「クローズドノート」
雫井脩介 著
角川文庫 700円

 著者の名前は、「犯人に告ぐ」という警察小説を読んだことで知りました。映画化されたこの作品は、ちょっとクドい部分もありましたが、印象に残る作品でした。
この「クローズドノート」も映画化され、内容は恋愛小説という程度の情報しか持ち合わせていませんでしたが、たまには、恋愛小説もと思い、読んでみました。

 堀井香恵は、都内の教育大に通う学生です。学業とクラブ活動、そして文房具店でのアルバイトという平凡な毎日を送っていました。ある日、自宅の押し入れから前の住人が残したと思われる一冊のノートを発見します。少しだけという気持ちで中身を見ると、それは小学校の先生の日記でした。様々な問題に真剣に向き合う先生の前向きな姿勢に影響を受け、香恵自身も少しずつ生き方を変えていきます。

 最近読んだ小説は、どれも話がまとまっています(小説なので、当たり前なのですが・・・)。
 恋愛小説ですが、謎の部分があり、これが最後明らかになります(途中で読めた人もいると思いますが・・・)。それはそれでいいのですが、これを受けての香恵の決心、そして行動には、あまり共感できませんでした。
Posted at 2011/10/12 08:56:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味
2011年10月09日 イイね!

海将

海将






「海将」上、下巻
白石一郎 著
講談社文庫 700円(上、下巻とも)

 戦国時代、堺の薬屋問屋の養子から24万石の大名になった小西行長の若かりし姿を描いた小説です。日本史を学習したことのある人なら、一度は聞いたことのある人物ですが、教科書で教えられるのは、彼が朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の先鋒となったことや関が原の合戦で西軍に付き、敗戦後斬首されることのみで、24万石の大名になるまでの資料は非常に少なく、興味深い作品です。

 小西弥九郎(行長)の養父である小西隆佐は、薬屋問屋を営みながら、明、朝鮮等との交易も行い財を成していました。隆佐は、当時勢力を拡大していた織田信長の一武将でしかなかった羽柴秀吉に、残りの人生に全てを賭けます。やがて、秀吉が毛利輝元の治める中国地方攻めへの大将に任じられると、弥九郎を備前・美作の領主宇喜多直家の御用商人である魚屋九郎衛門の後継ぎとして養子に出します。目的は中国攻めに必要な情報を得ること、謀略家として名高い宇喜多直家をあわよくば織田方へ寝返らせることでした。
 弥九郎は、交易で得た航海術が、海軍の整備に乗り出した宇喜多家に認められ、商人の身でありながら、仕えることになります。

 当時、陸戦が主で、海軍と言っても物資を運ぶ船の警護など、どちらかといえば裏方の仕事で、派手さはありません。それでも行長は、地道に自分に与えられた仕事をやり続けた結果、24万石の大名にまでなりました。「継続は力なり」という言葉を改めて考えさせられる作品でした。
Posted at 2011/10/09 07:41:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味
2011年10月05日 イイね!

不夜城

不夜城






「不夜城」
馳星周 著
角川文庫 700円

 日本人と台湾人の混血である劉健一は、新宿歌舞伎町で故買屋を営んでいます。歌舞伎町では、上海、北京などの中国人マフィアが勢力争いをしており、健一はその黒社会を器用に渡っていました。
 ある日、健一の元相棒呉富春が街に戻ってきたことにより、状況は一変します。彼は上海マフィアのボスである元成貴の片腕を殺し、逃亡していたのでした。元成貴は健一に3日以内に呉富春を連れてこいと脅迫します。そこへ夏美という女から売りたい物があるとの連絡があります・・・。

 著者のデビュー作であり、代表作でもある本作品を、以前から読みたいと思っていました。
 読後の感想は、がっかりとまではいかものの、期待していたほどではありませんでした。
 というのも、健一が自分の身を守る保険として、中国人マフィアの勢力争いを利用するのですが、マフィアの数が多く、話が複雑すぎる気がしました。あと、登場人物の設定も、全てといっていいほどクセ者揃いで、ちょっとやり過ぎではと思いました。
Posted at 2011/10/05 08:51:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味

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