JR新倉敷北口近くにある和食屋さんです。
外観は店名と同じ蔵を意識した造りです。
店内はお寿司屋さんのようなL字のカウンター席と座敷があります。
ちなみに定食は奥にある厨房から運ばれてきます。
メニューは天ぷら、刺身などを組み合わせた普通の定食から、握り寿司、すき焼きなど、いろいろな定食があります。
今回は、冬季限定の海鮮釜飯定食(1575円)にしました。
海鮮釜飯に刺身、天ぷら、茶碗蒸しなどが付いてきます。
5分ぐらいで運ばれてきました。
えらく早いな思い、釜の蓋を空けて中味をみると、だし汁でご飯、具が隠れてしまっています。
何だこれはと思いつつ、釜の下の方を見ると固形燃料が赤々と燃えていました。
店員さんに聞くと、固形燃料が燃え尽きるまで待って食べてくださいとの事・・・。
しょうがないので、他を食べながら待つことにしました。
主なものを紹介すると、
天ぷらが、海老、大葉、
刺身は、カンパチと鯛でした。
あと、牡蠣の佃煮が美味しかったです。
そうこうしているうちに、釜から湯気がもうもうと上がってきました。
しかし、固形燃料は燃え続けています。
さらにフルーツまで食べてしまい、残るは釜飯のみになってしまいました。
隣に座っていた見知らぬおばさんも「なかなかできないね」と気になるみたいです。
ようやく固形燃料が燃え尽きました。
運ばれてきてから約15分というところでしょうか。
すると店員さんがお吸い物を運んできてくれました。
釜の中がどうなっているか恐る恐る空けてみると、見事なできあがりです。
釜に接する部分は、少しおこげになっていて、計算どおりという感じです。
少し小さめのお茶碗に取って、食べてみました。
ご飯は、モチッとした食感で、だし汁もしっかり滲み渡り、何とも言えない美味しさです。
もちろん、タコや牡蠣といった具から旨味も出ていました。
待った甲斐があったという感じです。
量的にはちょうどお茶碗2杯分です。
お腹一杯になりました。
固形燃料の燃焼時間とだし汁の量の計算には感心しました。
(まあ、試行錯誤を繰り返せば、結果はついてくると思うが・・・)
惜しむらくは、その待ち時間の長さです。
他の料理とのバランスを考え、固形燃料の着火を先行し、現状を5~10分ぐらい遅らせるぐらいで、他の料理を準備する方が良いのではないかと思いました。
「味処 蔵」
場所:倉敷市玉島長尾2684
電話:086-523-4888
営業時間:11:30~14:00、17:00~21:30
定休日:月
駐車場:有(30台くらい)
Posted at 2011/11/13 09:11:53 | |
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