先週の土曜日に、ニューマシンをGetしに行ってきました!
ネットオークションでバイク業者の現状販売ということで格安で落札できたマシンです(・ω・)ノ
バイクはホンダのCB250F…ペットネームは「ホーネット」で知られている車両です☆
引取先は、大量の中古バイクを仕入れて、現状でバイクを売る業者のようです。
メーターは8982kmと低走行距離を示していますが、あんまり信用できません…っていうかブレーキディスクローターの減りからして多分違うと思います(爆)
アクティピックアップ号でマシンを引き取り100km先の自宅まで運びます…
帰宅してすぐに雨が降り出し、急いでバイクを仮設単管カーポートの軒下へ…
さて、
既にバイクが4台もある我が家で、何故もう1台マシンを入手したかと言いますと…
400ccのTT号↓を売り払って、ホーネットと入れ替えをしようかな、と思いまして(^_^;
幾つか流用するパーツは売り出す前に交換しますが、↑の状態に近い形でそのうちヤフ○クに出品する予定です…もし車輌を売って欲しいなんて思う方がいましたら早めに連絡ください(笑)
そう思い立った理由はいくつかあります。
まず、TT号は400ccの為、車検があります。
現在は車検も切れていて、乗り出すためにはそれなりの整備も必要でして…
しかも、メインバイクのXR650R号に加え、もう1台のレストア待ちマシンCB1100Rを含め、3台とも車検アリのバイク…というのは少し(大分?)負担がありまして(^_^;
それから、TT号のエンジンはビッグシングルですが、我が家にはXR650R号という強烈なビッグシングルのマシンがあって、そのキャラの影に隠れてしまうようなところがあります…
そして、TT号はだいぶ自分好みにイジリ倒してしまったところがあり、これ以上カスタムするにも僕自身の意欲が少し衰えてきているのも正直否めないところがあったりします(^_^;
更に、もう何年もご無沙汰の4気筒マシンに乗ってみたい…という思いが芽生えてきたことも、今回のニューマシンGetに拍車をかけました。
今回入手したバイクは、世間一般には「ホーネット」と呼ばれています…
…が、正式名称は「CB250F」なんですよね(^_^;
年式は1997年なので、もう20年以上前のバイクってことになりますね…
(僕の中ではかなり最近のマシンってイメージですが(爆))
このホーネット、そのままの状態で乗っても非常に楽しいバイクでして、
どのくらい楽しいかと言いますと、僕が語るよりもYouTubeで見つけたこの動画を見てもらえれば一目瞭然と思います…(笑)
(見どころは3:45あたりから…)
https://www.youtube.com/watch?v=qonz7Pbx6xA
なんか、もう…乗ってるだけでめっちゃ楽しそうっすね☆(笑)
ちなみに、ホーネットオーナーは元より、バイク屋ですら勘違いしている人が多いですが、
高回転まで回すと聞こえるホーネット特有の「キュイーン!」という甲高いエンジン音…
これ、カムギヤトレーンの音だと称える人がいますが、実際は違うそうです。
なんと!吸気の部分に作為的に設けられた笛のような構造から鳴る音なんだそうです。
バイク屋の車輌紹介の動画などでも、普通に「カムギヤトレーンの音」として紹介されているモノが非常に多いですが…(^_^;
入れ替えで売ろうと思っているTT号にも言えることですが、
このCB250F号は、僕の中では「盆栽バイク」の位置づけだったりします。
新居を建ててから、時間的にもバイクに乗る機会は減ってきているのが事実でして、
大抵の人はここでバイクを辞めてしまうわけですが、僕の場合はチョイと違いまして…(^_^;
ならば、他の楽しみ方をしようじゃないの☆…と。
そのひとつの手法が「盆栽化」です(笑)
だから、消耗品や外装などがヘタっていたりするのは全然問題ありません(爆)
少しずつじっくりイジって自分仕様にカスタムしていくのが楽しみなバイクなので…ヘ(゚∀゚ヘ)
CB250Fホーネットも含め、「CB」という冠が付いているマシンは、HONDAではトレードマークのような存在ですからね…個人的には、このバイクはどちらかといえば「ホーネット」というより「CB250F」と呼びたいところっすね(;^ω^)
とりあえず、このCB250F号は、事前にエンジンがかかることだけは確認しています…
まぁ、かかるといっても色んなレベルがありますが、特に多気筒のマシンは店頭でちょっとエンジンかけたくらいじゃ調子の良し悪しはわからないのが正直なところっすね(汗)
逆に言うと、ある程度バラしてみないとわからないことが多々あるので、この時代の250cc4気筒マシンは普通の中古車ショップで買おうとある意味リスクは差ほど変わらないと言えるかもしれません…
(Dラーとかで高額払って保証付きで買えば別ですが…)
さて、
車検ナシ排気量の4気筒に乗りたくなったといっても、何故CB250F、こと「ホーネット」にしたかと言いますと…
ホンダの250ccにも歴代の4気筒マシンはいくつかあります…ジェイドやCBR250RR(MC22)やCBR250R(MC17, MC19)などなど…
その、一番の理由は、
フレームの様式とエンジン搭載傾斜角度にあります(・ω・)ノ
バックボーンフレームに傾斜角度のあるエンジン搭載…
これって、往年のHONDA RCレーサーと同じ構成なんすよね☆
もう、これだけでご飯3杯はイケちゃいます…(爆)
しかも、RC162などの多気筒RCレーサーはこの時代の完成形マシンと言えます。
一方、どのバイクメーカーも4気筒エンジンの250ccバイクを市販しなくなって既に10年くらいが経ちますが、
それなりの程度のマシンを安価に手に入れるのは、今くらいがもう限界かもしれません…
全くバイクが売れない現在のマーケットで4気筒の250ccを売るとなると、車両価格は100萬圓でもメーカー側は赤字になるだろうしね(;・∀・)
250ccのバイクに100萬圓以上出して買って乗りたいと思う消費者なんてほとんどいないだろうし、
そんな商売にならないバイクが世に出てくることはまずありえません。
4気筒の250ccは絶滅の道を辿るしかないわけで…(;´Д`)ハァハァ
つまり、どんなにテクノロジーが発展しようと、技術的にこれ以上精巧で高出力の250cc内燃機関はもう二度と世の中でに出てくることはないシロモノと言えます。
僕が、何故今の時期にこのCB250Fホーネットを手に入れたのかは、これが一番の理由だったりします。
さて、
CB250Fホーネットのお気に入りの点として、60年代の最強RCレーサー「RC162」のスペックに非常に近いことが挙げられます…( *´艸`)
RC162と言えば、出場した10戦で全勝し、初の世界制覇車で、高橋国光氏による日本人ライダーで初優勝をももたらしたマシンでして…!
CB250Fホーネットと比較するとこんな感じ…
CB250Fホーネット:RC162
エンジン
水冷4サイクルDOHC4バルブ並列4気筒:空冷4サイクルDOHC4バルブ並列4気筒
排気量
249cc:249.37cc
最高出力
40PS/14,000rpm:over 45PS/14,000rpm
最大トルク
2.4kgm/11000rpm:2.1kgm/12,000rpm
変速機
6段変速:6段変速
めっちゃソックリじゃないすかっ!!!
これはもう、
CB250FホーネットをRC162仕立てにカスタムするしかないやんけっ!(笑)
…と、ひとり興奮してしまったわけです(爆)
何せ、CB250Fホーネットはレッドゾーンが16000回転から!…とF1並の超高回転型エンジン、これだけでも素晴らしすぎます☆
で、
マシンを引き取ってきた翌朝、
さっそく、現状把握やカスタム箇所の確認等を行ってみました(・ω・)ノ
すると、すぐに問題が勃発…
エンジンがかからんやんけ…(爆)(´・ω・`)
(車両引取時には何とかエンジンかかったんだけどね…(;・∀・))
いくらセルを廻しても、ビート号からバッテリーを直結してエンジンをかけようとしても、かかりません…(´Д` )
こういう時は、とりあえずプラグのチェックです…
すると、1番以外のプラグ全てから火花が飛んでいません(爆)
プラグの火が飛ばない時は、コイルか、プラグコードか、プラグか…?ってことで、最も簡単なプラグ交換から試します。
で、ホムセンに行ってプラグを買ってきましたが、1本800圓もしました…(;´Д`)
4本買って3200圓…ちなみに高すぎると思って、バイク屋にも行ってみましたが、そこでは1本税抜き900圓と言われ…(;´Д`)ハァハァ
プラグっていつからこんな高くなったんでしょ…(イリジウムかと思ったわ…)
ってことで、プラグを交換したら難なくエンジン始動しました!
さて、ひと安心したところで、ガソリンタンクを外してみます…(笑)
おぉぉぉ〜!
この傾斜で吊り下げるようにバックボーンフレームに搭載されたエンジンが萌えぇ〜(*´∀`*)なわけです(爆)
これを見てしまうとついついやってみたくなることが…
自前でストックしているアルミ製ロングタンクが載るかどうか…です(笑)
かなり上の方にタンクが載っかってしまっている感じですが、それはラジエターのキャップやサーモスタットが邪魔をしているからで、
これらは比較的簡単に移設可能です(・ω・)ノ
問題の極太モノバックボーンフレームとタンクの干渉は…
クリアランスOKです〜!( ´ ▽ ` )ノ
これなら、エアクリーナー外して、サブフレームやステーをぶった切って…
小加工(?)でタンク取り付けできそうっすよ…!+(0゚・∀・)+ ワクワクテカテカ +
とりあえず、このタンクを用いてCB250F号のRCレーサーカフェ仕様のカスタムに着手可能なことがほぼ確定です☆
まぁ、それと同時に少しずつメンテナンスしていかなきゃですが(汗)
例えば、
フロントフォークはシールにヒビ割れ…要オーバーホールっすね(;・∀・)
ラジエターのリザーブタンクには冷却水が入っていないので、これも要洗浄&充填…
エンジンヘッドの外観は錆と腐食でキタナイ…
こりゃ、ヘッドに冷却水が漏れてきた痕かも…
その他、キャブのオーバーホールやエンジンオイルの交換など、基本的なメンテもやることがいろいろありそうっすね…(^_^;
このCB250F号はナンバーが抹消されていまして、
昨日の午前中は、有給を取って運輸局に名義変更と登録を行ってきました…(・ω・)ノ
先月XR650R号の車検でも訪れたので、だいぶ勝手がわかっております…(笑)
車検と違って、登録はスムーズに手続き完了!
帰宅して、無事ナンバーが取り付けられました!
TT号も思い入れはあるんですが、バイクライフもそろそろ新しいステップへ踏み出さないとね!
海外ではホーネットの600cc版のカフェレーサーカスタムがけっこう出回っているようで、
こんな感じの画像を見かけます…
(ちなみにホーネット600は250と同じフレームを使っている明らかに剛性不足のバイク...(笑))
僕もこんな感じのカスタムにRC162のエッセンスを織り交ぜて、
CB250Fホーネット・RCレーサーカフェ仕様を目指したいと思います☆( ´ ▽ ` )ノ
(果たしてうまくいくかどうかはよくわかりませんが…(爆))