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2021年03月11日 イイね!

イグニッションコイル電源

イグニッションコイル電源 エンジンルーム内に何も使われていない電線がありました。緑黒です。この色の線は、この車種においては燃料タンクと燃料計をつなぐものですエンジンルーム内にあるものではありません。この際じっくり、点火系の配線を見ることにしました。
 高圧コイルに入る電源が一回路しかありません。12vから抵抗を経て電圧を落とした通常時のコイル電源は入っています。しかし、セル回し時に供給される生12v回線は見当たりません。浮いていた緑黒線はこの生12vをつないでいたのかもしれません。オリジナルのコイル電源は黄緑白電線です。端子が遊んでいたのですがこれに短い赤線をつないでコイルの+端子に足し付けてやりました。

 線が2本あるのは不思議です。1本はスターターソレノイドから来ていてセルと同時に生12vがやってきます。マニュアル配線図を検討し、ネット上に見る配線の写真を見て答えを得ました。黄緑白2線のうちの1本は電線ハーネス内で白線(運転時に生きる12v)につなげられていて、この黄緑白線自体に1,6Ωの抵抗が与えられ、通常運転時にはコイル(コイルの+-端子間の抵抗値を計ると、玩具テスターで一目盛り二目盛りです。きっと1,6Ω程でしょう。)に6vほどの電力が与えられるのです。

 通常走行位置にキーを回して黄緑白線端子の電圧を計ると10vほどです。コイルの+端子につなげばコイルには6vほどがかかるはずです。つまり、この黄緑白2本まとめ線でコイルへのスタート時12vと通常運転時の6vほどが供給されるのです。
 さてこの車種はルーカス45DE4デスビが付いていて、それは電磁式トリガー信号をデスビ横付けされたアンプで増幅してイグニッションコイルとタコメーターに送ります。この車では、電磁式から光式のトリガーに交換され、ワコーズのCDIにつながれて信号が送りだされます。この作業をした日本国内メカニックの配線がこうです。

イグニッションコイル脇に付いた抵抗器の白線(運転時12v)が付く端子からCDIの電源をオレンジ線で取ると同時に、抵抗出口からオレンジ線でコイル+端子へとつないであります。この抵抗器をテスターで測るとやはり一目盛りか二目盛りの抵抗値を示します。おそらく1,6Ωでしょう。ちゃんとコイルには平常6vが供給されます。

 抵抗器出口でやはり10vを示して、黄緑白線末端と同じだとわかります。しかし、本来この抵抗器はデスビに行く電圧降下のためのものです。このミジェットのアメリカ仕様についている電子式デスビにはどういうわけか12vの白線とこの抵抗器で弱められた電力を送る青白線、そして信号を取り出す黒白線がつながれます。ネット上で見ても多くの人々が、この車種においてもこの抵抗器が高圧コイル通常電源供給のためと勘違いしています。デスビを後発物(配線は12vと信号の2線です。ポイント式なら1線で済みます。)に付け替える人が多いのですが、その時点でこの抵抗器は不要になるのです。
 ワコーズCDI付けメカニックも勘違いしていますが、結果的には問題ないものでした。
 セル回し時の生12vが入るようになりましたが、始動性が大きく改善するようなことはありませんでした。今はナショナルの高機能バッテリーを付けているせいがあるでしょう。もっと冷えた朝での始動なら差が出ると思います。
Posted at 2021/03/11 23:01:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | MGミジェット | クルマ
2021年03月10日 イイね!

高圧コード交換

高圧コード交換 E Bay取り寄せでイギリスから届いた点火系コンバージョンキットですが、高圧コードだけ使うことにしました。オラがミジェットは日本に来てから点火系をいじったようで、ワコーズのCDIが付いています。点火コイルも日本製できっと高級品に変えたのでしょう。プラグコードを触ったおりに強烈な電撃を何度も喰らいましたので、よっぽど点火電気系は強化されていると思います。しかし、高圧コードだけは古びて見えました。

 緑の古いコードには、Repaults Suppression の表示が読めます。これでネット検索したところ、レトロじみたイギリス製電装工具の中古販売ぐらいしか出ませんでした。ですから、このコードは1979年かそれ以前にイギリスで作られていて、この車が製造されるときにイギリス国内で組み込まれたものと考えられます。というわけで、新旧イギリスメーカーの高圧コードの交代劇です。
 赤いコードは切ってデスビ側の端子とゴムカバーを付ける加工が必要で少々めんどくさい作業が必要でした。電芯はニクロム線を細くしたような形状で電気抵抗を持つような形状です。ひょっとしたら、4気筒長さをそろえることが勧められるかもしれません。
 走ったところ、スローが安定して静かさとスムースさが増したように思います。希望的観察です。少なくとも、エンジンが回っているときにプラグコードをいじる時の電撃を喰らう回数は減るでしょう。
Posted at 2021/03/10 21:43:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | MGミジェット | クルマ
2021年03月08日 イイね!

トップカバー

トップカバーE-Bay取り寄せの廉価版新品幌カバーを付けました。すっきりしました。いくらかの工夫がいりましたが、ほぼポン付けでした。
Posted at 2021/03/08 22:46:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | MGミジェット | クルマ
2021年03月05日 イイね!

E BAY 荷着

E BAY 荷着E BAY発注した品が1週間でイギリスから届きました。幌カバーレプリカ新品と、イグニッション置き換えセットです。2か所の業者別々の発注でしたが、一荷でやってきました。
Posted at 2021/03/05 22:25:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | MGミジェット | クルマ
2021年03月04日 イイね!

ヘッドランプリレースイッチ付け

ヘッドランプリレースイッチ付け ヘッドライトの明るさ増しとスイッチ類接点保護を狙って、ヘッドライト配線にリレースイッチを入れることにしました。

 アマゾン取り寄せリレーに配線付けです。オリジナル配線の接続端子間に挟みいれるようにします。リレー故障時には即座に元の配線に戻せます。なにぶん海女損物です。芳しからぬコメントが見られますし。ハイ、ロー それぞれの回線に一個づつのリレーをかまします。3個セットのアマゾン品です。2個は大丈夫でしょう。
 リレーの電磁コイル抵抗値は55オームで12ボルトでは0,22アンペア流れる単純計算です。かたやヘッドランプは40ワットほどで3アンペア以上。スイッチ類に流れる電流は10分の1以下となります。ヘッドランプへの電流はリレースイッチを介してバッテリーから直接行きますので、古い配線スイッチ類の障害を避けられます。ハイ、ロー切り替えの付いたコンビレバースイッチ交換にはハンドル抜きが絡んで大変な苦労をしましたので、そこへの負担が減ると心配事が一つ減ります。
 取付て試したら右目が点かず、配線を間違えたかと悩みましたが、何のことは無い右ライトバルブ近くの接続端子が抜けていました。抜いたことすら忘れています。ジッサマ仕事です。
Posted at 2021/03/04 22:58:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | MGミジェット | クルマ

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「中国山地スケッチ行 http://cvw.jp/b/2072720/47840499/
何シテル?   07/15 11:16
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