変な時間ですがおはようございます。
おはようございます…で、良いですよね?
昨日書いた通り、これからしばらく東日本大震災のことを書こうと思っているのですが、その前に若干前置きをしておこうと思います。
まず、ひとつめ。
昨日書いた通り、私は直接の被災者ではありません。
私は岩手県に居住する者ですが、震災当時は内陸の盛岡市におりました。
ただ、それ以前に岩手県沿岸の市で仕事をしていたことがあるなど、いささかの縁を持っておりました。
逆に言えばそれだけの関わりということにもなりますが、今は再び深い縁を持つに至っているということもあり、岩手県沿岸部には強い思い入れがあります。
ふたつめ。
書くに当たり、基本となるのは私の記憶となります。
可能な限り、公的な記録等と整合させていこうとは思いますが、基本的には私の体験記的なスタンスであり、私の記憶頼みで書いていきます。
しかし、年月が経過しているせいもあり、細部まで思い出せないのが正直なところです。
一生忘れることのできない出来事ではありますが、残念ながら時間の経過と共に記憶も薄れております。
それを実感したため、今回このような形で書き残そうと思ったわけですが…もっと早く書いておけばよかったと後悔しています。
このため、時系列がバラバラになってしまう可能性がありますが、ご容赦いただきたいと思います。
みっつめ。
なるべく、私が遭遇した事実と、その時の私の心境のみを記載することを心がけたいと思っています。
これから書くのは、私が体験した東日本大震災の記録であり、そのように書かなければ意味が無いと考えるからです。
直接の被災者ではない私が震災のことを書くことについて、正直ためらいがあります。
今も思うのは、直接被災された方々とそうでない者と、絶対的な違いがあるということです。
被災していない者は、私を含めて、被災された方々の心情を理解することは不可能です。
このため、私にあの震災のことを語る資格があるのか?という迷いは常に存在します。
しかし私は、100人いれば100通りの体験があり、感覚があり、様々な角度から書き記すということも必要なのではないか、とも考えるようになりました。
東日本大震災という、歴史的な大災害を記録する多角的な視点の一点として、私のような立場の者の体験記にも何かしらの意味があるのではないか?
そう考え、今に至っております。
こういったスタンスで記述していくものであるということを、まずご理解頂きたいと思います。
最後に…
被災された方々の心情に配意して記述していくつもりではありますが、なるべく事実をそのまま記載するつもりでおります。
また、私の配意や文章表現に不足の点があり、ご気分を害される方がおられましたら、直接メッセージ等でご指摘頂ければと思います。
長くなるのか、それとも…
今のところ、見通しは全く立っていませんが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
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東日本大震災 | 日記
Posted at
2014/01/04 05:27:09