
時々利用している ECS TUNING で昨年末に吸気系パーツの期間限定セールが行われていましたので、この機会に純正仕様のままだった吸気系を一新してみる事にしました。(画像は作業前のエンジンルームです)

個人的志向に合致したVWRの外気吸入方式のインテークキット。

純正の吸入口と同じ形状の吸入口パーツとゴム製ジョイント部

外径160mmのフィルターボックス部分

汎用部品の流用が出来そうにない形状の湿式3層構造のフィルター。
届いた時の状態もかなりオイリーで、ボックスの内外ともオイルまみれでした。

裏側前端部分に直径約5mm程の水抜き用と思われる穴が開いてます。

ボックスとフィルターは3か所のネジ留め。

取付は容易で、特別に難しい箇所や特殊工具の必要はありませんでした。
ジョイント部分の多層構造シリコンホースとパイプの結合は、エンジンオイルかグリスを塗ると楽に長さ調整が出来ます。

キット全体が振れないように、このステーに付属のゴムベルトで固定します。
インテークキットは支障なく装着出来たのですが、その前に行わなければならない下画像のパーツの取付には苦労しました。

Exhaust Manifold Heat Shield・・・アルミ製パウダー塗装済遮熱板です。
CDLエンジンはエンジンカバー(エアクリーナーボックス)がエンジンルーム前方と後方に各2か所づつ、合計4か所のポールジョイントで留まってます。
前方の2か所は問題なく外せる(24mmディープソケット必要)のですが

このバルクヘッド側の純正カバープレート上の2本が問題です。
ポールジョイント自体はM6のボルトに樹脂を成型溶着させたパーツなのですが、
カーバープレートの穴にタイトなサイズでタップが切られ(外す事は想定外のような仕様?)、更に裏からナットで留められてます。
表側から24mmディープソケットを使いポールジョイントが回らないようにし、非常に狭いスペースですが裏側のナットを外します→で、ポールジョイントをソケットで外そうとするのですが、ネジ穴が6mm以下で熱による固着なのか、ネジピッチの変形か、全く回ってくれません→おまけに樹脂部分は熱害の為非常に脆くなっており、ソケットの中で簡単にポロポロと割れてしまいます。
仕方がないので、以前に頭部が熱害で破損したポールジョイントを交換した時の方法で外しました。

周辺を防火養生して、大胆にハンドグラインダーでボルト本体を切断し抜き取ります。

破損させずに外した前側のポールジョイント2本を再利用し、やっと装着。
今後脱着が容易に出来るようにネジ穴は6mmの貫通穴に加工、ボルトがスムーズに通ってナット留めが楽なようにしました。
作業的には少し難儀しましたが、取付場所がタービンの真上なので、このパーツを装着する事よる遮熱効果は大きいと思います。安価なパーツ($29.71)ですのでお勧めです。
ヒートシールドプレート→インテークキット→ディバータホース→エンジンカバーの順に装着で完成。



ヒューズボックスカバー、バッテリカバー、エンジンカバー、クラントタンクカバーと四か所同柄でお揃いになりました。

いつでも以前の仕様にも戻せます(笑)
今回の一連の作業に際して、懇意にさせて頂いている Norocco GTさんより色々とアドバイスを頂戴いたしました。
改めてお礼を申し上げます。
Posted at 2020/01/06 23:26:20 | |
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