フロントリーフメンテ(まとめ)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ブログでも少し書きましたが、整備手帖で詳しくメモします。
特に不具合があった訳では無いのですが、リーフの錆も酷く、あまり放置するのも良くないかな~と思い、長期連休を利用してメンテをすることにしました。
構造は単純なのですが、リーフを外すまでに一番苦労するのは、Uボルトのネジを緩める事。
何しろ、錆び付いてネジ山が崩れていて、ワイヤーで錆を取り少しずつ緩めては締めての繰り返し。しかも、Uボルトが絶版とあっては慎重にも慎重を重ねる必要があります。(大きい方はまだ部品あるみたいです)
そこさえクリア出来たならば後はサクサクですね。
2
リーフのバラしに掛かります。
まず、センターボルトが緩むかどうか?・・・ダメでした><
代用品を探したところ、六角穴つきボルトのM8x50が合いそうです。
アクスルハウジングAss’yの穴は13.2mmでボルトの頭が13mmです。純正実測が12.8mmです。多少クリアランスが犠牲になりますが、ボルトを当ててみるとスムースに入りましたので行けそうです。
スプリングプレートAss’yの方は、穴も大きく余裕でナットが入りますし、穴は貫通しているので、ボルトの長さは問題なし。
これで、緩まないセンターボルトはサンダーで落としてしまいます。
後は力ずくでクリップを曲げてバラバラです。
リーフとリーフの間にゴムのスペーサーがありますが、3個脱落して無くなっていました。
更に、5番と6番リーフの間に白いプラ板が入っていました。
これは、整備解説書に無いので仕様なのかどうか判りません。
前オーナーの仕業かも知れないです。
3
錆を落とし、シャシーブラックで塗装をします。
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リーフを組み立てて車体へ戻します。
リーフ組み立てでも苦労がありました。
それは、クリップを戻す作業です。起こすのはバールで抉ればどうにかなるのですが、戻すには大ハンマーか、万力が必要ですが、どちらもありません。
油圧ジャッキでトライしますが旨く行きません。
仕方ないので、親父の知り合いの農機屋に万力を借りに行きました。
あんなに苦労したのが馬鹿みたいにあっさりと・・・・
やはり道具は大切です。
それと、シャックルプレート(前後)を締めるときですが、
仮締め状態で、タイヤを取り付けジャッキを外し、空車状態で本締めすると、整備解説書に書いてありました。
整備解説をよく読んでいて正解でした。
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更に・・・
よく見ると、リーフの上、Uボルトの間にキャスターアジャスチングシムなんてプレートがあるようですが、どこにも見当たりません。><
前オーナーが入れ忘れたようです。
組み上げた後に気づいたのと、時間切れで組み上げなくてはなりません。今まで無くても走っていたので、次回までこの状態となります。
参考
シャックルプレートも、Uボルトも、締め付けトルクは、74~83Nm
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メンテしたリーフ。
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メンテしてないリーフ。
今回、右側しかメンテ出来ませんでした。
試行錯誤で時間が掛かったのと、暑くて日中の作業が出来なかったこと、更に、左のUボルトネジが全く緩みません。途中で止まってしまいます。バーナーで炙ろうが全く歯が立ちません。無理すると壊すので、後でプロに緩めて頂きます。
無理をして痛い目に合っているので、必要以上に無理はしない事にしています。
自分の力量は知っているのでw
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【まとめ】
夏のメンテナンスは暑さとの戦いw
リーフは結構重い。
クリップ外しとか色々力技の仕事が多い。
万力は必要。
ナットを外すのが困難な箇所が多い。
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