2014年10月09日
えらいこっちゃ~!
ポテトチップスなどのスナック菓子に発がん物質、
内閣府食品安全委員会が発表 !!!!!
内閣府食品安全委員会は3日、ポテトチップスなどに含まれる化学物質アクリルアミドは、次世代にも影響が及ぶ「遺伝毒性をもつ発がん物質」との評価案を示す。アクリルアミドに対する国内での評価は初めてだという。
アクリルアミドは炭水化物を多く含む原材料を120度以上の高温で揚げたり、焼いたりすると発生。これまでの調査では多く含むものにジャガイモの加工品、ケーキ・ビスケット類、トースト、コーンスナック、コーヒーなどがあるという。
★ 国内では初評価
アクリルアミドについて、海外では2000年代初頭から、さまざまな調査結果に基づき、発がん性が認識され、消費者に注意を呼びかけている。食品安全委の化学物質・汚染物質専門調査会は、海外の動きを受けて、11年12月から独自にリスクを検討していた。
調査会は、国内外の各種動物実験の結果から、アクリルアミドは遺伝子や染色体の構造に変化をもたらし、次世代にも影響しうる発がん物質、と評価した。
人に関するアクリルアミドの摂取量とがんの因果関係については、海外の疫学報告からは十分な証拠は得られなかった。国立環境研究所が中心となり、日本人のアクリルアミドの摂取量を調べ、どういう人の場合、リスクが高くなるかなどを推定し、最終的な評価書をまとめる方針。
農林水産省によると、アクリルアミドは炭水化物を多く含む原材料を120度以上の高温で揚げたり、焼いたりすると発生する。これまでの調査では多く含むものにジャガイモの加工品、ケーキ・ビスケット類、トースト、コーンスナック、コーヒーなどがある。
アクリルアミドは家庭内の調理でも発生するため、欧州食品安全機関(EFSA)は「揚げ物は揚げ過ぎず、トーストは焦がさず軽いキツネ色に焼く」など、発がん物質を減らす方法をホームページで公開、注意を呼びかけている。
★ アクリルアミド
ジャガイモなど、炭水化物の多い原材料に含まれる、アミノ酸の一種のアスパラギンと糖類が、「揚げる」「焼く」「煎る」など120度以上で加熱調理されることにより、化学反応を起こして生じる。生の食材や、ゆでたり、蒸したりした食品には含まれていない。国際がん研究機関(IARC)は、発がん性の分類で、上から2番目のランクの「おそらく発がん性あり」に分類している。工業用に合成されたものもあり、土壌改良剤などに使われている。
今後、メーカーでの低減策が求められそうですね。
ご家庭での調理の、参考に・・・。
【 爺々通信 】
Posted at 2014/10/09 02:13:25 | |
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