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2018年09月05日 イイね!

少年時代・5

少年時代・5長い編成列車がホームへ入線してくる重量感。

駅舎など、公共施設の圧倒的なスケール感。

鉄道が眩しかった時代。


ホビーとしての鉄道が、あの頃も確かに存在していた。

資金力がない子供なりに、書店では鉄道雑誌や関連した文庫本などを読み漁り、模型店ではNゲージを眺めていた。




夏休みのある日、クラス一の鉄道ファンのO君と、鉄道写真を撮りに行くことになった。

今で言う「撮り鉄」である。






ダイヤとにらめっこして、分刻みの撮影プランを予め組んでくれたO君。

小学生にしては緻密な仕事だ。




始発で地元を出発して、大阪駅と新大阪駅を行ったり来たりの少年二人の大冒険。






機材はニコン製の一眼レフ。頼み込んで父親の愛機を借してもらった。太っ腹な親父に感謝。

もちろん銀塩カメラの時代。36枚撮りのフイルム一本勝負。

実家から出てきた紙焼きをスキャンしておくことに。




各シーン、1シャッターづつと球数制限。

構図を決めて、息を飲んで、入魂してのハイチーズ、だった。




オートフォーカスが無い時代、後追い撮影も至難の業。




「Discover Japan」

「いい日旅立ち」

「エキゾチックジャパン」

「いい旅チャレンジ20,000キロ」キャンペーン、、、。

旅情をくすぐる当時の映像や音楽が、待合室での情景が、今も脳裏に浮かぶ。




駅スタンプを集めたりもしていたな。

TVドラマ「鉄道公安官」に、人知れず熱狂したことも。
エンディング主題歌・サーカスの「ホームタウンエクスプレス」が旅情を誘う。








ブルートレイン。特急と急行、臨時列車の違い。




絵入り化する前の漢字とアルファベットのみのヘッドマークが好きだ。




L特急。ところで国鉄色と呼ぶらしい。

確かにJR化以降、車両デザインも多様化が進んでいる。






当時の車両デザインは、原則を重んじていたようだ。

バリエーションの振れ幅も小さいせいか、総じて重厚感がある。

国鉄に限らない。当時の公共のデザインは「遊び」が入り込むゆとりが無かったのか。

逆に、真っ直ぐさが味わいに富む。






急行運用される475系。北陸方面行き。




ディーゼル気動車。

硬派な佇まいと、あの汽笛に惹かれた。

現場に行かないと分からないことが多いと子供なりに学んだ。ような気がする。




私鉄沿線に住んでいたせいで、普通列車も貴重。しっかり記録に残しておく。






2編成を同時にキャプチャ。片方は動いている。

想定する構図から逆算してシャッターチャンスを待つも、なかなかうまく行かなかった。






貨物の牽引機関車も狙っていた。幼いながらに、なかなか渋い仕事。




北口駅舎を建設中の国鉄大阪駅を、阪急グランドビルからパチリ。

アクティ大阪とか、まだない。

実はこの写真が最も貴重な気がする。


Posted at 2018/09/05 09:51:40 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2018年09月03日 イイね!

メモラビリア

メモラビリアメモラビリア【memorabilia】。記憶すべき出来事・事柄・品物のこと。特に、スポーツや芸能などの分野の、コレクションの対象となるような記念品をいう。プロ野球選手の直筆サイン-ボールなど。(コトバンクより)

引っ越しの度にかなりのアーカイブを処分してきたが、身の回りに残るジャガー関連アイテムを。





ボンネットマスコットは欠かせないアイテム。これはベースがかまぼこ型の旧タイプを書斎用に加工したもの。本国のディーラーで購入。これだけは手放せなかった。




多数の「コレクティブル・アイテム」について、この本に事細かに収録されている。

ジャガーのカーバッジやエンブレムについての多くをこれを読んで学んだ。

ジャガーグッズファン?にはお薦めの一冊。




往年の広告グラフィックも味わいがあって欠かせない。

エレガントなしつらえのXK120コンバのディーラー広告。1951年に雑誌掲載とある。




Mark Xと書いて、マークテンと読む。1961年に出稿。

伸びやかなエクステリアデザインが強調された画法。

オリジナル以上に尻下がりに見せている。




ピカデリーのショールームの広告。1963年。

マーク2、マークX、Eタイプと、ラインナップが勢揃い。

総合カタログの表紙のようなポスター。




一気に現代へ。90年代初期のジャガージャパンのカタログ。

XJは40世代が全盛の時代。

総カタには、まだまだ現役のXJS、ライフが長いダブルシックスも収録されている!




こちらは2000年代に突入した、X308の頃。

「JAGUAR」ロゴはまだ旧型。




JAGUAR DESIGN。Nick Hull著。

スワローコーチビルディング(SSI)時代から、XFやF Paceといった現代のクルマまで、ジャガーの歴史がくまなく網羅されている。

数多くのプロジェクトのスケッチ、モックアップ、携わった人々の思惑まで、カラフルにたくさん掲載されていて、こちらもお薦めの一冊。




最後に、、、。

それにしてもX300、308、350あたりまでのXJデザインのエッセンスが詰まった水彩イラスト。

写真に頼らない時代の広告グラフィックはとても優雅で、想像力を掻き立てられる。




<追記・2019.5.3>

10年前に放出したコレクションが、某所に掲出されているのを発見して嬉しかった!

Posted at 2018/09/03 14:30:35 | コメント(10) | トラックバック(0) | 日記

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「ずらし休暇も最終日。いざ復路へ。」
何シテル?   08/20 07:42
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