2014年02月25日
かなり昔の話ですが、雪が多くなると思い出すのです。
その年も雪の多い冬で、何しろ若い時は怖いもの知らずでした。
たしか、2月の今頃だったと思うのですが、
夕方から雪降りになり、
板金屋の知り合いから、「今夜、ワカサギ釣りに行こう」と電話が来たんです。
そして、聖湖に行く事になり、うちに夜中の12時に迎えに来た。
聖湖は、勝手知ったる他人の家と言う位に、湖の中のどの場所で釣れるか熟知していたので、
数は釣れる予定で、湖に着いた。
そしたら、雪が多くて、氷の上に積雪が30センチも積もっていたんです。
湖の雪の中を、釣れる場所まで行くだけで、履いていたスノトレはびしょびしょ!
兎に角、氷に穴を開け、テントを張って釣りの準備。
穴開けは、直径35mmの鉄パイプをT型に溶接して、その先に、リーフスプリングで
かんなの刃と同じに作った刃先を溶接して作った自作品!
雪はずっと降っていて、釣れる予想は、いいんじゃないかな!
午前3時頃、離れた所で釣っていた人が来て
「釣れますか?」と、
「おたくは、どう?」と聞いたら
「30位。」との事。
「おたくらは?」と聞くので
「同じくらいだね!」と答えたら
「やっぱりねー」と言いながら戻っていったんです。
そのあと、二人で釣れた数を数えたら、だいたい250匹ほどになっていました。
結局、朝の7時までやって、撤収で、二人で350匹ほどは釣れました。
この、聖湖での釣れる場所は、ワカサギ釣りの常識は通用しないのです。
それで、車に戻ったところ
車は、知り合いのホンダライフのバンで来たのです。
ドアはロックしなかったから良かったのですが、
車のキーを湖の何処かに落として無いって言うんですよ!
「え~~~」ですよ。
帰れないじゃないですか!
この車、まだステアリングロックが付いていないころの車なので、
キーシリンダーからコネクタを抜いて、
針金で、イグニッションONに繋ぎ、スターター端子をショートさせて
エンジン始動!
板金屋と整備士のコンビは、何でも怖くない!
そして、さて帰ろうと走り出したら、サイドブレーキなんか引いておくもんだから
凍ってサイドが戻らない。
もう、踏んだり蹴ったり。
天国と地獄とはこのことです、まったく!
でも、いい思い出です。
このあと、キーを無くしてスペアーキーの作る為の知識を一つ!
運転席か助手席のドアのキーシリンダーのどちらかにキーの番号が刻印してありますから、
この番号を言えばスペアーキーは作れます!
キーシリンダーの番号を見るには、ドアの内貼りを外してシリンダーを外す必要があります。
Posted at 2014/02/25 21:13:39 | |
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