全日本最終戦のレポート♪

今期最終戦は、埼玉県にある本庄サーキットで開催されました。
このサーキットは全日本選手権では初開催であり、特長はハイスピードなレイアウトで、決勝コースは３速でのシケインや、４速から横Ｇを抱えながらのフルブレーキングなど、「気持ちよく最終戦を走ってほしい！」というコース委員長の声が聞こえてきそうな、楽しそうで、ちょっと危険なレイアウトということもあり、その術中にハマり、コースアウトや転倒車が出るなど、走る側も観る側も緊張感を持って挑んだ大会となりました。
我がＳＡ３クラスは既に自己のシリーズランキングは３位が確定しており、上位２名でのチャンピオン争いとなってしまいましたが、消化試合なんて考えはなく、全力で走り切った自分を超えてチャンピオンになってほしい！　そのためにも、攻めきって、納得のいく締めくくりをしたいと真剣に考えていました。
また、今期最終戦は、３年間という過去最長期間のパートナーであった、ランエボⅨＭＲのラストランという事もあり、気合いの入り方もチャンピオン争いをしている２名に負けてはおりません。
そんな気合いと、リスキーなコース攻略を左右するのはブレーキング。
特に高速からのブレーキングには絶対的な自信があり・・・というより、自信があると自己暗示して１本目スタート。　しかし、スタートダッシュでエンジンストール気味となり、いきなりのタイムロスでしたが、これを取り戻そうなんて考えは捨てて、狙った走りを着実にクリアしていきます。　特に重視したのは高速Ｓ字。　大きな縁石を跨ぎながらのコーナーリングですが、姿勢を乱さないよう、高い車速で進入する代わりに、アクセルオンのタイミングを若干遅らせて、縁石に飛ばされない走りを心がけましたが、これがビンゴ。
１本目、２本目ともベストタイムをマークして優勝することができました。
「チャンピオン争い」という重圧がなかった影響か、伸び伸びと攻めて走りきる事ができた事が今回の結果に結びついたかも知れませんが、「遅すぎた２勝目」しかし、「来期に繋がる２勝目」でもあります。
３年間、特別なトラブルなく走りきってくれた、エボⅨＭＲの良い思い出になりました。

来年は、新しいマシンにスイッチし、チャレンジングな年になる予定です。

今年も一年間、応援して頂いた皆様、ありがとうございました。



撮影班長　ナイスショット頂きました♪

さて、これでジムカーナの締めです。　ニヤリ♪　
治療に専念です！