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シリーズも折り返し。　
今のところランキングはトップながら勝ち星は１個と予断を許さない状況の中、２勝目を挙げるべく鈴鹿に向けたセッティングを詰めてきました。

一筆書きのような鈴鹿のコースレイアウトは、ＳＡ３トップクラスでタイム差が出ることはなく、キーとなるのはテクニカルセクション。　

即ち、ターン区間と読んでいました。

深いターンと浅いターンでは、セッティングの方向性に若干の違いがあるのですが、今回は鈴鹿特有のカントがあって、トラクションが薄い鈴鹿のパイロンセクションにポイントを絞って詰めてきました。　
その甲斐あって、公開練習ではトップを飾り、この勢いに乗って！　というところでしたが、決勝では最後の詰めの甘さが出てしまいました。

決勝コースはスタート直後にテクニカルセクションがあり、その後はオンコースといったレイアウト。　
どう考えても最初の区間で決まるのは目に見えていました。
正に読み通り！　後はドライバーが何とかするのみでしたが、セッティングを詰めたはずのテクニカルセクションで立ち上がりラインが外にズレ、その後のリカバリーのダブルロスにより、トップから０．２ｓ遅れの３番手。

２本目はロスしたセクションに加え、コース上でのブレーキングによる詰めにより、０．５ｓのタイムアップを目論みスタート。
　
課題としていた最初の浅いターンは上手く行ったものの、フルブレーキングでリズムに乗れず、０．２ｓ×２箇所のロス！　
０．２ｓのタイムアップを果たすことが出来たものの、上位陣のタイムアップにより、３番手変わらず。

攻めた中にもやはり守りが顔を出した一面もあり、決して攻めきった結果では無かった事に悔いは残るものの、貴重なポイントをゲットし、ポイントリーダーのまま後半戦に突入出来たので、残りはミスを恐れず攻めきる走りで優勝のみを狙っていきたいと思いま～す。

どうやら金曜日に走らないと調子が良いようで、公開練習はトップ♪

しか～し、ＫＥＮブラックが体調不良でダウン（汗）

明日までに回復してくれる事を祈る！

ということで、ＫＥＮブラックをホテルに残し、我々はパワーを付けるために
焼き肉に旅立ちます♪

相性の良い北海道のスポーツランド砂川ですが、今年は立ち上がりのリズムが今ひとつ悪く、金曜日から色々とセッティング・車高などを調整し、土曜日にようやくリズムを取り戻すことに成功。
この勢いを持って決勝に臨みたいところでしたが、決勝日の慣熟歩行が終わる頃にはポツリと雨が降ってきました。　
今年は微妙なタイミングで雨が降っていつもツキがないのですが、まさに今回もその餌食になってしまいました。
今回はラストゼッケンでしたが、１ヒート目残り３台となったところで雨脚が強まり、自分が出走の際にはヘビーウエット状態。。。
雨は得意ですが途中で条件が違ってこれば、さすがに厳しいものがありますが、無難に攻めて何とトップタイム。　
ペナルティなしの生タイムでは負けていますが、パイロンタッチに助けられてのトップですが、ここまではツキはあったようです。
その後も雨脚は一層強まり、このまま逃げ切りかな？　なんて良からぬ事を考えたのがいけなかったのかも知れません。
雨脚に足下をすくわれコースアウトする車が後を絶たず、タイムスケジュールは遅れて自分のクラスが出走する時は小雨になってきました。
それならそれで、更にタイムアップすれば良い！　と自分に言い聞かせてスタートしますが、中盤で何と脱輪してしまい万事休す。
１本目より圧倒的に良い路面だっただけに悔いは残りますが、仕方ありません。
順位も大幅に下がったと覚悟しましたが、２位ということで「ラッキー」という気持ちに切り換え、北海道を後にしました。

次戦は地元、鈴鹿ラウンド。
中盤の大一番になりそうなので、がんばりたいと思います。

普段は金曜日をセッティングデーとして現地入りしていますが、今回は本業の都合により土曜日からの走行。　
いつも違うリズムに不安を覚えますが、１０日前に事前走行を済ませているので「大丈夫なハズ！」と自己暗示に掛けて土曜日の公開練習に臨むつもりが、涼しかった事前走行とは打って変わって気温は上昇。　
少し不安ではありましたが、路面温度変化とコースレイアウトを考えて、減衰力調整とリヤアライメント変更を決め打ちで変更したのですが、これが大正解となり６０秒を切るコースで２位を０.７ｓ引き離してのトップタイムを確保。
決勝もこのリズムで行きたいところですが、決勝当日は曇りで気温も低く重要な路面温度も前日より１５℃も低い状態となり、ここで悩むのはタイヤのコンパウンド。
低温の「Ｓ２」から中温の「Ｍ２」高温の「Ｔ２」の中からどれをチョイスするか・・・

実は、あまり悩みませんでした。

１０日前の事前走行と路面温度は同じであり、そのデータでは「Ｍ２」と「Ｔ２」は同タイムであり、後は決勝当日のコースレイアウトで決めれば問題なし！（と言い聞かせるのが重要）
コース前半には、フリーターン２回転（５４０度ターン）があり、ここでタイヤの表面温度は上がるはず！　ということで、高温用の「Ｔ２」を選択しました。
事前のテスト結果通り前半は我慢の走りで、５４０度ターン以降は全開アタックです。
結果的にそれが見事に嵌まり、２位を０.５ｓ引き離してトップタイム。
路面温度上昇が見込まれた２本目は更に温度は下がり、１本目のタイムで逃げ切りの今期初優勝を飾ることができました。

今回の優勝でポイントリーダーで前半戦を折り返すという最高の形で終えることができました。
次戦は相性は良いのですが、昨年は２／１００秒差で２位となった北海道はスポーツランド砂川で開催されます。　昨年のリベンジを晴らすべく、頑張りたいと思います。


まずは、今年初の動画をどうぞ♪




今年は師弟対決！



爆走中！



サンクス！　ＫＥＮブラック♪

金曜日は仕事だったのが幸いして？、本日はトップタイム(^-^)v