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こんな走りでした。






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チャンピオン生き残りを賭けた、崖っぷちのこの鈴鹿ラウンド。
ここ鈴鹿は、一昨年４ＷＤ初優勝を遂げた縁起の良いこの会場で、もう一度チャンピオンシップ争いに返り咲くには最高の舞台！　
そういい聞かせて望んだ鈴鹿ラウンドでしたが、勝利の女神はチョットご機嫌ナナメでした。

今回も、金曜練習日から参加しましたが、朝のゲリラ豪雨でコースもパドックも水没。
雨は１時間強で止みましたが排水が追いつかず、練習会のスタートは１４時と、何とも出鼻を挫かれる始末。
とはいえ、走れないのはイコールコンディション。　
気持ちを入れ替えて、限られた時間でマシンセッティングに力を入れ、ドライバーの慣らしも無事完了。

土曜・日曜は夏空が戻って「晴れ」　個人的には望んだ天候であり、「運ハ我ニ味方セリ」！　と志気を高め決勝に臨みます。　
決勝コースは今年の流行り「難易度の高いサイドターン」が設定され、今回のターンは得意な部類。
「ここで確実にタイムを稼ごう」と誓い、１本目をスタートしますが、このターン区間はカントが付いており、サイドを引く車速を誤るとロスに繋がります。　実際にはカントと路面のグリップレベルを読んでサイドを引く車速を引くのですが、その読みが僅かに外れ、サイドを引いた瞬間予想以上の慣性が発生してしまい、このままではパイロンタッチをすると判断してすかさぜカウンターで慣性を殺しますが、結果的に旋回半径が大きくなってしまい、思ったほどタイムを稼ぐことは出来ませんでした。
その後は、大きなミスもなく、最終セクションのドーナツターンをパーフェクトにこなしてゴールし、ベストタイム更新！　第１ヒートはトップタイムでした。

２本目は路面温度も上昇し、「このまま逃げ切りか？」なんて思った時点で、勝利の女神にそっぽを向かれてしまったようで、西原選手に０．１６ｓ逆転され、２番手に後退。
自分はターンセクションで０．２ｓタイムを削りますが、悪化した路面と最終ドーナツターンでミスを犯し、タイムダウンでフィニッシュとなりました。

万事休す。　シーズンは終わった。　と思いましたが、冷静にポイント表を見てみると、優勝が前提で、シリーズトップの川脇選手が４位であれば、同率チャンピオン。
それ以下では単独チャンピオンと、紙一重、可能性はゼロに近いですが、まだチャンスはあることが判明。

一度は諦めたタイトルなので、捨て身の走り？でがんばりたいと思います。

その最終戦は、９月２８日　九州の「モビリティランド大牟田」が舞台です。

PS.ao_chanさんナイスショット！