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後半戦のスパートに向けて、鈴鹿での事前テスト走行でセッティングを詰めて挑んだこの一戦。
ここで勝たなければチャンピオンの可能性が消失してしまうため、いつもより気合い多めで金曜日から練習走行に参加しますが、気合いと裏腹にタイムの伸びは今ひとつ。
セッティング変更してもタイムに与える影響は少なく、意気消沈気味で本番を迎えることになりました。

決勝コース図を見て、「ビックリ」。
鈴鹿といえばダイナミックなコースレイアウトが定番なのですが、今回はスタート直後にＷフリーターン、変則１８０度ターンに３６０度ターンと、難易度の高いサイドターンが連発するコースレイアウト。
今回は、高速コーナーリングに絞ったセッティングでしたが、急遽ターン仕様にリセッティング。　最大の変更要素はタイヤのコンパウンド。
我がダンロップのコンパウンドはＭ１（ハード）と、Ｓ１（ソフト）があり、路面とのマッチングとしては、Ｓ１の方が相性の良いことが分かっています。
定番のコースレイアウトであれば、悩まずＳ１をチョイスしたのですが、サイドターンでの旋回スピードを重視して、Ｍ１をセレクト。　前日のテスト走行での不調もあり、思い切った勝負に出ました。　　　しかし、この判断は間違いに終わるのです。

確かに旋回スピードの面では良好でしたが、その後のトラクション不足でメリットを活かせず、１本目は３番手。　
２本目は路面温度も上昇し、Ｍ１を選んだメリットを最大限に活かしたいところでしたが、マシンは思った動きをせず、あげくに脱輪ペナルティ。
タイム的には０．３ｓ上げましたが、結果は５位に低迷してしまいました。

今回は、セッティング・タイヤ選択・ドライビングとも正解を導く事が出来ませんでしたが、悩んで、選んで出した結論なので悔いはなし。　　毎戦が勉強です。
残る２戦は、納得のいく内容で締めくくりたいですね。　

写真は、ao_chan　です。　撮影班長も、アナ駆動もありがとね♪
見事に脱輪のタイミングを撮られてしまいました（笑）