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今回の会場は富山県にあるイオックスアローザ。
このコースは全日本選手権９戦ある中で、唯一のパイロンコースでありジムカーナの原点でもあります。
パイロンコースはライン取りの自由度が高くて、攻略するには非常に楽しい反面、コースのパイロン配置を完全に頭に叩き込むのが大前提なので、これがまた苦労します。
とはいえ、アローザでのパイロン設置は、高齢化したジムカーナ選手層に配慮しているのかどうかは分かりませんが（それはありませんね）、パイロンの数が少なめなのが救い。
弱り始めた脳に、コースをしっかりインプットし攻略方法を練るのですが、重要なのはセッティング。　今回はサイドターンが多いため、ターンでの回頭性、立ち上がりトラクションを重視して、フロントもリヤもアライメント大変更し、コーナーリングは多少犠牲にする方法でＦＩＸ。
このセッティングは成功だったのか？

この週末は、３日とも晴天。　イオックスアローザはスキー場なのですが、とにかく暑い。
テントに扇風機２台に、氷を大量購入し、とにかく人間のコンディションを第一に考えます。
コンディション調整といえば「アミノバイタルプロ」。　いわゆるアミノ酸ですが、これを服用すると、不思議と疲れが残らないのです。サプリメントの力は凄いですね。

さて、肝心のコースは、ゴール手前に間隔の狭い８の字ターン。しかも１発目のアプローチは難しい角度からの進入とエボⅩ（と手首）には厳しいレイアウト。
しかし、ターンを重視した仕様なら何とかなる・・・　
はずだったのですが、思ったようなターンをすることが出来ず、１本目は４番手。
２本目には、リヤのアライメント＆車高をコーナーリング側に振ってアタック！　確かに前半までは良かった。　しかし、またもや最終ターンの餌食になり、思ったほどのタイムアップが出来ずに３位止まり。
進化したかと思われた前戦から一歩後退のポジションでしたが、ターンでのミスが響いた１戦でしたので、高速レイアウトな次戦鈴鹿ではもう少し期待できるかも？　いや、期待して下さい。

ナイスショット！　撮影班長。