8/11最終日は、広島県西端の大竹市の亀居城へ。
この日は早朝から晴れ。7:30頃に宿を出発した時点で既にモワっとした暑さでした。
R2で西進。宮島(厳島)のエリアを通過するため混雑を懸念しましたが、朝早かったため普通に流れてくれました。しかも、ほとんどの信号が黄色点滅でほぼノンストップ。天国のようなルートでした。
宮島を左手に望みながらの気持ちの良いシーサイドドライブでした。
9時前には「亀居城」に到着できました。
専用駐車場完備。
私は都会のド真中でもがくより、こういうローカルな所の方が落ち着きますね~。
舗装路を少し登ると城内の中央部に。
公園として整備されており、トイレ・水道有り。
下草は多いものの夏場でも十分見学できました。
楽しみにしていましたが期待以上でした。
ほぼ全体が残存しているうえ、城郭建築の円熟期の作ゆえ立派な総石垣造り。
築城者があの福島正則で歴史も明瞭。続100名城に選定されなかったのが不思議なくらいです。
城内は訪ねる人も無く、終始独り占めでした。
が、何故か公園を横切る道路は車通りが多かったです。下の松の丸の向かいに墓地と駐車スペースがあり、お墓参りの車のようでした。
二の丸の石垣。
立派な虎口。
二の丸から本丸を望む。
本丸。
海側はひらけた眺めが素晴らしい。左端は宮島です。
珍しい野外の音声ガイド付き。もちろん押しました(^^;)。
反対側は山。
天守台は結構面積があり、ここに乗っていたであろう天守閣は立派なものだったでしょうね。
残念ながら天守台へ登るのは禁止でした。
高所感抜群の高石垣です。
二の丸へ戻って、
下から。
公園化されていない外側にも井戸跡、草に埋もれた石垣、崩れた石垣、郭、などがありました。
草で足場が不明瞭でリスキーなので奥までは踏み込めず・・・
二の丸から三の丸への直通路。
三の丸からの眺望。木々で遮られてこれが精一杯。
東側の下の方の郭群は、綺麗にされ過ぎず城跡らしい荒々しさを残していました。
なしの丸から松の丸へ降りる通路。
松の丸から。麓の市街地。
さらに下って、名古屋丸から松の丸を望む。
高石垣の出入り口。
ここからも良い眺め。
赤い看板のビルがゆめタウン。呉にもありましたね。
さらに下の、捨の丸の方への石垣の出入り口。
要所に石垣が残っているのが素晴らしい。
一通り周って駐車場へ戻ったのは11時過ぎ。
いや~堪能しました。夏場以外の草木が減退した時期ならばさらに色々な発見があるでしょう。
こういう小ぶりだけど総石垣でいい味出してる城は関東には無いので、羨ましいですね。
関東大震災で倒壊した小田原の石垣山一夜城が現存していたらこんな雰囲気だったんだろうなと思いました。
麓のゆめタウンで昼食後、12時過ぎに帰路に着きました。
普通に流れていたR2で宮島前まで戻り、大野ICで高速道に入り、あとはひたすら東進。
連休初日ゆえ下り方向は長い渋滞が所々で見られましたが、上り方向は懸念を余所に快走でした。
鈴鹿~四日市で事故渋滞があったくらい。東名の松田~横浜町田の渋滞表示(お約束)もありましたが通過する時間には解消しておりました。
兵庫~大阪~京都では、道路上の案内表示に従って行ったら、いつのまにか新名神に入り込みました。私の純正オプションのカーナビは更新サボっておりまだ工事中の点線表示なので、行きでは別ルートでした。(ちなみに地図データは一定期間無料で更新できます)
新しいのと山の中を横断しているだけあって、新東名に似た雰囲気でしたね。
写真は脈絡ないですが(^^;)、とにかく熱中症対策には気を使った三日間でした。
広島城の茶店では「伯方の塩アイス」で一息入れたり、「塩」の名のついたものにやたら魅かれましたよ。
23時頃に帰宅できました。
Posted at 2018/08/15 12:55:20 | |
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