前回自分が勉強してきた、【市販品で学ぶコンデンサチューン回路】の続編です。/(=^_^=)\
ホットイナズマ製品の「TypeLR」、「TypeHR」、「TypeMR」の各回路図の発展タイプの紹介です。
前回のブログ【市販品で学ぶコンデンサチューン回路】を参照してください。
・図4 中速域用のコンデンサとモニターLEDを追加した回路図
図3 TypeMR(マルチ回転タイプ)回路図に中速域用のコンデンサ2200μF
または1000μFを回路内に追加したものです。
ww(笑)
・図5 中速域用のコンデンサとモニターLEDを追加した回路図
図4の回路に中速域用のコンデンサC2 1000μFを追加した回路
wwww(笑)(笑)
※図4の回路に1000μFを入れていたら、2000μFです。
・図6 低速域用のコンデンサとモニターLEDを追加した回路図
図5の回路に低速域用のコンデンサC1 220μFを追加した回路
wwwwww(笑)(笑)(笑)
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<回路からわかったこと>
・図3 TypeMR(マルチ回転タイプ)回路図からさらにコンデンサが、
高速域用のコンデンサから低速域用のコンデンサが単純に追加される。
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220μF 470μF 1000μF 2200μF 4700μF
数値(容量)は、このパターンでOKらしい。/(*^ x^)\
<モニター用LEDの挿入>
・LEDにプラス抵抗を挿入する
LEDは流す電流により、明るさが決まります。直接LEDにバッテリーの電源を加えること!
LEDが壊れてしまいます。
各LEDによって流せる最大電流値が決まってます。
「If=順電流」というそうです。If以下の電流を流すようにします。
<LEDの保護抵抗の計算式>
電流を決めるのが抵抗です。
抵抗の計算はオームの法則です。
式 電圧(E)= 電流(I)× 抵抗値(R)
抵抗値(R)= 電流(I)/ 電圧(E)
※電流の値はAです。
mAは1/1000Aなので変換する必要があります。
例)20mA→0.02A
■電源電圧について
12V車はエンジンがかかると14.2Vくらいになります。
■抵抗値計算方法(例)
14.2V電源で、LEDを1個接続する場合の例です。
LEDの定格( =順電圧)は3.4Vとすると
抵抗にかかる電圧は14.2 - 3.4 = 10.8Vとなります。
この回路に20mA( 0.02A )流す場合は、
電圧( V ) / 電流( mA ) = 抵抗( Ω )
10.8 / 0.02 = 540Ωになります。
まとめると・・・
(電源電圧 - Vf × LED直列接続数) / 流したい電流 = 抵抗値
※LED2個なら 3.4V×2=6.8V(順電圧になります。)
■消費電力の計算方法(例)
電圧( V ) × 電流( mA )=電力( W )
10.8 × 0.02 = 0.216 ( W )
※抵抗のワット数は、LEDの保護抵抗の場合、抵抗は消費電力の2倍以上のものを使用
・1/8W (0.125W)
・1/4W (0.25W)
・1/2W (0.5W)
2倍以上なので、0.216W×2=0.432Wとなり、
1/2Wの抵抗を使う。使用するLEDで数値も変わります。
■CRDの使用
LEDの保護抵抗の変わりに「定電流ダイオード(CRD)」を挿入する方法もある。
電圧ダイオード(ツェナーダイオード)でないです。勘違いしないようご注意!wwww
ただ、周囲温度が80度~100度だと定格電力は半分程度に減ってしまいます。
場合によってはCRDが壊れる可能性があります。
エンジンルームのような高温にさらされる環境で使用する場合は、不適といえますね。
Posted at 2014/03/03 18:02:08 | |
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