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GW前にブレーキを直して群馬に持ってきたプレリュード。

GW過ぎた辺りから3年放置の影響による悪いところが次々見付かり(錆や雨漏り)、足回りの部品も出ないしいっそのこと手放してしまうか、いやでも待てよって状態で悩んでいました。

そんな中で参加した萌車ミーティング。



10周年だし折角だからと持ち込んだら、トロフィー2つも頂いたよ！！

最終的にはがんばって直して乗ろうって決断をしたんですが、その直後にフロントガラスが勝手に割れました。

「もう乗るな。」

私はこれをプレリュードからのメッセージと受け取り、手放す決断をしました。

車検つきだから返ってくる税金分で買い手を一応探してみましたが、32万走ってる車を欲しがる方は誰もおらず。
カスタム若しくは車を使った実験をしてくれる人がいれば嬉しかったかな。

近所の解体屋さんに持ち込むのが一番お手軽でしたが、一瞬で潰されるのが目に見えたのと、海外に持っていかれる可能性にかけて大変ハッキリスッキリしているさいたま市岩槻にある廃車買取屋さんに持ち込みました。持ち込むの決まったのが当日朝でした。
一番高く買ってくれましたし(



最終日。
夜勤明けから太平洋目指して夜通しとことん走るつもりが、1時間もしないうちに寝落ち。11年前はこんなことなかったのに。歳にはかないません(
夜明けは国道50号で迎えました。

でもいいんです。
こうしてプレリュードの中ではよく寝たものです。



あちこち走り回って32万km。
と同時に、廃車屋に到着。



思えば11年前。
18歳の時からあこがれだったプレリュードを手に入れた。

嬉しくてハンドル抱き締めて涙ぐむのはしょっちゅうだった。
少し離れてプレリュードを見て、いつもニヤニヤしてた。
何もかもが最高だった。
何もかもが幸せだった。
プレリュードと過ごす日々は、夢のようだった。

あの時このプレリュードを買う決断をしなければ、一生味わうことはできなかった。
そんな気さえしてくる。

その日々も、これにておしまい。
いつか必ず最後を迎えるのは当たり前だけど、やっぱ寂しいな。



ありがとう。ばいばい。

■2017年9月30日　プレリュード廃車■