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9911GT3stのブログ一覧

2014年11月26日 イイね!

フェラーリ乗りの足ぐるま〜その弐 試乗の結果買わなかった理由 ギブリ、アルピナ、S3でもなく、、、

フェラーリ乗りの足ぐるま〜その弐 試乗の結果買わなかった理由 ギブリ、アルピナ、S3でもなく、、、経緯〜 
ポルシェ911は小回りも利き、最低限の荷物も載るため最も優れた足車。
都内街乗りでストレスは皆無、荷室もIKEA以外普通の買い物にも困らない。

都会では911多過ぎて無視されるのも◎.          以上GT3も同様
              ⇒嬉々と乗ってるセレブ!?ママさん残念!
しかしGT3がリコールによる納期遅延のため急遽足車(=日常使う本命クルマ)を検討。
足車の条件:
①ブランド物に興味は無いため、マーケティング会社が多々運営するお洒落風和食店みたいな類いの車は絶対にNG
②都内の狭いパーキング、小道をストレス無く使えること
③真っ当一本槍!みたいなのも無し

以下では基本的に興味を持った=10ベストの中で、あえて買わなかった悪い点だけを述べるため、かなり辛口な表現になっている。

結論〜

どれも帯に短し、襷に長し・・・で買うに至らず。
理由:
最近の1000万前後の車選びは難しい
車の基幹性能からすれば、パワー含め300ps少し、つまり600万くらい出せば一通り完成された品質の車が手に入るのに、その金額まで出してまで手に入れたい「+α」が見えにくい価格帯になってしまったから

600万以上は結局「暖簾代」かそのメーカー独自の「味付け」にいくら価値を見いだせるかの領域。

今や1000~2300万近辺の車は、一部を除き一番マーケティング色が強いものがラインナップされがちなため高い割にビミョーな範囲かなとも思わされた試乗の連続だった。

以前と違い、1000万円台の入魂の一作が無くなってきていることこそ由々しき事態だと思う。
ここ15年弱ニューリッチ向けのブランドカーの隆盛によってまともな極めて良く出来たくるまが1000万円台で少なくなった!気がする。。。
高価格車マーケットに2000万前後のいわゆるニューリッチ向けハイブランドカー=DB9、カリフォルニア、ベントレーコンチネンタルGT、ゴースト、ガヤルド、、、が割って入った事で高級車市場が1000万かさ上げされ、結果として1000万台が格下のような位置づけになったことで、そこそこのデキの車ゾーンになってしまったのだろうか?

アウディS3:未試乗

2013年末の雑誌やらで評論家の皆さん大褒めだったので、逆に冷めてしまったからか?試乗に至らず。
本当の所、アウディはカンパニーカーのイメージなので日常の相棒としては味気ないかなと。
ただアウディの洗練された外観は街を引き締める
自分が乗るには少しスマート過ぎるけれど、レクサスが全て消滅して全てアウディになったらい〜なと思う。東京の街並ももっと洗練されたものになるだろうから。
レクサスはお涙頂戴が念仏を唱えながら走っているようなもの.対してアウディは自律したオトナの社会のクルマだ。

アルピナD3:試乗(B3含めの評価)

これまた自動車好きを自認する方々には大好評。
乗ったら加減速、ブレーキタッチ等かなり良いのだが、絶賛モノでこの味はアルピナしかない!程かといえばそれほどでも・・・
アルピナに求めるパンチと切れ味がない?!アルピナってこんな平凡だった!?昔はエンジンのふけ上がり・タイヤの一転がりが上品だな〜と感じたのに。

フェラーリはおろかベントレーやロールス並みの希少性に酔える上、独特の品があることは確かだ。
そういう意味でいまや一番のブランドカーではないか。クルマ好きよりブランド好きが目につくようになった気がする。

レクサスのようにまだ形にさえなっていないブランド戦略が、車好きの間ではしばしば槍玉にあげられる。
かつて300~700万で作れていた品質の物を、よくも名前と店構えちょっといじっただけで倍の値札付けてだせるな!と。バカにしてるのかと!

がしかし、本当に上手いブランド戦略とはアルピナやルノーのように巧妙で、槍玉にあげる隙さえ見せないものを実は指すのではないか?

マセラッテイ ギブリS:試乗 

この中では買う寸前まで残った候補No.1!
ただ魅惑的なエンジン排気音含め、少しマーケティング色が濃過ぎるのではと感じた。
先代QPのごとく、荒削りでも自分たちが考えるセダンとはこういうものだ!というイタリア人の心意気を見てみたいというのがイタリアンセダンを買う動機の主たるもの。
ドイツ車とも張り合える!とか要らない。エンジンが裸で走ってる!みたいなエキゾチック感満点なのを期待したい。

メルセデスベンツ 新型(2014.5〜)Cクラス:試乗

まずは新型が出る前だったので、どうせなら!と珠玉のC63の自然吸気エンジンを試した。
全く響かず!!
車体剛性が10年以上前のワナワナ系だし、それを味付けに転化させる程の技量も見受けられず。ほぼ買うつもりで乗ったのでかなりガッカリ。。。かつてみたいな脚回りのコシというか、得体の知れない魔法感がない。
あのインテリアの貧弱さ(立て付け、質感、デザインセンス全て)は、走りさえ良ければ我慢できるかもしれないが、それもないとなると余計に粗が目立つ。

新型Cクラスは珍しく、ENGINE、オートカー、カーグラフィックTV揃い踏みで「△△△熟成不足」の評価のため、試乗から足が遠のく。
実際のオーナーの話が聞きたい所だが、クルマ好きが少ないのか全くレポートがない。
ってより半世紀以上&何世代をも跨ぐオーナーに対して、自分から試乗車も持ってこない!のはいかがなものか、ヤナセシュテルン問わず。
最近の営業マンは社用車志向でまったくなってない。かつていた「THE営業」という、骨のあるご用聞きの如く痒い所に手の届く営業マンはもう皆引退。。。なのが寂しい。

ボルボ V60(マツダアクセラのディーゼルでも可):未試乗

ずっと試乗してみたいと強く思っていたのに、あれだけ各方面、信頼度の高い論評で絶賛されれば、素晴らしいデキに決まっているので、それで乗った気になってしまい結局未だ試乗ならず。

1つだけ気がかりなのは、周りの30年来?のオールドボルボファンはあの形に一瞥もくれない雰囲気なので、無国籍ボルボの選択が彼を裏切る、、、というか内心白い目で見られそうな所。

プジョー 508:留保
知り合いが607を大切に乗っているので、あえて同じのにしなくても、、、という事で試乗留保。
プジョー乗りは結構プジョー一筋な人が多い気がする.

シトロエン C5:試乗

今となっては短命だったC6を確保しておくべきだった、、、と思っている。
乗り味、雰囲気は合格点なのは既に知っている。
C5はマイナー前の顔の方が好きだけれど、最後のハイドロになるなら買うことは決まっているので気楽に試乗。
どこにも華飾な所がないのに、豊かな気分・生活感を味わえるのが(特に日本車にない)シトロエンの魅力。だからDSシリーズより通常のCシリーズの方がより好き。
Cシリーズのアッパーモデルを充実させて貰いたい。

マセラッテイ グランツーリズモ MC〜:試乗

今や古典的な部類に入る名車。
元々外観は完璧と思っている。
更に今回乗って脚回りもエンジンもミッションも確実に進化していて、いいな〜と感じた。
爆発的とまでは言えない、ちょうどいいパワー感も好印象。
選択しなかった理由は見当たらない。単にタイミング。
いつまでも今まで通りあまり売れず?、マイナーな存在ですれないでいて欲しい。

アストンマーティン V8Vantage、DB9、 DBS :全て試乗

ここら辺は以前から幾度となく体験済み。
毎回期待して臨むものの、乗り込んで以降心に響く所が皆無で引き返すことになる。
理由を挙げれば第一にエンジンに味がないこと②脚回りも仮に優秀だとしても、それだけで味がないこと③重心が高くスポーツカー風の外観と、レクサスをただ締め上げただけみたいな=重厚感もなければ、俊敏性の基礎も出来ていない走りは全くちぐはぐ。

世の中では大っぴらには言われないが、この世代のアストンこそプレミアオートモーティヴグループの名残を色濃く残したフォードのブランド戦略の置き土産ではないか。
年月を経て世間が忘れかけた隙に、車体の造りからエンジンまで生粋の!みたいな振りしてるけれど。
2016からの~VHプラットフォームだけで引張った現行の次の、新世代アストンに期待したい。
AMGとの提携も英独の絶妙のカップルになる可能性もあると期待大

ベントレー コンチネンタルGT:試乗

新型が出たばかりに乗った。
基本的に見向きもしない種類の車だけれど、ミュルザンヌの試乗の機会に一緒に乗ってみたら、これはこれで売れる訳が分かった。

ドイツの真面目さとイギリスの漢らしさがうまく混ざっていて、ちゃんと味になっている。
意外やかすれたハスキーボイスで唄い上げるエンジンがその内実VW製W12だとしても、無駄のないその回転フィールとボディ剛性のマッチングは色気さえ醸し出す。
ただV8でなくても、少しドイツ色が強い。
もう少しイギリス流の一徹な雰囲気が出てくれば魅力が増すと思う。

ただマーケティング上、車に興味の薄い小金持をターゲットにしたいのだから分かり易いイイ物感=ドイツ臭をこれ以上弱める訳にもいかないのだろう。
ミュルザンヌクーペ?それもかなりショート版のを早く出して欲しい。コンチネンタルTの復活を!
Posted at 2014/11/26 00:27:14 | 458spider | クルマ
2014年11月20日 イイね!

マカンデビュ〜GT3乗りからみたMacanMACAN?

マカンデビュ〜GT3乗りからみたMacanMACAN?





・一言インプレッション

①くるまに乗ってここまで車の存在(揺れ方、加減速のつっぱり感諸々)・運転していることに無頓着でいられた車はかつてない。
②無駄が無い、無理がない。でも総じて味が薄い。
③完成度は高く価値はある。

④天才ではないが、秀才の領域ではある。
⑤1000万前後の車の中で日常遣いを考えた場合、これを選択するかもしれない。。。近々に試乗して吟味したギブリ、B3・D3、C63(絶版)よりはこちら。一長一短あるイヴォークと改めて迷う。

以下詳細

・「マカンがカイエンより格下!?」
そんな事は絶対ない.
それは車をブランド物としか見れない連中の根拠の無い戯言。

ポルシェの心髄はその類いまれなスポーツ性能にある。
それは肥大化した図体や、見切りの悪いドライビングポジションからは発揮されない。
だからポルシェは軽くて小さい程エラい!、、、と思う(MRかRRとか色々他にも諸事情あるが)。

そういう観点でポルシェ初の小型SUVマカンには期待大!と共に、かつてのカイエンの時のようになんじゃこりゃ!?ポルシェでも何でもねぇ!とならないか一抹の不安があり興味津々だった。

・「初めて見た印象」〜あっさり.良い意味で薄い印象。上品
一瞬カイエンかと見間違い通り過ぎてしまう程、フロントはカイエンの新型?的で、新しい印象は無い。
とはいえ、若干引き締まった印象のマスクはすっきりしていて、嫌みの全くない点が好印象。
街で頻繁に見かけるQ5は外観がスマートで、そこが逆に「センス良いだろっ!」ってグイグイ来られてるようでちょっと引いてしまうので、その点でマカンはカイエン程芋臭くもなく、アウディ程都会洗練見せつけ派でもなく、上品。

次に後ろ、横、下、中、、、とじっくり検分しても、どこも鼻につくようなところが無い。
そう思って契約者達を見渡せば、どことなく爽やか!
カイエンの際たまに、、、というか頻繁に見かけた10年後には潰れてそうな会社の青年実業家と夜の街で拾ってきたようなお姉さんの組み合わせは皆無。

・「初ドライブの印象」〜外観と同じくあっさり.欠点がない
エルクテスト云々や後輪ブレーキの件も頭にいれつつ、車の動きを注意深く観察してみる。
まず一番安心したのは、デカイものを無理矢理に矯正制御したような無理な動きがなかったこと。
初代カイエンではそれが(というより他もちぐはぐしかなかったが)一番残念で致命的な欠点だと感じたから。

次に、エンジンだが良くも悪くも印象が薄い、、、というか無い
スーっとあっという間に速度が乗るのでその点で不満はまったく無いのだが、ポルシェ乗ってるぞ!って感覚では決してない。

その観点では車の存在を全く忘れさせてくれる、ある意味究極のピープルムーバーだと評価できる。
おそらく機械精度、車重とパワー、車高、脚回り全てがよくバランスしている証拠だろう。

・「総括」
ポルシェが作るピープルムーバー=SUV
買う人達は「ポルシェ(ブランド)が欲しい人」ではなく「良く出来た車が欲しい」層が多い気がした。
カイエンは元来こういう車にしたかったのに、急ごしらえと見栄えのためにデカくせざるを得なかったのだろう。

脚回りやエンジン回転上昇の緻密さ等、もう少しスポーツに振ったらもしかしたらポルシェ感が出て来るかもしれないのでGTSにも期待したい。

もちろん荷室や後部座席の狭さを指摘して、所詮ブランドに惹かれただけだろうと言う人もいるだろうが、あの走行性能をみるとこの大きさ、形状が大きな物をスムーズに走らせるのに効いているのは確か。

くるまに乗ってここまで車の存在(揺れ方、加減速のつっぱり感諸々)、運転していることに無頓着でいられた車はかつてない。
無駄が無い、無理がない。味が薄い。

ただよく同じように言われるセルシオ周辺とは違う。
あれはそんな言われてる程精度高くない(特に最終期)し、薄味なのは出す味がないから。

ポルシェは意図的に?京味?にしている感がなくもない。。。
脚回りとかよく煮詰めてある

・「空虚感の元、SUVに求められる味」
総じてかなり好印象。なのに何故か空虚な印象が付いて回るところだけが難点か。
ドイツメーカーの作るSUVとしてはこれが最高峰、あとは味を求めるのならイギリス製(の感性まで織り込んだ機械作りのオタクさには一日の長がある)に限る、、、という事かもしれない。

背の高い乗り物でスポーツ性能を究めるって命題自体は無理のあるものだが、そこを数式を解き明かすかのようにポルシェは理論で答えを出してみせた所は立派だと思う。
ただ、背の高いもの=目線の高さ、空間の広さとマッチする「雰囲気」=味は理論で解き出された類いのものではない、って所が空虚感の原因の1つではないかと思う。

X5なんてどちらもいい意味で適当に味付けしてきて、ま〜いいとこ取りしてる!とも思う。さすがはドイツのイタリア人とも言われるバイエルン。

どこまでも一徹な真面目さを、無理な難題に挑ませちゃった事で少し(雰囲気的に)ちぐはぐな結果になってしまったという感じがした。
別につまらない優等生タイプって訳ではない、秀才の領域まではきちんと突き抜けてるから価値は高いと思う。
あとは好みの問題。
Posted at 2014/11/20 00:27:18 | 991GT3 | クルマ
2014年11月12日 イイね!

991GT3RS〜New Engine!

991GT3RS〜New Engine!『991GT3RS』〜デビュー直前情報〜

一週間を切ったLAオートショーで遂に!遂にデビューか!
どんな姿だろうが、ポルシェの選択、造り上げたものを支持する。
991GT3は紆余曲折あったけれど、イイ仕事した!と言えるから。

・ front hood,roof and if i remember well doors,in lightweight materials
・ 20" wheels in front
・ 21" wheels rear
・ Orange launch colour
・ carbon rear wing
・ 25 mm wider front wheels arches
・ Turbo body
・ 520 HP
・ 470 Nm
4.0 L "new engine"

50% increased traction respect 997RS 4.0
192.000 Euro in Italy with VAT, around 10.000 Euro less than a Turbo S
Spring launch,late spring-early summer deliveries,at today,but maybe it can go better(i hope)

引用元
#2528
http://rennlist.com/forums/991-gt3/797290-consolidated-991rs-thread-169.html

Posted at 2014/11/12 22:23:04 | 991GT3 | クルマ
2014年11月05日 イイね!

991GT3リコール問題の顛末〜今更破格の値引きで叩き売り開始かよ!よほどRS発表前に処理したいのね〜

991GT3リコール問題の顛末〜今更破格の値引きで叩き売り開始かよ!よほどRS発表前に処理したいのね〜991GT3のデキは極めて良好!!なことはご報告の通り。

ここでは、2014年2月末から始まった前代未聞の991GT3大規模エンジン損傷・車両火災リコールの裏話を少し。

以下の話は、飛んで火にいる夏の虫!となり、2015年モデル枠確保者であった私自身が、紆余曲折を経て2014モデルを引き取ったからこそ言える裏事情である。
ちなみにクーポン・値引き一切ナシ

結論から言うと「以前予言した通り、遅まきながら今になってディーラーに残った991GT3をバーゲンプライスで捌いてるよ!!」という話。

という事は、残念ながら世間的には危険過ぎる2014年型991GT3(エンジン乗せ換えモデル=私はあえて!これにしたが.理由は下記⑤記載)は敬遠されたということだろう。
ま〜エンジンがあれだけ根本的欠陥で損傷し、解決策の模索も錯綜したとなれば、おいそれと手を出せない代物と捉えられても当然だ。

その結果、行く当てを失ったキャンセル車両は一部の人気オプション搭載&色の車両を除きディーラーの手元に宙ぶらりんのまま残ったのである。

故に2014年11月1日現在、ディーラー筋の情報でかなりの確度で11月のロサンゼルスモーターショーでデビューするとされた991GT3RS(エンジンはオールニューとも噂される)の足枷とならぬよう、その発表前に適当に処理してしまえーーとポルシェAGからお達しが出たものと推察される。

おそらくRSが発表されると(何らかの要因=恐らくエンジンに関する新情報)、GT3が全く捌けなくなる結果となる、「何か」がRSにはあるのだろう、、、か?

そのため。今991GT3の破格の値引きによる直電売り込み含め、ディーラー周辺が大変騒がしいのではないかと思われる。

なにやるにも遅いよ!!
動き出すなら何故、我々2013年発注者が再納車開始される前の、契約内容再確認時である6月〜7月にその応えを出せなかったのか。

ま〜黙って待っていれば引き取り手が現れ売れ残らないと踏んでいたのだろうけれど、それは誤算だったばかりか、多くの早期発注組オーナーの信頼を大幅に損なう結果を招いたとすれば、ポルシェジャパン始め全ポルシェ経営陣による前代未聞の失策としか言いようが無い。


「事の顛末」
① 未生産〜2014年3月枠
私自身はかなり複雑な経緯を辿っていて、当初2014年3月生産枠を確保していたためリコール時点=全車回収・使用停止勧告時では車両は生産されていなかった。

② 2015モデルとして2014年10月生産予定と通知
そのためこの枠以降⇒強制的に2015モデル(エンジン問題が一応解決した2014年6月だったか?以降生産されるものは全てこれ)として、2014年10月に生産される予定と通知を受けた。

③ 当初5月納車予定⇒11月〜12月納車予定へ
この通知を受けた時点で、海外でも加熱した平等な補償問題へのポルシェAGからの一応の受諾の意思表示を知っていた一方、日本では「それは海外のこと、日本では金銭賠償は一切未確定」との返事

補償費用は下限が30万、上限が200万だろうと判っていたし、別にいくらでも誠意ある回答を貰えればそれでOKを出すつもりでいた。

しか〜〜し!!!
ここが何でそんなに物事を拗らせるの!!ってとこなのだが、2015モデルは通常通り(エンジンの乗せ換え等を行わない)まっさらに一から生産するモデルなので、一切値引きは(契約当初以上のものは)ありません!との回答。
いや〜値引き交渉したいんじゃないのよ!そもそも2000万の車で値引きって別に「オマケ」の意味なんてないし。
要は誠意。どれだけあなた様を顧客として尊重しているか、お買い求め頂き有り難う御座いますって意味の。
今回で言えば、再納車の見通しさえ全く立たず、それに対する説明もこちらから急かしても形だけで中身は何も語らずの実質白文、、、ただただ直るか直らないか分からないものを延々と待たせ、予定納期を自らの一方的事情により大幅に遅延させた事実への謝罪の気持ち、それだけのこと。

別に気持ちをいちいち表せぃ!なんてヤボな事は言わない。
だから通常はこちらからは一切求めないけれど、大体優秀な営業マンは次を見据え何も言わないでも「きもち」を乗せてくる、それも結構の。

ビジネスの世界、「きもち」は「ゲンナマ」なのよ。
現金なんて気持ちが無い!なんていうのはウソ。
皆気持ちがあるから、気を引きたい女性にはごちそうするんだし、貧困で困窮する人達への無償の愛ったって、愛を送ります〜テレパシーーーでは何も解決しない。気持ちを表すには、お金が必要なのよ資本主義社会では。

たしかに「現金」以上の気持ちは存在するし、それこそ崇高なものだろう。
しかし現金以下の気持ちは存在しないことはたしか。

心からの陳謝なんて求めないから、最低限の気持ちを表してさえ貰えれば、それで手を打とうという思いだった。

ってことで、すっかりこいつから(正確にはこのディーラー)は買わない!誠意が示されない限りは、モードに。
実は人柄自体凄く評価している営業マンだったので、断腸の思いだったことは確か。⇒最後の最後までこの営業マンから買う道を模索したものの、結局何時までたっても態度は変わらなかった、、、

④ GT3は欲しい!損をするなら試してから!
でもここで引き下がったら単に嫌な思いだけが残る・・・
そんなのは本意ではないし、GT3、ポルシェは単に贅沢とか見栄でではなく、乗る事所有することで自分を鼓舞し生活リズムを根本から変えるきっかけにもなりうるから。
販売サイドに嫌気がさしたからヤメた!では済まされないのである。

という事で、ポルシェセンターは全国にいくらでもある!
キャンセル車両がいくらでもある事は知っていたので、片っ端から色、装備が好みのGT3在庫及びエンジン乗せ換え時期リストを集める。


この時点で実は同じような行動をとった方は意外と多くて、早い者勝ちの様相を一瞬呈していた

というのも、「もうこんな待たされて、改善されたエンジンのデキだって海のものとも山のものとも判らない、、、それならより精度の高い991GT3RSに!」と考えていたGT3発注者は多かったが、そのRSがターボ化されるという噂を聞き皆最後のNA!と一気に動いたからだ。

とはいえ、この動きは予想できていたし、望むオプションの類いも軟弱方向なのでさほど苦労無く一番くじを当て(殺到していたため当然値引き等一切ナシ)、見事2014モデルをオーナーへの道を歩み始めたのである。

⑤ 991GT3  2014モデル(エンジン乗せ換えモデル)を選択した理由
ここで単に誠意不足だとか、頭にきたから!とは別に、あえて一番早い枠の2015モデルではなく2014モデルにした理由が2つある。

1つは、このままやって来る2015モデルの最初期のGT3のエンジンってもしや、2014モデルから下ろしたぶち抜きコンロッドエンジンを遣い回して直して載せるのでは!?という不安があったこと。
だってエンジン一から作りましたなんて言われても、どこでまっさらのから作ったなんて証明できるのか?
こんなにも隠蔽隠蔽を繰り返してきたポルシェには、心底今回のリコール問題への対応で不信感が山積みだったから尚更その不安は大きくなった。

2つ目は、この2、3ヶ月の納車の遅れが大きな意味を持っていたこと。
というのも、GT3RSは当初グッドウッドで限定デビュー、パリでデビュー⇒2015年明け早々にも生産開始?との一部情報を得ていた。
そうした場合、2014年12月頃に来る991GT3って、その直後に来るGT3RSにしときゃよかった〜ってなるんじゃ?ってこと。
そうなるならば、2014年中盤とはいえGT3を早めから乗り始めることで、GT3RSが出る前に十分楽しんどかなきゃホント損!
これ以上損はしたくないと考えたからだ。

この2ヶ月近くの間、自らが下した2014モデル991GT3を引き取るという判断は正しかったのだろうか、、、991GT3RSを待つべきだったか!?と常にその思いが頭の中を消えることはなかった。

一方で、慣らしを進め徐々にGT3を走り込んで行く内、どんな経緯を辿って手元にきた車であろうと今共に楽しめる相棒であることに変わりはない!とも今は思える。

あと、付け加えるとすればご存知の通りGT3RSは割当が極々少量かつCox扱いになると言われており、待っていたからといって必ず手に入るのかも定かでないものを待つ訳にはいかなかった、、、という事情もある。

991GT3のデキからして991GT3RS(ましてやオールニューのエンジン搭載となれば尚更)はかなり期待できる!事は確かなので、今待つべきは991.2GT3か、991GT3RSというのが、現時点の私自身の見解

ターボ化されない限りは、少なくとも991.1GT3と同等にはイイ出来なはずだから。
一連のリコール問題でもう待ちきれない!って方でない限り、あえて判断を誤ったポルシェ経営陣の残務処理にお付き合いする必要はないかなと。
Posted at 2014/11/06 12:02:47 | 991GT3 | クルマ
2014年11月02日 イイね!

991GT3インプレッション〜イイっ!!!

991GT3インプレッション〜イイっ!!!やっぱりポルシェはいいっ!!!!

久々に首都高環状線をグイグイ負荷かけて走りたくなった。

体格がかなり立派になったとはいえ、やはりポルシェには体感的に確実に手の内に収まる悦びがある。

乗心地はいいわ、安定度満点で体感加速はマイルドになったわ、、、で環六あたりのちょい乗りでは少々乗用車チックになり過ぎたのでは?と感じた最新世代911たる991型911.

濃い味の方の911=GT3ではきちんとスポーツカーになり得ていた。

これがFerrariF12の半額で買えるのはお買い得だ。

2014年2月末からの991GT3のリコールに関するPAG、ポルシェジャパン、ポルシェセンター営業マンらの数々の極めて不愉快な応対(手に負えないからって、ウソの数々で乗切ろうって態度だけは×)は全て忘れてしまおう!・・・なんて事は決して!ないが、それは置いておいて、素直に車好きをうならせるには充分な完成度を備えている♬

フェラーリF12がその炸裂する色香とひれ伏す程の知性で周囲を魅了する近寄り難い絶世の美女だとすれば、ポルシェGT3は感度、頭脳、実力、性格兼ね備えた、共に高め合える一番の親友という感じ。

車との間に何か人口的な感覚が介在し、素手で操る感覚が希薄化している・・・のは現代の全ての車共通のネガなことは確かだが、今回の991GT3はそれが決定的なネガとは感じられない程にスポーツカーに求められる動き・反応、、、全てを兼ね備えている。

具体的には、足先の微細な動きに綺麗に反応するエンジン、後ろ足を蹴りコーナーを華麗な曲線を描き回り込むRR特有の古典的な動きによる一体感・操舵感、手で路面を掴んでいるかのごとくのハンドリング(ちょっと過敏な嫌いもなくはないが)、これら全てが見事に統合されることでスポーツカーとはかくあるべしの姿を体現している。

40年以上を経ても未だ色褪せない数々の歴代911の代わりになるとは謂わない。

それよりも現代示しうる最高のスポーツカーとはこういうものだ!というポルシェのエンジニアリングの結晶だということに意義がある。

できればマニュアルトランスミッションでもっともっと操る感覚を近くに感じたいとか、足回りも電子制御でなくもっと原始的な感覚が好みだとか・・・それらがスポーツカー好き共通の至極全うな望みであることは否定しない。

ただ今回の991GT3には、電子制御でも実現し得る足回りの艶かしさ(の質感は少しドライだが、その動きに信じられないくらいのリアリティがある、バーチャルリアリティ!?)に加え、快適性の実現、ギアチェンジからひしひしと感じられる機械精度の猛烈な高さ、信じられない程安定したハイスピードコーナリングの華麗さがある。

それらを味わってみて達観するのは、スポーツとは汗をかく事に意義があるのではなく、更なる高みに挑戦すること=速く安全に走ることを実現することに意義があるという点。

心情的スポーツと現実の現役アスリートが目指すものは違うと。

ノスタルジーの欠落感だけは補えない点は少し寂しいけれど、とにかく走った後にスポーツしたぜ!次はもっと上手くなろう!というスポーツ特有の壮大な爽快感と達成感を得られることは確かだ。

別にプロアスリートでなくとも、その研ぎすまされた一端に触れられる所がポルシェを運転することの心髄ではないか。

フェラーリF12とはメーカーの規模もお金をかけている部分も違うから、一概には比べられないがそれぞれに核となる部分を最高精度まで高めている点では全く同等の価値があると思った。

991は車としての完成度が飛躍的に高まった分、RR特有のリアを蹴って自ら回り込んでいく感覚がかなり薄くなってしまった、、のでは?と危惧していたが、GT3は動きにまったく無駄が無いためそれが明確に感じられる所が最大の美点。

最後にあえて1つ不満を言えといわれれば、刺激度と安定度が55対45ぐらいな点。
9000rpmまで回したらまた違うんだろうが、最低でも65:35ぐらいは余裕で楽しめる範疇なはず!
もっと辛口のギンギンでもなんら困らない、という思いがなくはない。
でも不思議とオールニューとも言われるRSエンジンに興味はあるけれど、もうこれで十分かな!?と思わされてしまう程、完成度が高いことはたしか。

宙に浮きまくってるあまたの991GT3!
どうせ事情を知らない新規顧客になけなしの値引きで売りつけるかと思うと、いい出来!なんて肩をもつようで天地がひっくり返ってもいいたくなかったが、いいものはイイ。

余ってる個体狙う方には、「ウェイティングリストには何人もいる!」なんて虚言に騙されず、最低10%以上の値引きは頑張って欲しい。

商売ベタ、、、というか、商売の基本もなってないのか大した解決策も練らずにただ手をこまねいてGT3を寝かせてるだけ、というのはトップシークレットか!?
Posted at 2014/11/03 22:02:30 | 991GT3 | クルマ

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フェラーリ 488ピスタ フェラーリ 488ピスタ
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フェラーリ F12ベルリネッタ フェラーリ F12ベルリネッタ
2014.7〜 本国発注後2ヶ月ちょっとで納車。 ずっと8ヶ月〜1年と言われた納期に買 ...

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