今更ですが、去る10月22~25日、山陰地方へ小旅行に行ってきました。
午前4時に出発して音羽蒲郡ICから東名高速に乗り、
名神高速~中国自動車道~米子自動車道を経由。
しかし、高速でもその移動距離は約450kmと、蒜山SAに
到着したときは既にグロッキー気味 (^_^;;
米子道・蒜山ICで降り、蒜山大山スカイライン~大山環状道路とワインディングを楽しみますが、平日ということもあって交通量もかなり少なくて快適そのもの!楽しくて疲れも一気に吹っ飛びました。
大山環状道路の最高地点、鍵掛峠にて大山を望む。
冠雪してるように見えますが、南壁といわれる岩肌です。
その後、皆生温泉でひと風呂浴びて、弓ケ浜、境港、美保関を周遊していよいよ松江入り。夕焼けに染まる
松江城が素晴らしい。
天守閣・最上階から望む宍道湖と松江の街並。
「蛍の光」が流れるまで(閉館時間)、
無駄にひたすらココに居ました(笑)
早朝の宍道湖。ホテルの展望レストランで朝食を取っていたら、
どこからともなくワラワラと大船団がw
宍道湖七珍の漁でしょうが、1年中取れるというシジミ漁でしょう。
なんだかのんびりした風景ですが、写真のすぐ左は宍道湖大橋で、普通に通勤ラッシュで渋滞してたりしますw
松江城の廻りには今も幾重にも堀が巡らされていて、その堀川を周遊する舟が15分ごとに運行されてます。平日なのに、どの舟も満員。乗舟券が1200円もするんで、かなりボロ儲けのような気がするw
舟から
「塩見縄手」を望む。武家屋敷や小泉八雲旧居など、江戸~明治期の城下町の風景を残す「伝統美観地区」です。風情一杯でした。
松江と言えば和菓子!京都・金沢と並ぶ日本3大和菓子どころ、
とは「島根の弁護士」で得た知識であるw
ということで地元でも有名らしい、老舗の和菓子屋
「彩雲堂」で、なんと5千円の和菓子の詰め合わせを土産に買いました。自分用には「松江紀行」という、ちっこい詰め合わせを(笑)
出雲大社の拝殿。10月といえば全国の神々が出雲に集まって留守にすることから、神無月と呼ばれていますが、ここ出雲国では逆に神在月と呼ばれています。
壮観、壮大の一言につきる素晴らしい佇まいを見せる本殿。写真だとイマイチ伝わりませんが、屋根の上にある「バッテン」が1辺8メートルと言えば、そのデカさが判るかと。
この出雲大社、ご存知の方も多いかと思いますが、21世紀に入ってから、かつての本殿の柱が発見され、平安時代の本殿の高さが48m以上あったという文献を裏付ける大発見がありました。
その発見された柱が、今年開館したばかりの島根県立古代出雲歴史博物館に展示されていました。博物館なんて写真撮影禁止に決まってるからと、デジカメ持っていかなかったんですが、何故かこの柱はエントランスに展示されていて、写真撮影可でしたので、携帯でパチリ。3本の樹木を束ねて直径3m近い柱にして48mもの高さの本殿を支えていたそうで。
3日目は山陰の小京都・津和野へ。
まだ朝靄がかかる中、散歩がてらに乙女峠へ。長崎から流罪になったキリシタンが、この峠で更に迫害を受けて殉教したそうです。その慰霊のために建てられたのがこの乙女峠マリア聖堂。小さいながらも美しいステンドグラスの装飾なども奇麗でした。
聖堂内に「願いごと箱」のようなものがあったので、とりあえず
今日1日 せめて明日1日
憎しみも悲しみもなく
世界が平和であるように by 茶々丸 (^_^;;;
と、願ってきましたw
朝8時頃に訪れたので誰もいないだろうと思いましたが、
一組の老夫婦に遭遇しました。しかもお話を聞いてびっくり、
私と同じく豊橋市から来られていたご夫婦でした。
山陰の小京都で何故か豊橋話に華が咲きましたw
津和野のメインストリート (?) 殿町通りの風情ある趣き。
右側に流れる堀には、鯉がいます。
こんな感じでw
堀だけでなく、近くを流れる津和野川にも一杯いました。
後ろの建物は、津和野藩の藩校・養老館です。
森 鴎外や西 周を排出した由緒ある藩校で、
現在は津和野民族資料館を兼ねています。
今回の旅で思ったこと
松江に住みてぇー w
住んでみたいと思った街は金沢以来です。
総移動距離1483km
総給油量100.78L
燃費14.72km/L
Posted at 2007/11/02 22:26:52 | |
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