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Soupapes 16のブログ一覧

2018年01月15日 イイね!

RSのゆく年くる年(2018編)

こんばんは。
ついに三十路を迎えてしまったSoupapes 16です。。。我がRSとも丸4年の歳月と相成りました。
"サンマル"と捉えればまぁいいか(笑)

さて、くる年編のクラッチAssy交換記を綴りたいと思います。
KRSさんまで動かせるように労りながら、岩槻まで移動。
低負荷ドライブを続けていたせいか、気持ち燃費が良かった気がします(笑)

10:30に到着し、オペ開始。
まずはペラシャフトを抜いてエンジンとミッションを切り離し、ミッションを下ろします。
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我がRSと外したミッション。ペラがブラーンと垂れ下がっています。

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それにしてもミッションが中も外もキチャナイ・・・

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クラッチAssyが御開帳。

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カバーとディスクを外してフライホイールとご対面。

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外したディスク。プレッシャープレート側はリベットまで削れてツルッツルでした。こりゃ滑るわ・・・
どうやら我がRSは寒川で組まれて以来、エンジン実働の15万kmまでこれで耐えてきたみたいです。
お疲れ様でした!このディスクは記念に持って帰りました(笑)

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それ故、プレッシャープレートはレコードになってますね。

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メインシャフトとクランクの間にあるパイロットブッシュは偏摩耗してました・・・

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FJ20ETの裏側にご対面。
ミッションと切り離したこのタイミングでクランクのオイルシールを替えたかったのですが、リテーナーがスタッドタイプ。。。構造上オイルパンまではぐらないと外せないので今回は駆動系のリフレッシュということで割り切り、諦めました。
ちなみにモデル末期はボルトタイプらしいです。

バラシは終わったので、次はいよいよおニューへと組み替えです。
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新品のクラッチAssy。
フラホは亀有エンジンワークス製のCr-Mo STD仕様。やっぱ新品のディスクはバリ山で良いですね。
手で持った感じはフラホはやはり純正より軽く、カバーはちょっと重く感じました。
この辺を変えるとエンジン音振に影響が出るのですが、その結果は組んでからのお楽しみですね。

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まずは新品フラホの組付け。
クリアランスが小さくてグリスアップしつつ付きました。ここは細目ねじの締め付けトルク150N・mなので結構力が要ります。

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ディスクの芯を出し、カバーを取り付け。
うーん、美しい!
ちなみに自画自賛のつもりはありませんが、クラッチAssyの分解・組立は私がやりました。

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ミッションも清掃完了です。こちらも美しい!

ベアリング、フォーク、ピボット、ブーツを一新し、いよいよ合体です。alt
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ここがスムーズにはいかないんですよね・・・ 
それでもドラシャがない分、FFよりはラクだと思います。私もクランクを回しながらスプライン勘合のお手伝いをしました。

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合体完了。

ついでにミッションオイルも交換しました。多分私がRSを買って以来の交換なので4年ぶりかと思います。
漏らしたのもあって、1L弱しか出ませんでした(>_<) 鉄粉も結構ついてました。。。回転は極力合わせるようにしてたけど、シンクロ痛めちゃったかな・・・
しかしミッションオイルは旧くても新しくても臭い(笑)

組換え後の試運転ではクラッチは軽くなったし、繋がりもハリが出ました!
また今回の作業に当たって、ミッションとシフトレバーのカラーを逆さに取り付けて支点を下げてもらいました。
好みは分かれるそうですが、私的にはこちらの方がナマのシフトフィールに移行したので好感が持てます。

追加作業、ヘッドライトのLED化。
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左:LED、右:ハロゲン
もう蛍光灯と蝋燭の差ですね。復活車検を機にHID→H4ハロゲンになりましたが、暗くて雨の日は全然見えませんでした。。。
前オーナーさんによって再メッキされたリフレクターを労るためにもLEDは最適です!またハイビームもバッチリになりました。

30だらけ(笑)
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ご主人と話し込み、出発は11:30。
途中、学生時代を過ごした東大宮で夜食をとり、R16→R17→環八(荻窪)→用賀→大井松田→熱海→実家で5:00着。
しかし東京料金所を2nd全開加速しましたが、痺れました!デスビ+クラッチが仕上がって8割戻ったパワートレイン。カッ飛んで加速します♪これがFJ20ETの本気かと思い、惚れ直しました!フラホ軽量化によってレスポンスは良くなり、嫌なこもり音もせず音振性能への跳ね返りは特に感じませんでした。
自分で組んだクラッチAssyということもあって、思い入れも強くなりました!

実家では父に乗せてくれと言われたので乗ってもらいましたが、今回のメンテでFJ20が中島飛行機の意地を感じ取れるレベルになって唯一無二の個性を持ってきたとコメントをもらいました。またシフトの支点変更でBNR34のGETRAGミッションみたいな剛性感に近くなったと言われました。
確かに言われてみれば、この生シフト感はBNR34に近いです。
追従して我がRSの姿を見ていましたが、この現代であのボクシーなスカイラインは結構なオーラを放っていますね(笑)エギゾーストノートも独特でいい音だなとつくづく思いました。
ただ早速ディスクを焼かれてしまいました。。。
坂道バックとはいえ4000rpmも回すなよ・・・ と外で聞いてて思いました。

今回のメンテで70歳の爺さんが50歳に若返ったような感じがしました。
次なる課題はアシの改善ですね。アシが出来たら、そのうちエンジンO/Hを自分で手を汚してやってみたいところです。


来る1/17。櫻井眞一郎さんの七回忌です。
今回のメンテで私の給料1か月分が消えましたが、供養になったかな。
そんな気もしています。
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Posted at 2018/01/15 21:58:55 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2018年01月08日 イイね!

RSのゆく年くる年(2017編)

こんにちは。今年も宜しくお願い致します。
この年末年始連休は久々にRSと向き合えた日々でした。
という訳で前編として、懸案だったデスビ交換記を綴りたいと思います。

前日は年内の仕事納めの後に実家へ戻り、2号機と入れ替え。そして久々のRSでロングドライブです。
昼はオークションで落札した2号機用のスタッドレスタイヤを積みに足柄へ。
2号機の185/60 R15×4を余裕で飲み込むRS。R30スカイラインの積裁能力はやはり素晴らしいですね!
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その後は一路KRSさんへ。4月以来の訪問です。
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我がRS、手術台へ。これから不整脈手術です。
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何気にブレーキランプON状態を撮れたのはこれが初かも。

おニューのデスビ。
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当たり前ですが、キレイです。製廃していなければ交換のハードルは上がっていなかったんでしょうね。。。

これまでついていたデスビの写真を撮り忘れましたが、年季が入っていたのもありそれなりに汚れていましたね。デスビキャップは対策前の穴なしでしたが、加工して後期タイプの本体に取り付けられていました。
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実は私のRSは前オーナーさんが1気筒死亡を機にターボCのドナー車からエンジンを載せ替えています(インタークーラーは移植されていません)。

Distributor. クランクアングルセンサと各気筒に電気を分配する部品ですが、取付も調整しながらなのでカン・コツが必要です。ダイレクトイグニッションの現代車のクラセンはカプラーでパチンと留めて終わりです。クラングアングルの取り方もFJ20=ジャックシャフトの機械式、現代のエンジン=ギャップセンサを使う非接触式、という具合で違います。
作業を拝見していて昔のクルマのアナログ感はアジがあるなとつくづく思いました。

カプラーも新調。
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こちらは水温センサ。alt
前はギボシ端子が使われていましたが、この方がキレイで安心です。

ご主人とお話しながら、帰路についたのは23:30。
デスビを治したRSとのドライブです。走り出してすぐに不整爆発が減ったのか、滑らかなエンジン回転になったなと感じました。
上までキッチリ回るかテストしたところ、3rd, 5th全開加速するとエンジン回転だけ上がる・・・
そうです、今度はクラッチがご臨終と相成りましたorz
そろそろ時期が来たかなぁと思っていた矢先に起きましたね。泣きっ面に蜂です。

ここ最近は最低限の移動に使っていますが、シフトチェンジ回数を減らしたりエンジン負荷は過給のかからない領域のみで走ってクラッチディスクに負担をかけないようにしてますが、FJ20を回さずに乗るのは結構フラストレーションが溜まります。。。


という訳で次回後編・年明け2018は13日に予定しているクラッチAssy交換です。
Posted at 2018/01/08 14:49:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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