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2017年05月05日 イイね!

九州に急襲ツーリング 4日目-後編

九州に急襲ツーリング 4日目-後編今回のルート

関門海峡を渡り下関ICで降りようと思ったら出口渋滞です
一つ先の小月(おづき)ICで降りて国491を北上
さてどこへ行くのでしょうか?
最近有名になったあの場所へ行きます
もしかしたら随分前から有名だったのかもしれませんが
ワタクシ2年くらい前に知りました

角島(つのしま)です
島に向かって海上を伸びる道路の写真とか見たことないですか?
(サムネの画像)
それを見に行きます
そう、角島へ行くんじゃなくて
初めてみた写真と同じアングルで見られる場所へ行くんです


途中ガソリン入れるときにスタンドの人に地図を見せながら
『角島行くんですけどここ(海沿いの国191)混んでますかね?』

「今日はわからんけど昨日は天気良かったから混んでたよ、多分今日も混んでると思うよ」

やっぱり観光の幹線道路は混んでるみたいなので
山あいを抜ける国435で角島を目指します
うまい具合に国191と合流する角島の直前までスイスイ行けました
国191は渋滞はしてないまでも車列が延々と伸びてます
国191から県275へ入るともうすぐそこが例の場所ですが
俄然クルマの量が半端なく多くなります
例の場所は一体どこでしょうか?
右側の側道が上に上がる坂道になっていて
車がたくさん路駐してるのを見てピン!と来ました
『ここに違いない』
こんなに止めてるんだしこの先になんかあるに違いない

空き待ちの車が行ったり来たりしてますが
バイクなんで適当な空きを見つけてそこに駐車
坂道を登って行きます
そして海の方へ視線を動かすと…
ここだ!
写真左の展望台の駐車場も満車でした

当然他にも大勢の観光客がいるので完全一致のアングルとはいえませんが
十分納得できるものが撮れました!
そしてすぐに退散します

と言うのも、この写真のすぐ後ろは住宅が並んでいます
住宅エリアの入り口にコーンが並んでいるのをみると
マナーの悪い人がここに進入してるんだなあっと
それでなくても大勢訪れて迷惑かけてるんで
せめて早く立ち去ります

しばらく海沿いの国191
東に走ってましたが
ひたすらクルマの後追いで
つまらないので目に入った
広域農道へ行きました
ほとんど車が走ってないので
軽快に飛ばせます
国191と並走してるので
抜け道にはちょうどいいです
この後はどこへ行くかは考えてなかったので
ただ車がいないルートを走りたいと思い
海から離れて内陸へと入って行きました
広域農道から国491地38県267
交通量が少なく
そこそこスポーツ走行を楽しめる道でした
やっぱり県道が走って楽しいし空いてますね

そういえば又お昼ご飯が遅くなってます
お腹と背中がくっつきそうです
国316にある道の駅おふく
昼ごはんにします
といっても15:00過ぎてますが…




山口といえばフグということでフグ料理をいただきます
そんな高級なメニューではなくて「ふく丼」というフグのフライを乗せた丼ものです
淡白な味のフグですから油の味が勝っていて
フグ本来の美味しさはちょっとスポイルしてる気がしますが
(どんだけ食通なんだよ)
安くフグを楽しめて良かったです
(こっちの感想が本命)
レモンが疲れた体に染み込む

お腹もふくれておちついたので
施設をぶらぶらしてると
なんと!ここは温泉も併設してます
ついでなんでここで汗を流して行きます

湯上り後
畳敷きの休憩所がありゴロンと
横になるとそのまま寝てしまいそうです
さすがに疲れが溜まって来たかな?
やっぱり野宿だと明るうちにPAなどで
テントを構えるのは後ろめたいので
どうしても暗く、時間も遅くなりがちなんで

今日は早めに居を構えるために
キャンプ場へ行くことにします
さてどこがいいかな?と
マップルのページを一つ横にめくると

秋吉台がすぐそばです!
秋吉台秋芳洞も3回行ったことあります
そのうち2回は秋吉オートキャンプ場に
泊まったことがあり知ってる安心感もあり
ここへ行くことに決めました
ただ予約はしてないんで
いざとなったら…野宿です


地31を東に移動したらすぐそこです
せっかく来たんですから県242秋吉台カルストロードを走行します
直近では2年前に家族旅行で来たので
さすがに感動はしないと思いましたが
坂を登りきりカルストの地形が視界いっぱいに広がると
やっぱり『おお〜すばらしい〜』
ビデオを撮ってたんで帰宅後見ましたが
やはり肉眼で見た時と印象が違います
今時は現地に行かなくてもネットで簡単に写真や動画で見ることはできますが
感動は実際に行かないと感じないものなんだな、と思いました

さてキャンプ場に到着
見る限りフリーサイトは一杯のようです
おそるおそる受付で『バイクですけど予約してませんが泊れますか?』と聞くと
「はい空いてますよ」
テント一張り1,000円です
受付から:正面のフリーサイトは大盛況

温泉もありますが既に入ってるのでパス
受付の正面奥、橋をわたった右がバイク用(?)のテントサイト
先客が何名かいます
ワタクシの後からも数名やって来ましたがなぜかみんな偏ってテントを張ってます
どういうことかというと
サイトの通路の右側にみんなテントを張ってるんです
おや?もしかしたら
橋を渡って右と言われたのを勘違いしてるのかな?

ワンタッチテントのワタクシはそれこそあっという間に設営完了です
昼ごはんが遅かったので晩御飯は無しのつもりでいましたが
落ち着くと少しお腹が減って来ました
向かいのVFR乗りの人はなにやら準備を始めてますが
ワタクシは簡単なものでいいのでコンビニへ買い物に出かけます
Googleで検索すると近くのコンビニまで7.9Km
微妙に遠いですが適当に乗った国490
小郡萩道路(おごおりはぎどうろ)一区間乗ったら目の前でした
買ったのはセブンイレブン金のビーフシチュー
レトルトにしてはお値段高めですがいい味だと聞きます
これを2パックとビール

キャンプ場に戻り調理開始!
鍋に開けて火にかけるだけですが十分料理した気分になれます
お向かいはジュージュー音をたてて焼肉のようです
シチューが温まる間にシューズの修理です
最悪どこかで買おうかと思いましたが
なんとか一緒に帰宅しようとガムテープで補修します

温まって来たのかビーフシチューの匂いが漂って来ました
スプーンで口へ運び舌で転がすように味を確かめます
『ん!うまい!』
一周回ってインスタント料理が最近のトレンド

レトルトとしては高いけどレストランの味ですよこれは
そう思うと決して高くないんじゃないですか?
お手軽キャンプでもこんだけ味を楽しめるんなら今後も利用したいですね

片付けは水で流さないでキッチンペーパーで拭き取ります
下水完備じゃないところもありますから基本よごれは拭き取りです
拭き取りながら気づきました
湯煎してパックのまま食べれば汚れなかった!

あたりはすっかり暗くなりましたが
寝るにはまだ少し早いので散歩して来ます
実はこのキャンプ場内に洞窟がありまして
まだ一度も入ったことないんですよね
今日も時間があればと思ってたんですが結局ダメでした
その洞窟「景清洞」の入り口まで来たら
ゲートも何もなく今から入ろうと思えば入れるようです
今度は今度こそは景清洞入ります!

いやいや
本来有料の場所ですからそこは侵入したりしませんが
既に照明も消えて真っ暗闇のところへ観光地といえど洞窟内に
ヘッドランプ一つで入るのは危険です
それに真っ暗な洞窟の奥から水が滴る音が
定期的に時には不定期に響いて
誰もいないはずなのに誰かが近づいて来てるような
そんな気がして不気味でした

すぐそばではまだ子供たちがきゃっきゃ言いながら遊んでるんですが
そのギャップがさらに不気味さを増幅させます

心密かに1,000ルーメンクラスのランプだったな…
と思ったのはどう意味でしょうか?

ほっぺにポッと冷たい感触
雨です予報では夜から朝にかけて降るとなってました
他のライダーさん達はまだ起きてるようですが
ワタクシは先に寝ますzzz

本日の走行距離
Posted at 2017/05/13 10:59:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2017 | 旅行/地域
2017年05月05日 イイね!

九州に急襲ツーリング 4日目-前編

九州に急襲ツーリング 4日目-前編昨日は幹線道路のそばでしたが
高速道路に比べれば騒音は大したことなかったです
寝心地もエアーマットなので問題なくグッスリ
さあ今日は、山口県まで行きます
全日数九州ツーリングもいいんですが
帰りを延々高速というのは楽しくないので
ツーリングを楽しみながら帰宅方向へ走ろうというわけです

今回のルート

でわ早速高速で山口県へ!

行く前に九州最後の観光に行きます
早朝の鈴田峠PA

昨晩野宿した鈴田峠PAから少し東に戻りそこから県212を北上
途中から大村レインボーロードを走ります
早朝なんで当然のごとく貸切状態
気持ちいいペースで走れます
レインボーロードから広域農道の大村湾グリーンロードへ県190にぶつかるまで
この県190を東に入って行くと龍頭泉(りゅうとうせん)があります
なまえからすると龍を模したものみたいですがどんな泉なんでしょうか?
一般的に酷道とよんで差し支えない路面を奥に入って行きます
道中、龍の体の一部を表した場所があるところから
この川を龍に見立てその先が頭の龍頭泉なんでしょうか?
玉すだれの滝

白木淵


白木淵の近くに何やら建物が
建ってます
なんか廃屋っぽいんですが
昔の旅館だったんでしょうかね?























一見廃屋ですが…

美術館として現役のようです

霜降りの滝?
なんだその美味しそうなの!
と見に行ったら
霧降りの滝でした…
この滝を見ようと川淵へ降りて行く時あることに気がつきました
険道レベル1.5位です

今朝からなんかシューズが大きくなったような?
いや足が縮んだ?
そんなわけなかろうと足元を見てみると
左のつま先側面がパックリ口を開けてます
買い替えの決心がつきました

購入して5年たつのでそろそろ買い替えかな?と思って居た矢先
昨日海水に浸かったのがいけなかったのか?
観光でたくさん歩いたからなのか?
とにかくこれ以上口が開いたら困るので労わるように歩きます
ちなみに次はコミネのシューズにしてコミネマンに近づきます
 
霧降りの滝の近景と遠景
昔は水量が多くてしぶきが霧のように降り注いていたそうです

もっと滝のそばに近づきたかたんですが岩が滑るので無理はせず
なんかあっても周りに誰もいないので遭難しちゃいますから

さらに進むと終点の様相
流しそうめんの看板が出てますが時間が早いのでまだ空いてません
ドマイナー観光スポットなのでしょうか?

というか
ここへ来るまでに人の気配が全くないんですけど
まだシーズン外で営業してないのかな?

おめての龍頭泉はどこかと案内板をみると…
なんだって!ここじゃない?
ここまで来て今更:クリックすると拡大できます

登山道のような細い道をかなり歩かないと行けないようです
でもよくみると他から簡単にいけるみたい
【龍頭泉→】って書いてあったのにここからじゃ行けないなんて!
この近道できる道路はどこなんでしょ?
マップルじゃはっきりわからないのでナビに道案内してもらいます

一旦来た道を戻って大村湾グリーンロードの途中から【いこいの広場】を目指して行くと
その先の路肩に【龍頭泉5分】とかいた看板がありました!
いきなりここだと有り難みがないな

200m先の駐車場にバイクを停めて下へ降りて行きます
靴がヤバイ状態ですがコンクリートの階段があるので普通に歩けました
『おお〜!』
飛沫が顔にあたりヒンヤリします
こんな近くから見物できるなんて凄いです!
静寂の中滝の水音だけが響く

別角度:マイナスイオン吸ってリラックス

滝壺が泉のようになっているから龍頭泉なんですね
夏なら泳げそうですがそれはダメです自然をいたわりましょう
でも注意書きがあるってことはモラルのない人もいるんですかね?
誰も見てなくてもお天道様が見てますよ

九州自動車道そのぎ東ICそばのコンビニで朝ごはんです
そういや朝起きて水分やカロリーを摂取しないまま
すぐあちこち観光してますが夏だとまずいことになる可能性もあります
この性格はもう治らないので
朝ごはんを晩のうちに用意しといたほうがいいかもですね
厚切りロースソースカツ丼:がっつり食って栄養補給

このまま高速で九州を離れるのはなんか後ろ髪を引かれるので
もう一箇所どこか寄り道したいと思います
マップルで適当な(マイナーな)観光地を探すとすぐ上のページに
【川古の大楠(かわごのおおくすのき)】なるものを発見!
しかも推定樹齢3,000年!
中国3,000年と同じですよ!凄い!

1時間くらいで到着
駐車場は大きくなく20台も止まれば満車です
大楠は矢印の先にあるようで
駐車場から大楠と思われる木の先端が見えます
『あれかな?でも3,000年という割になんか小さいんじゃね?』
そう思いながら近づくと…

『こ、これは…デクの樹様!』

上に伸びる枝はそれほどじゃありませんが(それでも太いですが)
ど〜んと構えたブットイ幹の存在感がまるで生き物のように感じます
植物も生きていますが動物のような存在感というか気配すら感じます

今にも
『リンクよ…』(トーンの低い声で)
と、じゃべり出しそうです

思わず『うひゃ〜でっけ〜』と声に出してしまいました
そばにいた夫婦と思われる中年カップルにも
『デカイですね!』と声を掛けてしまったほど

いろんな角度のデクの樹様



持ってるカメラじゃ全体が入りきらないんで
敷地からはみ出して撮らなきゃダメなくらいです
角度が変わると能面のように表情を変えるので
何枚も何枚も飽きずに写真を撮りまくり
もうこのくらいでいいかな?といった頃に
一人の老人から声をかけられました
「いい写真撮れましたか?」

『あ、多分、いや〜カメラがショボいんでこういうのみると良いのが欲しくなりますね』

その方は地元の方でほぼ毎日大楠を見にきてるんだそうです
公園の全景、圧倒される大きさ

川古の大楠の木のスペック:クリックで拡大

「これでも大きさは5位なんですよ」
「一体、1位はどれくらいなんでしょうな?」

「ほら、一番上の枝を切った跡あそこは何もせず切りっぱなし」
「他はウレタンで保護してますが去年からしなくなったんです」

『へ〜それはまたどうしてですか?』

「昔と違って最新じゃ何もしないほうがいいってことみたいです」

さらに
「この近くに7位の大きさの楠があるんですがね」
「ここと比べるとだいぶ貧相です、大きさとかじゃなくて痛んでるんですわ」
「ここのは特別きれいですよ」

などなど、案内板では得られない情報を聞くとができました
そういや大きさの順位って無差別?やっぱり楠クラスでのことでしょうね

名残惜しいですがいよいよ九州ともお別れ
九州とはいってもほとんど佐賀県、長崎県なので
九州と言うにははばかりますが
当初の作戦通り高速で電撃離脱です

後編につづく
Posted at 2017/05/13 10:58:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2017 | 旅行/地域
2017年05月04日 イイね!

九州に急襲ツーリング 3日目-後編

九州に急襲ツーリング 3日目-後編前編から続き

この日のルート

さて次は自分のお腹を満たすばんですが
観光地だけあって
この時間帯はどこの店もいっぱいです

せっかく長崎に来たんだから
皿うどんもしくはトルコライスを食べたい!と

店を探しますがどこもかしこも1時間待ちはざらです

駐車場に戻りながらなんかあるだろうと思って探しますが
結局ご飯にありつけないまま到着
観光地から離れたら入りやすいかも?

この後軍艦島を見に行くんですが
行き先をマップルで見ると
なんと軍艦島の近くにトルコライスの店と記載があるじゃありませんか!
これはもう行くしかありません
空腹ですがもう少しの辛抱です

ちなみにバイクの駐車料金は3時間で200円でした
女神大橋を背景に今から軍艦島へ向かいます

国499を南下
右手に軍艦島が見えて来ました!
テレビで見たことありますが自分の目で見たらもっと軍艦のように見えます
いや軍艦というよりアイアンロックスだ!っと初見で思いました
同時に恐竜戦車思い出しましたよ

案外海岸から近いんですねでも写真を撮るにはカメラの望遠が足りないので
ちっちゃくしか撮れないのが残念
でもツーリングだとでかいカメラ持てないしビデオも撮りたいしで
なかなかいい落とし所がないですね

そろそろ例のトルコライスの店ですが…
昨日の天石上海楼のこともあるので慎重に周囲を伺います
しかし…
見つかりません
困った時のGoogleで検索しても店名すらできません
これは、もしかしたら…
すでに閉店?
ああ…そうだったワタクシがもってるマップルは2013年版だった
情報が古いんですね
しょうがないので本来の行き先の軍艦島資料館に行きます
もしかしたらなんかあるかも

よかった!ありましたよ店が
【こっとん】入り口に軍艦島カレーの写真があるのでがっつり食えそうです

ご当地カレーもいいと思ったんですが
時間が遅いせいか(14:30)カレー類は終了
ではどうしよう?
こういう時はお店のおすすめを選びます
こっとん膳1,300円
軍艦島資料館の向かいにあります

こっとん膳:白身魚のフライはなんの魚だったんだろう?

観光用の高いだけのメニューかと思いましたが
出て来た内容は盛りだくさんで美味しい海の幸でした
ただ気持ちは未だにトルコライスだったんで
いずれ本場のトルコライスを食べに来たいと思います
こっとんから見える島
干潮時は歩いて渡れるそうです

食後、周辺散策を兼ねて軍艦島を展望所から見物します
ボートが何隻か見えますが今から上陸ツアーにに行くんでしょうか?
行きたかったなあ
予約が少し遅れただけですぐにいっぱいになってしまってて
何社かあたりましたがダメでした…
長男が結構興味持ってるんで次は家族みんなで来たいですね

軍艦島に上陸はできませんがせっかく来たんで
資料館で軍艦島への理解を深めたいと思います
中は撮影禁止ですが入り口までOKなので記念撮影
ここから先は撮影NGです

軍艦島の歴史解説やミニチュア模型の展示があり中でも
4K撮影による軍艦島のビデオがなかなかの物でした
2分と10分バージョンがあって
成り立ちから終焉までをドラマチックに描いていて
思わず見入ってしまいました
これのBDが販売してたら買って行きたいくらいでした

さ〜てこの後はどうしよう?
とりあえず今いる野母崎の反対の海岸沿いを走って北上しますかね?
明日からはツーリングしながら帰宅するので本州方面に向かわねばです

走り出してすぐに温泉施設がありました
見つけたらとりあえず入っときます
【Alega軍艦島】名前も軍艦島ですし思い出づくりです
軍艦島はいけなかったけど軍艦島温泉はいけました

浴槽は源泉掛け流しがありそこは加熱してないので温度が低く31.8℃
炭酸泉で結構炭酸が強いみたいでシュワシュワ感があります
注意書きに湯を激しく動かすと
炭酸が抜けるのでやめてくださいと書いてあります
コーラを振るみたいなもんでしょうか?
熱めが好きなんで隣の浴槽であったまりますこちらは43.3℃です
いまから一気飲み!

風呂上がりにコーヒー牛乳
腰に手を当てる正式な作法で飲みます
さらに福砂屋のカステラ、フクサヤキューブをいただきます
持ち込みなんで気を使って外でいただきます

お土産とは別に自分のおやつ用に買っておいたんです
さっぱりした気分でコーヒー(牛乳)としっとりカステラをほおばる
リゾート地で贅沢してる気分です

よし!出発
しかし、又しても寄り道
まあ後は寝るだけですし時間は気にしません
野母崎の先端の権現山に行きます
夕方ですし夕日が美しいみたいなんで

権現山の駐車場からさらに歩くと展望公園があります
その道中に神社があり
無謀な行き当たりバッタリツーリングの安全祈願しときます
この雰囲気、夜なら完全に零ですよ

どこからか鐘の音が響きます
この先のようですがお寺があるんでしょうか?
時間を確認すると17:00ごろです
ピッタリではないですが時報がわりのもの?

いえ、お寺はありませんが鐘はありました
【まごころの鐘】というものがありまして
誰かわかりませんが平和を願って建立したみたいです
ワタクシも平和を愛するものとして一打ちして来ました


戻る時、別のルートを選んですが
どうもほとんど通る人がいないみたいで
倒木がそのままになっていたり途中で道がわからなくなったりと
まるで獣道、下手すりゃ遭難しそうなルートでした
どうにか広い道に合流しましたがここはどこなんでしょう?
ずいぶん歩いた気がしますが駐車場を通り越してるのか?
ここからでも軍艦島が見えます(中央の小さい島)

下を覗くと道路があり車が登って行きました
駐車場より下に出て来てるようです
上に歩くと駐車場のべつの場所に出ました
まだ陽が高いです
綺麗な夕日を見ようと思いましたが日没はまだまだ先です
立ち止まれない性格なんで先へ進みます
野母崎の東側の地34を北上
狭いけど荒れてなく走りやすいです

センターラインのない狭い道ですが交通量は少なくて
柑橘類の畑のある田舎のノンビリした雰囲気の中をリラックスして走れました

19:00
あたりが暗くなって来ました
国34に乗ってから晩御飯を仕入れます
お昼が遅かったので軽めでいいんですが何がいいかな?
ふと目に入ったのが【一口ぶたまん】あ、これだ二、三個で十分かも
その看板が出てるスーパーの駐輪場へ
地元食材はスーパーで

しかし、そのぶたまんの店は閉まってました
いまから他を探すのも面倒なんでここのスーパーで買い物します
何か軽めのものを物色…
海鮮サラダ
サラダの上にサーモンの切り身が乗った晩酌のおつまみにも良さそうです
そして、【くじら刺身】なるものを発見!
あのくじら?なんでしょうね
子供の頃はけっこうくじらの肉は食べる機会がありましたが
国際的な事情で今はなかなか市場に出回らないものです
調査捕鯨や漁の網にかかったくじらとかが
港の近くで出回ることがあるらしいですが
これもそう言ったもの?それとも細々と商業捕鯨は続いてるんでしょうかね?
とにかく珍しいのでこれもおつまみに買って行きます



さて今夜の寝場所はどこに?
周辺はキャンプ場が少ないので
候補から外れます
やっぱり道の駅かな?
国34を進んで行くとかなり先にありますが
道沿いに鈴田峠PAがあります
道の駅とは違う単なるパーキングなんで
逆に人が少なそうでいいかも?

鈴田峠PAに到着…
あれ?道の駅になってる
でも、すでに車中泊組が陣取っていて
テントを張れるような場所がありません
仕方なく先の道の駅を目指そうと走り出すと
すぐに別のPAがありました
どうやらこちらが最初に行こうと思っていた
鈴田峠PAみたいです
車は一台も停まってません
ポツンとあるベンチのそばに
バイクを止めてそこにテントを張りました
芝生がないのでレンガ敷の歩道の上ですが
寝るには不都合ありません
エアーマットですから底付きがないので
どこで寝ても寝心地は変わりません


ベンチに座って晩酌を始めると車が入って来ました
広いのでワタクシに干渉することはないので気にせず飲みます
初めは海鮮サラダで次は待ちに待ったクジラの刺身
刺身とは言ってもまるでアラのようですけど味は?

う〜ん
慣れてない味のせいか正直感動はなかったです
かなりあっさりした味で調理したらいけるんじゃないでしょうかね
海鮮サラダが案外量があって満腹なのも原因のひとつかと

さてもう寝ますか
今日で九州は最後の夜になります
明日は山口県へ行きます

メーターリセット忘れたんで
本日の走行距離+35.9Km=198.6Km
Posted at 2017/05/12 21:04:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2017 | 旅行/地域
2017年05月04日 イイね!

九州に急襲ツーリング 3日目-前編

九州に急襲ツーリング 3日目-前編今朝も気分良く目覚めました!
手早く片付けをしていると
車中泊の人も何人か起き出して来ました
さて出発!
今日は長崎観光メインと決めてますが
今いる道の駅から直に長崎に行くと
多分2時間かかりません

時刻は5:30過ぎいくら何でも早すぎるので
またしてもちょこっと寄り道しにいきます

この日のルート

ひっそりこっそりが野宿の真髄です

西側にある大島さらにその先にある崎戸島(さきとじま)にいきます
この崎戸島は寺島、大島、蛎浦島(かきのうらしま)を渡っていきます
当然橋がかかっているのでサクッと崎戸島の先端に行けます
やっぱり男だらでしょうか?先端にシンパシーを感じます

到着すると山の上にホテルがあります
こぎれいですがどこか様子が変
誰かいるかと思うくらい最近までやってた雰囲気

入り口に近づくと張り紙がしてあり
どうやら閉鎖中みたいです
業務車両もそのまま置いてあり建物も傷んで無いので最近閉鎖したみたいです
敷地内の展望所へ気兼ねなく行けるのでいいといえばいいです
展望所に来るとなんか古めかしい建物があり
保存といっても野晒しなんでいずれなくなるんかな

もしやと思った通り太平洋戦争時の施設でした
海底のスクリュー音をキャッチする聴音所というところだそうです

展望所からの景観はすこし霞んでましたが周りを見渡せる素晴らしい所でした
まだ時間は6:30なので余裕があります
誰もいない、この場所を独り占め!

と、思って下をのぞいたらダイバーが居た

じつは気になってることがあります
今いる崎戸島の目と鼻の先に
御床島(みとこじま)という無人島があるんですが
干潮時は地続きになって渡れるそうなんです
上から見る限り完全に干潮にはなってませんが
興味津々で下の海岸まで降りてみます

どこから降りていけるのか分かりませんが
バイクでゆっくり来た道を戻って行くと
路肩に釣り人と思われる車が数台駐まっています
その脇には遊歩道
『多分これだな』
ダメ元で行って来ます

ワタクシも路肩にバイクを駐めて下に降りて行きます
10分程度くらいで海岸に出ました
目の前には御床島
離れた所に釣り人が居ます
御床島までは大して離れて居ませんがやはり完全に繋がって居ません
『まあ観れただけでいいかな』と思いましたが
よく見ると海面に出ている岩が濡れて居ます
多分干潮に向かっているからかも?
結構浅くなっているのでもしかしたら御床島まで渡れるかも?
膝までなら濡れても構わない!と行ってみることにします
せっかくなんで動画撮影しますが滑って危ないので
慎重が上にも慎重に一歩一歩足をだします
深いところもあるので時々迂回しながら歩きます

ふと気付きました
ゼルダみたいだ…
岩が大きく出ているところは浅瀬になってる
必ずしも現実はそうではありませんがここに関してはほぼ間違い無いようです
リアルでオープエアー体験できるなんて気分は英傑です


どうにか渡り切りました!
正直、今日ここにきてよかったと真剣に思ってます
行きたいところはたくさんあって次回なんていつあるかわからないし
もしかしたら今日を逃したら一生ここに来ないかもしれませんからね
今だけは有人島

侵食が奇妙な形でおもしろい

山のホテルから見えた御床島の人工物は電線を渡す柱だったようです
上からだと見えなかったんですが何本かの線が見えますが
そのうちの一本は垂れ下がって居ます
切れたままなのでこの設備は使われてないみたいですね
もっと島を探検したいけどこれ以上は時間をかけられません
上陸記念写真を撮ったので戻ります
デスクトップに良さげ

雲があると空が広く感じる

足元がずぶ濡れですが
今日は天気が良くて暑いくらいなのですぐ乾くでしょう
気にせず長崎へ向けてGO!
朝食は今朝もおにぎり

一旦、昨日泊まった道の駅へ戻ります
道の駅のすぐ近くから西海(さいかい)オレンジロードがあるのでここから南へ下ります
道の駅さいかいって西海の事だったんですねそういやここは西海市でした

このまま山の中を県道をつないで長崎を目指します
交通量は皆無に近いくらい少なく快適で
走りメインで来てもいいくらい楽しいです
長崎市に入り国202に乗ってからは交通量も増えましたがさほど混んでません
このまま国202で市街地に入ってもよかったんですが長崎湾を渡る
有料の女神大橋(めがみおおはし)を渡ります
わざわざ渡る必要は無いんですがマップルには【絶景】と記載があり
何が絶景なのか見たくて渡りに来ました
二輪は100円
橋の手前の自動料金所で払います
確かに橋は大きく立派ですがこれが絶景とは違います
ここから何が見えるんでしょうか?
確かに高いので見通しはききますが…

『おお、すげー!』

橋から長崎港の方を見ると湾を取り囲むように並ぶ建築物
造船の巨大なドックと巨大なクレーン
それらを見下ろせる湾を横切る大きな女神橋
なんだか現代とほんのちょっぴり未来が混じったような異国情緒が
SF映画で描かれるアジア的な雰囲気を感じました
むちゃくちゃ感動したのですがヘルメットマウントの
カメラで撮った動画を見ると
『あれ?なんか違う…』
なもんで動画を見る方は実際の1/10の迫力だと思って見てください


9:30ごろ市街に到着
橋を渡りなんとなく市街地方向へ走っているとバイクが止まっている駐車場がありました
どのみちどっかに駐めないといけないので目についたところへ入ると
都合がいいことにグラバー園の目の前でした(グラバー園行くつもりだった)

石川ナンバーだと結構声をかけられます
確かに遠いですけど青森ナンバーのオフ車を見ましたよワタクシ
ちょうど一緒に駐車場に入ったクルーザー(多分ハーレー)乗りの
カップルの男性に話掛けられました

男性
「石川県か〜、遠いところから来たな〜」
「自分は石川県には友達おるししょっちゅう行ってるしもう行くとこないわ」

『いえいえそんな事いわんともっと来てくださいよ』
『そちらは…姫路ですか』


男性
「姫路来た事ある?」

『すんませんツーリング目的で行った事ないです』

女性
「滋賀はどうです?」(彼女は滋賀ナンバーでした)

『滋賀はよく通ります、長距離行くときに』

男性
『近いとそんなもんやわな』

石川県から関西圏は近いといえば近いですけど九州から見たら
やっぱり石川県は遠いですからね
でも全国どこへ行くにもほぼ真ん中からなんで案外いいところですよ石川県

グラバー園の前に大浦天主堂を見に行きます
こっちの方が近いんです
さっき目の前といましたが正確にはグラバー園に至る坂道の目の前です
その坂道はおみやげ屋さんなどが並んだ坂で
車両は通れないので実質目の前というわけです

大浦天主堂は現在も使われている教会だそうで
不敬にあたるので内部の撮影は禁止でした

歴史的にも美術的にも価値を感じます

その他の施設も基本的に撮影禁止でしたので写真はあまりありません
宗教的なことには興味はありませんが
布教に尽力した人間の物語には興味あります
しかし観光のペース配分を考えるとあまりじっくりと見てられないのが残念

お次はグラバー園
グラバー邸の方が耳に馴染んでるんで
グラバーさんの家があるだけかと思っていたら園って…
とにかく中に入ります
いきなり動く歩道で上に連れて行かれます

ほとんどの建物に入れるので一つ一つ見て回るだけでも結構時間がかかります
普段見ることができないデザインの建築物は興味そそります

移築された旧三菱第二ドックハウス

案内所の建物も何気に価値があります

ここでレトロな衣装をレンタルできます

散々見て回りましたが肝心のグラバー邸(現地では旧グラバー住宅)がまだです
RPGのように一軒一軒探索してましたがどこか漏れてたんでしょうか?
受付でもらったマップでグラバー住宅の場所を確認します

なんだ受付のすぐそばにあった!
メインなんで奥の方にあるものとばかり思い込んでました

以下グラバー住宅




やっぱり一番豪華というかいい家ですね
ここにある建物は上流階級でありながら
どこか懐かしい田舎の雰囲気を感じるので好きです
いくつか見て回って気になったというか
気に入ったのが屋根のした、軒下というか
天井部分が格子状に加工してあるところ

ほとんどがこんな天井

こういう部分にも手間をかけてるところが
当時はもとより現代でも高級感かんじます

この後は少し歩いてオランダ坂に行きます
駐車場でもらった観光マップで場所を確認しますが
やっぱりGoogleにおんぶにだっこ目的地まで案内してもらいます

歩いて10分ほどで到着
でも他の観光客とは違い時間節約で競歩並みのスピードで歩いてます
そのせいか、あるおばさん集団を追い抜いたとき
後ろから
「あのあんちゃん歩くの早いわ」
「私らと足の長ちゃうもん」
「ガハハハ」
ヒョウ柄着てなかったけど関西のおばちゃんだったんでしょうか?

いまから登ります、キリッ

オランダ坂の由来はいろいろあるようですが
現在オランダ坂と呼ばれている坂はそんなに長くはありません
ぶらり歩きで10分かからず登りきっておしまいです


まあ坂そのものより付近に現存する当時の建物に価値があるんだそうです
今も使われているものが多くて単に保存しているよりは活用されていていいですね

お次は眼鏡橋ですオランダ坂からは少し離れていますが頑張って歩きます
オランダ坂とは違い人が動かないのでかなりの賑わいです
でも写真を撮ったらすぐに場所が開くので記念撮影は簡単にできました
片眼鏡橋

ガイド付き観光の人が近くにいらして聞くともなく聞こえたのですが…
眼鏡橋が有名ですが
眼鏡橋のかかる中島川にはたくさんの橋が架かっていて
それぞれが歴史的価値があるそうです
それを聞いたら全部みた〜い!
でもそれは流石に無理〜!
こんなにたくさん在るんですってよ

いずれまた長崎に来た時にゆっくり探訪したいと思います

12:00すぎ
足早に有名どころの観光のみでしたが
お昼ご飯を頂く前にお土産を買わないと
嫁さんから長崎ならでわのものを催促されています
やっぱり長崎といえばカステラ!
昨日のチャンポンの店を教えてくれた友人曰く
カステラといえば福砂屋だそうです
今時はお取り寄せで購入できますが
現地で購入するからお土産の価値があるってもんです
それも本店でわざわざ購入ですからね!(発送になりますが…)

眼鏡橋から駐車場へ戻った方向へしばらく歩きながら
ふと足元を見ると
靴がなんか白っぽく色落ちしたみたいになってました
よく見るとそれは塩でした
最初なんで色落ちしたんだろう?って思った

ああ、そういや海に浸かったからな〜
(靴を脱いだら靴下も塩吹いてました)

Googleの案内に従い角を曲がると木造の古い店舗が現れました
店内へ入ると有名店の割に意外にも空いてます
見ただけで由緒あるのを感じます

店内はちゃんと許可もらって撮りました

サンプルを見てオランダケーキとフクサヤキューブを選びました
現地購入でも実際は発送ですがこれは生産してから発送のためで
ある意味作りたてともいえます
自分の発送手続きが終わって振り返ると順番待ちの行列ができてました
やっぱり人気店です!
自分はたまたまタイミングよく入店できたようです
すぐそばの交番も長崎してます

続きは後編へ…
Posted at 2017/05/12 08:27:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2017 | 旅行/地域
2017年05月03日 イイね!

九州に急襲ツーリング 2日目

九州に急襲ツーリング 2日目ツーリングの朝は早い
5:00に目覚ましセットしましたが4:30に起きて撤収
急襲を気取られないうちに上陸すべくさっさと出発
ほとんど交通量がなく
『九州のやつめ油断しているな』と
思っていましたが…


本日のルート

alt
さあ出発だ!いま日が昇る

下関Jctを過ぎると交通量がどんどん増えて渋滞とは言えないまでも
制限速度を下回るペースになりました
やはりすんなりとはいかないようです
というかGWを少々見くびってました
猫も杓子も外に駆り出すそんな魔力を秘めたGW
かくいうワタクシもその魔力に魅了された一人だとはこの時まだ自覚してませんでした

関門海峡を渡る手前の王司PAで給油
駐車場は満車スタンドも順番待ち
こんなに混んでるんじゃ急襲できないや車列に紛れて隠密作戦にて先へ進みます

混雑のゲンナリ感で関門海峡を渡った感動も薄れて
というかよそ見してると追突しそうなんで前方に集中です
九州自動車道に入ってからはさらに車の数が増えてとうとう渋滞と呼べる状態に
しかしすでに作戦は切り替わっており隠密行動にふさわしい乗り物Ninjaの本領発揮
クルマの影から影へ飛ぶように移動する忍法影渡りの術で福岡IC
まさにNinjaの名前通りです
ここから都市高速へ乗り換えるとさっきの渋滞が嘘のようにスイスイ進みます

降車予定の今宿ICここで8:00過ぎたばかり
ここからがツーリングの本格スタートです!が
もともと考えていた予定ではお昼前だったのでものすごいアドバンテージです
余裕かましてすぐそこのコンビニで朝食をとります
『おお、九州だ!』
コンビニのおにぎりの具が九州らしいです
燻製たらこ、明太クリームチーズ
迷わずレジに持っていきます

alt
九州限定のラインナップなん?

alt
クーリームチーズが意外に合う

駐車場の端っこで食べていると年配の方に声をかけられました
「お、石川から!?」
「今日と明日は博多どんたくがあるからすごいよ」
「どこに行くんだい?」

『あ、長崎です』

「そうか〜長崎はここからだと遠いぞ」

『まあのんびり海沿いを行きますよ』

その後も福岡の魅力をたっぷり語ってくれた郷土愛に溢れた人物でした

ここから北上して海岸線を辿るようにして長崎へ向かいます
ツーリングマップルでもそこかしこが景観ポイントになっていて楽しみです

主要地方道54号をしばらく走っていると海岸に大きな鳥居があります
気になって寄って見ました
鳥居の向こうの海に岩が二つ並んでいてしめ縄で繋がっています
夫婦岩だそうです

alt
近くの駐車場にバイクがたくさん留まってたけど
ここに来た訳じゃないみたい

どうりでカップルが多いはずです
ちょうど鳥居の前で自撮りしているカップルがいたので
撮ってあげました新婚なのか?それともこれから夫婦になるのか
自分たちもこんな時期があったな〜っと

虹の松原を抜けたところで少し道を間違えましたが気にせず遠回り
【七ツ釜】の看板に反応して急停車、右折
本当はその先の加部島(かべしま)を目指してたんですが
なぜか勘で立ち寄る事に案外その勘が当たるんですよ

七ツ釜へ至る道は狭く普通車でもすれ違いは気を使うほど
そんなですからマイナーな観光地なんでは?と思ってました
実際道中他の車見ませんでしたから

駐車場に着きましたが空きが目立つほどで
やはりマイナー観光地だった…?

七ツ釜を見るにはそこから歩かないといけないので
少し早いですが先にお昼ご飯にします
目の前にはいかにもな食堂があります
せっかくなんでなんかご当地ものをいただきたいです

メニューを見てると先客の一人が【アラカブみそ汁定食】を頼んでました
アラカブってなんだ?
店に人に聞いたら「カサゴです」九州じゃカサゴをアラカブって言うのか
なんかご当地料理っぽいのでワタクシもアラカブみそ汁定食を注文
同じものなら早く出てくるかな?

alt
アラカブ味噌汁は郷土料理なのかな?

アラカブが一匹丸ごと入ったみそ汁が出て来ました
空いた器には骨を入れる用ですね
骨が多いので食べにくいですが綺麗にいただきましたよ
魚嫌いのうちの次男だときっと残すんだろうな

お腹も膨れたんでいよいよ七つ釜を見に行きます!
でも範囲が広くて他にも見所があるようです
時間もあるんでのんびり見て行くとしますか

alt
基本ひらけてますが

alt
そんなに範囲は広く無いですが
起伏があるのと
玄武岩の見事な風景に圧倒されて
ついつい見入ってしまい
気がついたら結構時間がたってました





















端っこに行くと木々に囲まれてる

alt
古い鳥居なんか怖い、ゲームの零みたい

alt
メガネ岩:写真中央辺りに穴が2つ空いてる
それらしく見えるメガネ岩展望台からは木が邪魔で見えない

alt
なんで玄武岩って言うかわかった!亀ですね

alt
だんだん錬金術師が作ったんじゃ無いかって気がして来た

alt
七ツ釜:洞穴が七つ空いてることからそう呼ばれてる
海上からじゃ無いと全部見えない、ボートツアー乗りたかった

alt
海難事故防止祈願に乙姫が祀られてます
あの浦島太郎の乙姫ですよ

七ツ釜たっぷり堪能しました
予定外の立ち寄り観光でしたがこういうのOKなのがソロツーリングのいいところです
帰りは駐車場はいっぱいでしたマイナーなんて言って御免なさい

この後、本来行こうと思っていた加部島ですが
国204国382の交差点から先で渋滞のようです
カーブの先が見えませんが車がほとんど進みません
予定変更
加部島はパスして平戸島へ向かいます
しかし、平戸に近づくにつれ車の量は増え平戸大橋が見えると橋の上は渋滞してます

alt
今度は余裕を持って平戸へいきたいです

ツーリングでしょうか2台のバイクがやってきました
しかし…いわゆる珍走です
なんというか、その
渋滞の中を追い越しをするわけでもなくきちんと車列をまもっています
でもアクセルは常に煽りっぱなしで周辺の車は迷惑してるんだろうな
そのまま平戸大橋を渡っている間もずっとコール音は響いていました
多分意地でやめられないんでしょうね
その根性を他に向ければきっと成功できるでしょう

平戸方面も混雑してるのでこのまま南下して佐世保を目指します
途中でお風呂に入れば時間的に夕食にちょうどいいので
昨日とは別の友人に聞いていた店でチャンポンを食べたいと思います

太陽が隠れてきて気温が下がったので上半身はレインスーツを着用
走り出してしばらくするとヘルメットのシールドに雨粒が…
このくらいならまだ平気かな?と思うが先か
バチバチっと大きな音とともに突然大粒の雨が降り出しました!
早く停車してレインパンツを履きたいのですが
路肩が狭く後続の車もいるのですぐに停まれません
やっとレインパンツを履いた時には結構濡れてしまいました
【長崎は今日も雨だった】が頭の中で何度もリピート再生を始めました

佐世保に行くのに国204をただ走っていてもつまんないので
途中から主要地方道18で海岸沿いを走ります
分岐してすぐに温泉を発見!
地元民向けの温泉施設みたいです
昨晩はお風呂に入ってなかった上に雨で濡れてしまたので
着替えがてらここで温泉に入ります
雨は小雨になってました

alt
やすらぎ館なんて名前なんでデイケア施設かとおもった

温泉入って気持ちも体もさっぱりしましたが
荷物の軽減のため替えは下着と靴下のみ
ジーンズは濡れたのをそのままですが、まあすぐ乾くでしょう

観光のメイン道路ではないせいか空いていて気持ち良く右に左に切り返して走ってると
絶対はずせないスポットを発見!
【本土最西端】
いろんな最端がありますが本土最端とは?
ワタクシ本州は東西南北の四方端は制覇してるのでここもクリアしとかなきゃ

分岐から約1.8Km先小さな港町の端っこです
すぐ近くに住宅があるので観光地化したのは最近でしょうか?トイレも綺麗です

ほとんどの人は本土最西端と刻まれたモニュメントと記念撮影して満足してますが
ワタクシはそうではありません
最端マイスターになると本当の最端にいかないと気が済まないのです
もちろん違法な場所や危険が伴う場合はいけるとこまでですが


モニュメントから下の海岸に降りられるので
そこのどこかの地点が本当の本土最西端です
グーグルマップを開いてできる限り西の端を探します
干満で海岸線が変わりますが今日の現時刻で最西端を発見!
自分の中ではここを本土最西端とします!

alt
本土最西端は九州最西端とは違うの?離島も含めるんかな?

alt
モニュメントとは別の石碑こっちは人気薄

alt
あと鹿児島で制覇

さてもういい加減腹ペコなんで早くチャンポン食いたいです
前述の友人に聞いた店は【天石上海楼(あまいししゃんはいろう)】という店です
歌手の前川清さんが地元に帰った時に必ず食べにいく店とかでとても美味しいんだそうです
正直ワタクシ、チャンポンと言ったらイトメンのチャンポン麺か
リンガーハットくらいした食べたことないのでその印象からすると
チャンポンって旨いものなんか?でした

alt
もう一箇所寄り道
西川内橋(太鼓橋)佐世保市指定文化財

ナビの案内で現地に着きましたが…
あれ?店なんてないぞ…
停車してもう一度確認するとやはりナビの場所で間違い無いようです
Uターンして今度はゆっくり近づくと…
ん…やっぱり無いぞ…
あ、あった!これか!

知らないと気づくこともなく通り過ぎてしまうほどの存在感のなさ
ぱっと見一般住宅かと思いましたが入り口に暖簾が
しかし、内側にかけられてます
駐車場が見当たらないので再び通過してどこかの駐車場から電話してみました

「はい、天石上海楼です」

『あのう今日店はやってますか?』

「すいません、今日はもう閉めました」

なんと!
理由はわかりませんが早仕舞いとは…
もっとも夕飯に合わせるつもりで来てたんでしょうが無いといえばしょうがない

検索時に別の【上海楼】という店が近くにあったので
そちらへ行ってみることにします(こっちも評判よかった)

alt
こちらはちゃんと暖簾が出ていて営業中
張り紙を見るとすぐ近くに駐車場があるとのこと
そこにバイクを止めて入店
店内は豚骨でしょうか?独特の匂いがします
厨房は忙しそうにしてますがお客はワタクシ一人
駐車場が小さいこともあり出前で賑わっているようです
メニューを見ると左上のトップに【特性チャンポン】があります
ここに持ってくるとは自信がある証拠と【特製チャンポン】を注文します
待っている間に近所の奥さんでしょうか?
持ち帰りで餃子を頼んでカウンターの端の席に座って待っています

さて特製チャンポンが出て来ました!
見た目はよく知ってるチャンポンです

alt
具沢山でご馳走です

alt




まずはスープを一口
『!!!!』
(知ってる味だけど同じ味じゃない…)
さらにもう一口
味皇にでもなって飛び回りたい気分です
いわゆるチャンポンなんですが
なんて言うんでしょう?
とにかく旨いんです!
旨い以外に伝えようが無い!
本当に旨いものの味は言葉にできないです!
一気にすすり上げ
半分まで減った時に我に帰りました
この味をもっと堪能したい
持ち帰り…でも汁ものは無理…
あ、餃子を頼もう!

持ち帰り餃子を1人前追加





店の人は厨房奥に年配の男性と若い、とは行っても中年のヒゲの男性
一見若い方が店主(息子さん?)のように見受けられますが
ちょっと外出して戻って来た時に
先ほどの奥さんをみて
「あ!、持ち替えりの餃子配達しときました…」

奥さん
「え、いつのまに?」と笑い

どうもカウンターの奥に座ってたのが見えなかったらしく
てっきり帰ったと思い配達してしまったようです

おっちょこちょいな人柄になんだか微笑ましくてワタクシもニッコリ
会計を済ませ持ち帰り餃子を受け取った際に

『石川県から来たんですけど本格的なチャンポンは初めてでした』
『こんなに旨いと思わなかったんでびっくりしてます!』

と伝えたところ大変喜んでくれて

「ありがとうございます、道中お気をつけて」と
ワタクシが店を出るまで深々と頭を下げて見送ってくれました

チャンポン自体が旨いのはもちろん
上海楼の店の方の人柄でいっぺんにチャンポン大好きになりました!

天石上海楼と関係あるのか聞きたかったけど
もし失礼になるといけないので聞けなかったです

さて、風呂も入って飯も食ったしあとは寝るところを探すだけ
一応近くにキャンプ場があるので連絡してみますが
あえなく撃沈、管理人さん曰く
「もうテントいっぱいですわ!」

でしょうね、でしょうね、そうだと思いましたよ
昼間あんなに混雑してたんだからそりゃキャンプ場も一杯でしょうよ
でも、大丈夫どこかで野宿すればいいんだから

とりあえずガソリンを満タンにしてから
どこへ行くかマップルであたりをつけます
明日は長崎観光のつもりなので
そっち方向で都合のいい場所…
国202を南下して地43を西に少し行ったところの道の駅さいかい
郊外なので通行量も少ないだろうしバイクとおっさん一人くらいはどうにかなるでしょ!

20:00頃に到着
思った以上に野宿には最適の場所でした
芝生がありテントを張るには都合がいいです
東屋で家族がBBQしています
車中泊のひとでしょうか?
ただ夜も遅いのに声が大きいのでマナー的にはちょっと
いや勝手にテント張ってるお前が言うなと言われそうですが

alt
夜景モードなんでこんなに明るく無いです

芝生の真ん中に大きな木が生えてます
なんだか祠があり祀られているようなのでご神木でしょうか?
祠に手を合わせ一宿の場所を借りることをお願いして
道の駅の看板の裏にテントを張りました

寝る前に上海楼の餃子で晩酌です
餡がぎっしり詰まった食べ応えのある餃子です
これがビールに合う合う
あったかいうちに食べられなくて上海楼さんごめんなさい

いったん寝袋に潜り込みましたが這い出してきて
あることを確認します
言ってみれば今回のツーリングの真の目的とも言えることです

2013年のGWに九州ツーリングを計画したのですが
(なので今回持参のマップルは2013年版)
仲間の「遠い」とか「そんなに休めん」とかで断念
毎年『行こう行こうと』誘ってもなかなか都合がつかず
ついた今年は出発日が合わず結局ソロで来ることになった次第
(仲間は4月28日出発5月2日帰宅)
で、なぜ九州なのか?いやなぜ長崎県なのか?
それは3DSのすれ違い通信ですれ違っていない地域が長崎県だけになったからです
そのほかの地域は地元や他へ出かけた時にすれ違ってるんですが
2012年以降ついぞ長崎県はすれ違わなかったのです


3DSを取り出し確認します
『あ、あ、ついにすれ違った!』
長崎県にいるんですから当たり前っちゃ当たり前ですが
ついに5年越しの悲願達成しました!

これで今日はぐっすり眠れます

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本日の走行距離
Posted at 2017/05/10 16:59:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | ツーリング2017 | 旅行/地域

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「[整備] #Ninja1000ABS 前回から約20,000KmなのでFブレーキパッド交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/2086031/car/2094140/5559433/note.aspx
何シテル?   11/16 20:46
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