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こ~ちんのブログ一覧

2013年08月16日 イイね!

八重の桜ツーリング 5日目(終)

八重の桜ツーリング 5日目(終)ツーリング最終日!
と言うか今日はただ帰るだけの移動日です
でも、少しだけ楽しんでから帰るつもりしてます

5:00に起きたときはまだ
他のテントには動きは無く
静けさのなか私のトイレへと歩く
芝を踏む足音だけが聞こえてます

それほど広くないサイトをひと周り散歩した後テントの撤収です
ある程度片付けが出来たら長男を先に歩かせます

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【朝焼けに浮かぶ猪苗代湖】


昨晩苦手を払拭したダートですが万一転倒なんかしたら
楽しいツーリングが台無しになりかねませんからね

ダートを抜けて長男と合流


【こんなのもあったんだ】


まずは朝食を取るためコンビニに行きます
県374
を東に行き国294を少し北に行く道程は
昨日渋滞を抜けた時と逆方向

さらに今日通る予定とも逆方向

何の事やら解りにくいですが
この後国294を南に走り途中から猪苗代湖畔を走ります

コンビニで食事してるとボートを牽引したクルマが何台も入ってきます
昨日猪苗代湖に泊まった人たちでしょうか?それともこれから?
普段ボートなんて見慣れないので部外者なのになんだか
レジャー気分が盛り上がってしまいます

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【暑いんで車の影に入ってます】


昨日のキャンプ場への県374を過ぎて国294を南にチョット進んだ所で
崎川浜】の標識を発見!
昨日泊まろうと思っていたキャンプ場の地名です
ここを曲がれば猪苗代湖へは間違いなく通じてます

マップルでおすすめの付いたルートですが走りはじめの
色なし道路(13P H2〜3)は山の中でした
交通量が少ないみたいで路面自体は綺麗ですが
落ち葉や石等の落下物が路肩にたくさん有ります
ここを抜けるとようやく猪苗代湖の湖面が見えてきました!

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【昨日の喧噪が嘘のような静けさ…蝉うるさ!】


早朝というには遅い7:30頃ですが、まだ人の姿はほとんど見られません
打ち寄せる波の音が聞こえる程です


【霞んでなければもっと感動的な景色なんだろうな】


反時計回りに県376地9国49をぐるりと巡り
本当に最後の東北観光を終えて
磐越自動車道猪苗代磐梯高原IC
(18P J6)より帰路につきます
まだ9:00ですが遊んでばかりじゃ居られません
名残惜しいですがこの気持ちがあるから又旅に出たくなるんです

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【猪苗代磐梯高原IC近くのコンビニ裏手にある白鳥浜の芝生で寝転がる】


無理ないようにSAごとに休憩を取りながらのんびり走行
帰宅したのは17:30今回も無事に帰って来れた
よかったよかった!


おわり

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【最終日の走行距離】
Posted at 2018/04/23 07:33:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2013 | 旅行/地域
2013年08月15日 イイね!

八重の桜ツーリング 4日目

八重の桜ツーリング 4日目夜中に長男にトイレに起こされ
一緒についていきました
『もう四年生なんだし一人で行けよ〜』
と思いつつも体を起こすと
なんだかワタクシももよおしてきて
結局一緒にトイレへ…
山中で周りに明かりが無いせいで
星空がとっても奇麗でした

5:00前に目が覚めると周りはすでに動き始めているようで
いつもと違い静けさの中に人の声が混ざってます
テントから出ると既に撤収を始めているライダーや朝食の準備をしているキャンパー
散歩の人等これまでと違ってここのキャンプ場はみんな早起きです


【長男も片付けの手伝い】


ワタクシたちも早速撤収に取りかかります
長男を連れてのツーリングは単にワタクシの趣味に付き合わせてるのではなく
クルマと違った不便さやその中での我慢や工夫、自主性を養えるようにと考えての事です
(どう?立派なお父さんでしょ?)
なのでテントの設営、撤収、その他片付けなんかもやらせてます
しかしまだまだ大した事は出来ないんですがね…
でも、バイクで旅行なんて他の子達はまずしない体験でしょうし
貴重な経験となってくれてるはず

6:00過ぎにキャンプ場を後にし地12で上山市街地へ降りて
昨晩の夕食を買ったコンビニで今度は朝食です
その道中、変わった人たちを見かけました
坂道をローラーの着いたスキー?の様なもので歩いているんです
もちろんストッックも手に持ってます
この辺は冬になれば当然雪深い地域ですが夏でもこんな装備で練習なんですかね?
それともこう言う板を履いた競技があるんでしょうか?
少し興味を引かれます…


【朝食の風景:昨日もらったゼリーを食べます】


国13
をもう少し行くと6年前のソロツーの時野宿した
【なかがわ】駅があります(29P A3)
そんな事を長男に話しながら地13を南に進みます
早朝だからなのかクルマの通りはほとんどなく快適に走れます
ツーリングは午前中が勝負です!
他より早く起きて早く移動を開始!
なんでも早め早めの行動が余裕を生み予定を達成でき
又、事故リスクを減らします

国13
地13国113と【13】繋がりルート

頃合いがいい所で小休止
停まったパーキングからなんか滝が見られるようですが
【滑津大滝】
なんて読むのかな?
多分【なめつ】か【なめづ】だろうと思います
今時分はインターネットで簡単に調べられますが
地元の人とのコミュニケーションも旅の面白さです
ワタクシ口べたなんで話が盛り上がる事は無いですが
ネットの繋がりよりもやはり人の繋がりが大事ですしね

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【なんだろな?興味引かれて停まってみました】


開店したばかりの売店で聞いてみたところ
なめつおおたき』だそうです
駐車場から見下ろすように滑津大滝を見る事が出来ますが

離れた所に【滝見台】と書かれた入り口があります
そこから階段を降りると滝の近くまで行けるようです
そこまで余裕が無いので惜しいですが今回はパスです
あと、今朝のスキーの正体が分かりました【グラススキー】です!
世界選手権があるそうですよ!
ここにのぼり旗あるんで間違いないです!だから練習してたんですね〜
念のためグラスは
ガラスの容器(glass)じゃな無くて草とか芝(grass)の事です

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【遊びじゃなくてスポーツだったんですね】


国113
をこのまま東に進むと【七ヶ宿(しちかしゅく)ダム】があります
記憶ではなんか覚えがあるんで行った事ある様な気がするんですが…
近づくと見覚え有るどころか鮮明に思い出しました!
えぇ、えぇ来ましたよ!確かに!
レポが無いkazuya企画の東北ツーリングでここ道の駅七ヶ宿で休憩しました!
懐かしさもあって寄り道したいとこですがさっき休憩したばかりなのでここもパスです

地46
を南に(29P K7)短区間ですが
国見IC
(24P J2)より福島西IC(29P G6)まで東北道で移動します
福島と聞くとあの震災を思い起こしますが
ワタクシ達が訪れた所は大きな被害が無かった場所で

知らないとそんな事があったなんて信じられないくらいです
でも、あったんですね…
ソロで行ったあそこも、あそこも、あそこも…
多分あのときの景色とは違うんでしょうね…


東北道
を降りて国115←(西)地5↑(北)地70
そして磐梯吾妻スカイラインです!

その前に給油です
ここへ来ると毎回ほぼ一緒のGSです!何故かって?
磐梯吾妻スカイライン
に一番近いのもそうですが
初めて来た時にここで給油した際【割引券】を貰ったからなんです
その後何度か来てるんですが
以後割引券は発券してないらしく貰えませんでしたが
パブロフの犬のごとく毎回ここへ来てしまうのです

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【GSにいたネコとにらめっこ】


休憩を取ったのち、いよいよ磐梯吾妻スカイライン走行!
大量の荷物を積んでの走行はありますがタンデムでここを走るのははもちろん初めて
走って楽しいトコなのでこの素晴らしさを後ろの長男にも感じてほしいです

こっからは見慣れた景色です
『そろそろ料金所だな』と思ってたら車が止まらず通過します
『あれれ?』ワタクシたちもそのまま通過

料金所通過のときチラッと見ると【無料】と書いてありました!
少しの嬉しい動揺と車の後追いをやめるためその先の駐車場で一旦停止

 『有料やと思っとたのに無料やったぞ!』

長男
 『なんでや?』

ワタクシ
 『さ〜?今年のマップルには有料って書いてあるし、たまたまそう言う期間なんかな?』

なんでか知りませんがラッキ〜
(2011年7月16日から無料になってたそうです)

車が居なくなってから発進しようと思いますが無料のせいか車の列が途切れるどころか
ワタクシ達の出るタイミングが無いくらい続きます

ようやく開いた隙間に潜り込んで定番のスポットつばくろ谷で最初の観光
作家井上靖が命名した吾妻八景の一つです
毎回、『次くるときは吾妻八景全部制覇するぞ!』と思うんですが
またしても次回のお楽しみになりました
つばくろ谷
はかつてイワツバメが生息していたのでその名がついたそうで
かつてと言うとおり今は居ません…


【絶景の谷をまたぐ大きな橋が見所】


お次ぎは浄土平(じょうどだいら)へ行きます


【道中いい景色です】



 『おや?ここも無料だ』
 
浄土平
の駐車場も無料になっています
こんだけ無料だと今度から気軽に来られますね

わざわざここに停まったという事は当然目の前の
吾妻小富士(あづまこふじ)
に登るためです

標高1,707mですがここまで来たら後ほんの少し
登山と言えないくらいの距離を登れば山頂へ行けます


【自然の雄大さを感じるにはその中に身を置くこと】


無料だからなのか?それとも、そこに山が有るからなのか?
たくさんの人が登ったり降りたり実ににぎやかです

いつもなら
 『疲れた…』、『戻ろ…』
と、すぐ言う長男も結構ガンバッって着いて来てます
そして、やっと到着…
しかし、そこは山頂ではなくカルデラの外周の一端…
丁度反対側が山頂部分になるところです

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【背後の高いところが山頂になります】



【右?左?どっち周りが近い?】


前回ソロで来たときは左ルート(右回り)だったので
今回は反対の右ルートで山頂を目指します!


【カメラマン長男】


もうすぐ山頂!俄然、足取りが軽くなってきました!
反対に歩き疲れたのか長男の歩みはだんだん鈍くなります…
エネルギー不足らしく朝食の残りパンをかじりながら一歩一歩
ようやく山頂へ到着です!

【カルデラ周遊の様子】
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カルデラを一回りして再び駐車場へ戻りました
丁度お昼ご飯に良い時間だったのでレストハウスで食事にします
ワタクシ山菜そば、長男ミニソースカツ丼

さっき、パンを食べたんで少なめにしときます

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【うまそうに食うなあ】

スカイラインを下っている途中、おなかがふくれたせいか?登山の疲れか?
長男が『目、疲れた』といいます
そのうち『眠い、我慢できん』といいだすので
地70
から国115に入った所で(19P B3)駐車帯があったので
30分ほど仮眠を取ることにしました

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【爆音バイク集団が通ってもグッスリ】


スッキリしたのかその後は眠いと言うこと無く国115地2地7県205
猪苗代湖湖畔を走りキャンプ場を目指します
こんな早い時間にキャンプ場入りするのは理由があります
忘れてませんか?
そう…
一体いつになったら【八重の桜】になるんだ?て事です

八重の桜…
綾瀬はるか主演の今年(2013年)のNHK大河ドラマ
【八重の桜】にちなんだ今回のツーリング

と言うか、東北に行くんで無理に絡めただけなんですが…
まあ、せっかくなんで物語の主人公
【山本八重】にゆかりのある所へ行ってみようかな?
なんて軽い考えで
チェックインした後、すぐそばの会津若松市へ観光へ行こうと言うわけですハイ

国49
を西に湖畔を回りながら目当てのキャンプ場を目指します
左手に見える猪苗代湖はレジャースポットらしくBBQはもちろん

湖水浴したりレジャーボートが沢山走ってます、当然係留所も至る所に
目的の【崎川浜(さっかはま)キャンプ場】(13P H2)への道中にも
いくつかキャンプ場があり
一目で一杯だとわかる位テント、駐車車両の数…
これだけの人が居ると中にはハメを外す者が居てもおかしくなく
もしかしたら【崎川浜キャンプ場】も同じ状態かも?
と、一抹の不安…

後少しで【崎川浜キャンプ場】ってところで急に渋滞になりました
しばらく車列についてましたが
様子を見てると、ただでさえ狭い湖畔道路の至る所に路駐していて
(ここへ来るまでもそうだった)
その上、車両が行き来しようとしてるもんですから
いやでも渋滞になってしまいます…
これでは湖畔のキャンプ場は落ち着けないと判断しUターン

一旦、渋滞を離脱します

少し戻った所に脇道が有り、ここで改めてマップルを見てみます
会津若松に行きたいのでそっち方面のキャンプ場を探すと
一件ありました!
県374上にある【背あぶり山キャンプ場】(13P F1)
なんだかカチカチ山みたいな名前です

県374
を走行してると
ナビの画面では【背あぶり山キャンプ場】は真横に有るのに入り口が見つかりません!
『あれ〜?見落としたかな?』
後ろの長男に聞きますが
『いや〜道なかったよ』
ゆっくりと注意しつつ、かなり先へ進んでいくと
右に鋭角に曲がった昇り坂が有り【キャンプ場】と書かれた看板が有りました!

慌ててブレーキ掛けてUターン並の右折をすると
いつの間にか後続に荷物満載のカブが居ました
このカブも【背あぶり山キャンプ場】を探していたみたいで
同じく慌ててブレーキ掛けて坂を昇ってきます
少し行くと受付らしい建物が有りバイクを停めます

いつの間にかカブの他にもアメリカンバイクが1台居ました
驚いた事にカブに乗っていたのは女の子で一人旅だそうです

一緒に受付に行ったので最初連れだと思われましたが
それより、うれしい事にここのキャンプ場無料なんです!

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【管理事務所の中はのんびりした雰囲気でした】


そして、ナビでキャンプ場を通り過ぎた謎がはっきりしました
良く有るのが実際とナビのデータの食い違い
そんなんだろう?と思っていましたがそうではなく

受付からさらに800m移動した先がサイトなんだそうです
つまり、ナビが示していたのはキャンプ場のサイトだった訳です
 『ああ…なるほどね』
サイトを表示するのがいいのか?受付を表示するのがいいのか?
意見が分かれるところです

受付が終わり、さあ移動と思いきや?

受付のおじさん
 『いま他の人案内してるから、ちょっと待ってて』と言います

さらに
 『あそこのクサリ張ってある向こうがキャンプ場になっとるんじゃ』

ワタクシ
 『ええ〜!もしかしてず〜っと砂利道ですか?』

ワタクシ、ネコちゃんになった訳じゃ有りません
タンデムで万一すっ転んだら長男が怪我しないかと心配なんです
そしたら…


『じゃ、子供さんはクルマに乗ってけばいいよ』と、言ってくれました

しばらくすると小型トラックがやって来て案内のおじさん二人と一緒に長男が乗り
その後をアメリカン、カブ、ワタクシの順に着いていきます

長男のヘルメットの無線のスイッチが入りっぱなしだったので
会話を盗み聞き

 『僕、何年生?』

長男

 『4年…』

おじさん
 『二人乗り疲れんか?』

長男
 『ちょっとだけ…』

なんか会話が続きません…
ワタクシに似て口べたな長男です


案内のトラック結構なスピードで走ります
カブもアメリカンも平気で着いていきますが
凸凹の坂道に砂利が散らばってるもんでだんだんワタクシ離されてしまい
『険道や酷道の練習最近してなかったしな〜』なんて考えている内にサイトに到着

ビックリしました!


【久々のダートにおっかなびっくり!】


目前が開けると緑の芝生が広がっていて
さらに猪苗代湖を見下ろす事が出来ます!
最高のローケーションです!

『こりゃ当たりのキャンプ場だわ!』つい声が出てしまいました

既に居るキャンパーも湖畔で見かけた人たちより落ち着いた印象の人たちばかりで
本来のキャンプを楽しみに来てるようです

長男を乗せてもらったお礼を言って
早速テント設営です!


【HeatHazeのみんなと来たいな】


これから観光に出かけますが夏とは言え既に16:00ですから
あまりのんびりはしてられません
何カ所か巡ろうと思ってましたがさすがに無理!
一カ所のみ、鶴ヶ城(13P D1)へ行きます
【八重の桜】とどれほど関連が有るかは知りませんが無関係ではないはずです…
(大河ドラマの八重の桜見たこと無いんでわかりません)

ナビの案内で迷うこと無く到着
なんだか今日は無料づいてます
ここの駐車場もバイクは無料です!
しかも、入り口のすぐそばまで入って行けてラッキー!


【なかなか立派なお城です】


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【神社もあります】
  

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【やっぱり望遠鏡をのぞく】


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【会津若松の城下町】



【ここで城内は終了】


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【一個がでかい石垣】


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【天守閣全景:きれいなお城です】


一通り見て回ったらワタクシも長男もヘトヘトに疲れました
取り合えず【八重の桜】達成!

次にお風呂に入ってさっぱりします

目を付けていた温泉【湯陶里(ゆとり)】(13P D2)へ向かいます
途中GSで【湯陶里】で食事が出来るか聞いてみると
バッチリOK!これで食事の為にまた移動しなくて済みます!

18:00前に到着
おなかもペコペコですが汗だくなのでヤッパリ先に温泉です
温度は低めで熱いのが苦手な長男もドップリ浸かれますが
熱めが好きなワタクシはなんか湯冷めしそうで長湯です

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【外には足湯もあって温泉三昧です】


外には狭いながらも露天風呂があって
すぐ目の前の【阿賀川(あががわ)】を見る事が出来ます
気をつけないと柵の下が道路でうっかりすると珍列罪してしまうかもです

一階の休憩所で腰を下ろし味噌ラーメンと牛丼を注文


【ビールがホントは飲みたいのよ】


おなか満腹でもうこのまま寝てしまいたい気分
外に出るともう暗くなってます

湯陶里】のそばにもキャンプ場があり川辺の広い芝生のサイトで
町中と言え住宅からは離れていて静かないい雰囲気です

『ここに泊まればよかったな…』

そう思いましたが後はキャンプ場に帰るだけ
がんばって運転します!

途中暗くて曲がる所を曲がらず東山温泉(13P F1)に迷い込んだりしましたが

大した問題では有りません
一番気がかりなのはキャンプ場のダートです
路面は昼でも転倒するかも?と緊張のダートなのに暗くてよく見えない上にタンデム
行きはよいよい帰りは…な心境です

ところが…
あれほど心配していたダートが何の不安も無く走れます
ライトで照らされた範囲も広くないのになんだかよく見えます
自分でも不思議です?、慣れなんでしょうか?

20:00にはキャンプ場に到着し
する事も無いんで早々と寝る事にします
入念にストレッチをしてシュラフに潜り込む
他のテントではまだ楽しい声が聞こえてましたが
疲れのせいかいつの間にか寝てしまいました

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【本日の走行距離】
Posted at 2018/04/23 07:33:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2013 | 旅行/地域
2013年08月14日 イイね!

八重の桜ツーリング 3日目

八重の桜ツーリング 3日目昨日は思いもかけずスキー場の
ゲレンデに泊まれると言う
面白いキャンプ場に巡り会えて
是非、HeatHazeのみんなとも来たいな〜
なんて考えてるうちに寝てしまい
気がついたら朝になってました!


時計のアラームは5:00にセットしてありますがまだ鳴ってません

それもそのはずまだ4:30です!
隣の長男はまだ起きる気配がないので
ワタクシもしばらく横になってましたが自宅の布団だと二度寝できますが
自ら出かけて来てるツーリングですからなんだかウズウズして来て
すぐに長男も起こして撤収開始です!

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【片付け中】

外に出るとまだ静寂に包まれていてキャンプ場自体はまだ眠ってるようです

ワタクシ達が一番なのかな?と、思っていたら
下の方からエンジン音が聞こえてきました
見ると一台のバイクが出ていきます

ワタクシ
 『はやっ!お父さん達一番かと思ったけどもっと早い人いるな〜』

長男
 『ほんとやね』

しかし、他のライダーのテントはまだ動きがなさそうです
朝とはいえ眠りの邪魔をしないように静かに撤収を続けます
荷物をバイクに積んだ後ゲレンデを登り上から見下ろしてみました


【早朝のゲレンデは誰もいなくて気持ちいい!】

冬のスキーシーズンはこんな感じのアングルで見る景色は珍しくはありませんが
夏、誰もいない早朝の緑色のゲレンデを独占できてなんだか贅沢な気分を味わいました

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【今はぜ〜んぶ独り占め】

荷物をまとめて昨日考えていたゲレンデ滑走しようと思いましたが
緑のゲレンデはまだ朝露のきらめきが残っていて
うっかりしなくてもスリップしそうです

エンジンをかけるとまだ寝てるキャンパーに迷惑かな?
と思い、キャンプ場出口付近までバイクを押して移動
いざ出発!のとき

長男
 『お父さん、グローブ片方ない…』

ワタクシ
 『今、手に持ってたやろ〜!』

結局グローブはテントを張っていたすぐそばに落ちていました
昨晩バーナーを持ってきてくれたアメリカンライダーと挨拶を交わし出発!

昨日来た道を若干戻って地51から県310に分岐(51P A2)
県310は昨日川原毛地獄から見えた道路で

昨日みに行けなかった所に上から簡単に行けるみたいです

道中の泥湯温泉に近づくと硫黄のものすごい匂いがして
道路脇でものすごい蒸気が吹き出してます
しかも有毒ガスが出ているらしく『危険』と警告看板があります
良く見ると泥の中から泡ぶくがプクプクと湧き出てまるで地獄の様です


【走るその先に湯煙り発見!】

路肩に煙突が並んでいて、そこからも蒸気が出ています
『積雪時は雪洞に硫化ガスが溜まって危険』との警告も
(実際親子が死亡する事故があったそうです)


【道端で有毒ガスが出てるなんて怖いぞ〜】

単なる温泉でこれですから
地獄と言われる川原毛地獄は一体どれほどのものなのか?
本当に鬼がいたりして…

川原毛地獄の駐車場に付くとちょうど反対側からバイクが数台やって来て
同じく駐車場に止まりました
おじさんツアラー5人程度の団体さんでしたが
すぐに行ってしまいました

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【柵があの世とこの世の境目…】


【地獄への足取りは軽い!】

駐車場から少し下ったところが件の地獄です!
吹き出す硫黄のせいで白くなった岩肌から蒸気が吹き出てます
昨日行きたかった山の策の方へ行こうと思ったら
危険の為侵入禁止!の看板が…


【地獄に行きたがってたんだよな…】

ビジアル的には先ほどの泥湯温泉に劣りますが
命の危険度はまさに地獄そのものです

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【地獄で記念撮影】

地獄から生還のあと県310から国108に入ると
交通量が少なく後ろに子供が居るのも忘れるくらいに軽快に飛ばせます
途中の鬼首トンネルが長くて中が寒くて凍えそうです
温度計は22℃ですが真夏の温度になれてるとこれでも寒いです

そろそろ8:00になります
朝ご飯がまだだったのでワタクシも長男もおなかペコペコ
国108を走ってますが標識に従って曲がると集落にはいるので
『多分バイパスになってるな』っと思いあえて直進国108から外れると
ドンピシャ!コンビニを発見!やっと朝食にありつけます
しかもチェーンじゃない地元の商店風のワタクシ好みのお店
その名も【コンビニ市場おにっこ】

そういやさっきから【鬼】と名のつくものが結構目に入ります
東北というと一般に【なまはげ】が思い浮かびますが秋田じゃなくても
東北は鬼にまつわる伝承が多いのでしょうか?気になります

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【今日は鬼づくしになるのかな?】

ワタクシは食事はガッツリ派なんでお弁当を長男はランチパック
ランチとは言ってもピーナツバターをパンで挟んだサンドイッチの様なやつです
店の横にはビニールプールがあるんですがこれは誰でも入っていいのかな?

エネルギーの補充が出来たので出て行こうとすると
真っ赤な86がコンビニに入ってきました
最近良く見かけるようになりました
スポーツカー世代のおじさんが乗ってるのかと思ったら
普通のおばさんが降りて来てチョットびっくり!
クルマをもう少し見ていたかったのですが
おばさんを見つめてると思われると嫌なのでササッと出発

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【店先にベンチがあるのがチェーンと違うところ、ウェルカムです】

走りだすと右手の川幅がどんどん広くなっていき
その先にはやはりダムがありました自然を求めてのキャンプツーリングですが
巨大な人工物に心奪われます
感じるものがあって停車し記念撮影
看板の説明を読むと『日本人の手に寄る日本初のアーチダム』との解説が!
(マップルに書いてあった)

見た目変哲もないダムにピンと来たのはこういう
【日本初】とか言うものに対して反応したんでしょうか?
自分でもツーリングセンサー敏感だな〜って思います

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【とりあえず停まってみるなんかあるぞ!】

さらに南下国45から国457に分岐する交差点のコンビニで休憩(46P I6)
ここ数年モータースーポーツのサポートに熱心な会社の製品で
ワタクシたち親子のツーリングをサポートしてもらおうと
モンスターエナジードリンクを飲みます!
今日は結構移動があるので長男もモンスターでドーピング!

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【成分強いから少しだけね】

この後東北自動車道三本木(さんぼんぎ)PA(40P J4)より
高速道路に乗り入れますが
その前に道中にあったひまわりの丘(40P I4)に寄り道
昨年、北海道でひまわりに囲まれた長男を撮影して以来
ひまわりにいい印象を持ってるワタクシたち親子
まだ10:00頃と時間も余裕(のはず)なので観光していきます

たかがひまわりと思ってましたが結構お客さんが来てます
案外有名な所みたいですね

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【駐輪場は、こんだけ】

駐車場につくと有料だと思ったらバイクは無料でした
そして、昨年同様ひまわり関係のおじさんは話し好きです
駐車場のおじさんがそうです
子供が居るせいかもしれませんがクルマの誘導もそっちのけで話しかけてくれます


【昨年もこの位のを期待してたんだが】

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【ひまわり君と記念撮影】

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【あたり一面のひまわり畑】

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【駐車場のおじさん】

三本木PAのアクセスには少し迷いましたがこれから一気に
(という程の距離じゃないけど)
仙台宮城IC(34P G5)に、そこから蔵王を目指します!
お盆のこの時期人口の多い仙台方面は渋滞が予想されますが
南下の方向はスムーズに流れ、反対車線はズ〜ット渋滞でした
やはり午前は出て行く方が多いのかな?

東北道を降りてから国48を西に進みますが渋滞です
どのくらい続くのか分かりませんが追走してたら時間もかかりますし
何よりクラッチ握ってる左手が持ちません

後ろの長男が危なくないタイミングを見計らいすり抜けますが
行けども行けども列がきれることがなく
いい加減嫌になって来たとこでラーメン屋が出現
暑さとタンデムすり抜けの気遣いで疲れたのと
時間も丁度12:00なのでここで昼食にします
現代人は野菜不足なのでワタクシ【野菜ラーメン】で
ビタミンや食物繊維を補います
長男は【ネギラーメン】ラーメン大好き親子です

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【いただきます!しかしすぐに…】

国48を後少し行けば国457
の分岐、もちろんワタクシたちの行くべきルートです
相変わらず渋滞は続き国457も渋滞だったらどうしようかと思いましたが
予想通り渋滞は国48だけで国457に入ったら嘘のようにスイスイ走れます

自販機を見つけたので早めの水分補給、カラッカラに乾いてからじゃ
体力の消耗が激しくなるのでこまめに休憩します
田舎道のわりにえらく自販機の台数が多いのは以外に交通量があるからなのか?


【このあと未知との遭遇?】

不意に声をかけられました!
振り返るといつの間にかSUZUKIの小型二輪に乗ってるおじいさんが居て
多分『たいへんだね』見たいな事を言ったと思います
『思います』なのは方言で何言ってるか分からなかったから
何度も聞き直すのも失礼かも?思い
『え〜そうです〜』なんてテキトウに返事しましたが
そっちが失礼か…
おじいさんタバコを買って走り去って行きました

再び走り出すと
先ほどのSUZUKI乗りのおじいさんに追いついたので
挨拶してパッシング
ワタクシもおじいさんになってもライダーでいたいです

国457から地12になる辺りでいよいよ蔵王のお膝元
これから地12通称蔵王エコーラインを雲の上目指して駆け上がります!
有名な観光地なので渋滞を心配してましたがぜんぜん気にならない程すいています
余裕かまして100名瀑のひとつ三階の滝を見られる滝見台で滝見物


【秋が見頃なのかもね?】

さらに不動の滝も見る事ができましたが
どっちも遠くて季節がら茂ってる木の葉でよく見えませんでした…

現在の目的地は無料の蔵王エコーラインより分岐している有料道路
蔵王ハイライン(29P H2)の終点です
その蔵王ハイラインが近づいてくるとクルマが列をなしてます

なんか見覚えあるカラーリングの大型バスが路肩でエンコしてました
ウルトラマンバスと言うと一部で通じる地元石川県の小松バスの車両です!
乗ってる人は誰だか知らないけれど
バスは良く知ってるのでなんかうれしくなりましたが
乗ってるお客さんテンション↓↓だろうな

??なんかバイクの調子が変です!
『キャブ車だと高所は燃調狂うしかな?』と思いましたが
なにかオカシイです…
停まると発進の際全然吹けなくてエンストの連発!
半クラ当てまくりでも止まりそうです
ヤバいぞ、急にどうしたんだ?
数年前にソロで来たときはこんな症状でなかったのに
低年式車は突然くるのか?

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【前もこんな写真撮ったな〜】

なんかへんですが一度完全に停まってよーく確認しました
単純な事でしたがこんな事初めてです
なんとギアを一速勘違いしていて二速発進してました…
上げて下げてしているうちに数え違いしてたようです
その後は今までが嘘のように加速してあっさりと終点の駐車場に到着


【本日最後の観光】

以前来た時はものすごくガスってて10m先も見通せないほどでしたが
今日はスカットさわやかコカ・コーラな天気です!

蔵王と言えば言わずもがなお釜です
が、その前にお土産屋さんがあるのでここでお土産を買って送っときます
定番のご当地お菓子(製造は加賀かも?)とポストカード
それと容量が足りなくなって来たのでSDカードも買いましたが
さすがに大容量のものは無くおまけに山価格でした…


【お釜の魅力を感じてください】

お釜をこれ以上無い程十分見物したので
ワタクシ少し上の方へ昇りたかったんですが
長男が疲れていやがったので今回はここまでとし
キャンプ場へリベンジを込めて向かいます!

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【今回は好天に恵まれて最高のお釜日和です】

蔵王坊平国設野営場(29P F2)は前回来たときは見つけられず
キャンプ場ジプシーとなってしまった忌まわしい思い出があります


【小松バス、まだエンコしてた…】

しかし、今回は時間も早く日も高い16:00頃
じっくりキャンプ場探しが出来ます
気をつけながら地12西に下っていきます

しかし、見つけられず通り過ぎてしまったようです
マップルで確認すると地53の分岐まで来ると行き過ぎだと分かります
となると、ここに至るまでにそれらしいところと言えば…
一カ所ありました!

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【Uターンの時見つけたウサギ小屋】

戻って調べてみてもハッキリとしたキャンプ場の案内が無く
【←蔵王高原坊平】と標識がありキャンプ場の名前にも
【坊平】があるのでココだと推理してはいっていくと
やっぱりそうでした!
積年の恨みやっとはらしたぞ!


受付を済ませてサクッとテントを張って
上山(かみのやま)市へ降ります(29P C1付近)
温泉と食事の為です

しかし、その前に重要な買い物があります
SDカードです、山で買ったのは数GBしか無いのでもう残り少ないのです
国13を走ってると【ヤマダ電機】を発見!
早速店内に入りますが…

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【サイト内にバイクで入れました】

ヤマダ電機はどこ行っても同じなんかな?
店員は少なく会計するのにわざわざ探しましたよ
32GBが5,000円以下で買えるなんてずいぶん安くなったもんです

いよいよお楽しみの温泉
マップルには温泉マークいっぱいあるしすぐ見つかるだろうと思い市内をウロウロ
ワタクシ少し勘違いしてたようで大型の温泉施設がそこ、ここにある訳ではなく
小さな温泉街がいくつもあるのが上山温泉みたいです

国455を北向きに走ってる時小さな看板に
【葉山温泉】と書かれてるの見つけ脇道に入って行きました(29P B1)

細い路地には何件もの旅館がありどれもが【日帰り湯できます】と案内がありますが
なにかワタクシの琴線に触れるものがありません
さらに奥へ入っていくと何か引かれるモノを感じる一件の旅館があります
【寒河江屋(さがえや)旅館】
まあ、単に駐車しやすかっただけなんですが…

旅行シーズンだというのに以外に旅館は静かでした
奥からTVの音声が聞こえてくるので声を掛けると
太ったおじさんが出て来て、日帰り湯である事を告げると

ニッコリして快く応じてくれて
荷物も預かってくれました

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【好きな雰囲気の建物です】

玄関右の廊下を少し歩くと右側、道路側に浴室の入り口があります
脱衣所が狭く旅館の建物も大きくないので
規模から考えると浴槽の大きさもそれなりですが
湯に浸かろうと足を入れると思った以上に熱くて思わず足を引きました!

 『あっち〜、湧かし過ぎたんか〜?』

浴室の壁を見ると

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【大人4人も入れば窮屈な脱衣所】

『源泉掛け流しの為水道で温度調節してください』と張り紙が!
偶然入った温泉宿が源泉かけ流しなんて!
しかも他に入浴客が居なくてワタクシたち親子の貸し切り状態!

なんて贅沢なんでしょ!

ワタクシ
 『源泉かけ流しやぞ!』

長男
 『かけ流しってなんや?』

ワタクシ
 『温泉が湧いてくるまま流しっぱなしって事や』

長男
 『え〜!もったいない』

ワタクシ
 『たまたま入ったのに贅沢な温泉やな』

長男
 『ほんとや!』

せっかくの貸し切りなんで温泉の撮影です
もちろん放送コードに引っかかる様なモノは映ってませんよ


【芸能人じゃないんでタオルなしです】

長男と二人でたっぷり温泉を堪能し
預けた荷物を受け取ると後は夕食です

しかし、外はもう暗くなっていて
温泉の後のホンワカした気分で
今から食事の為の店を探すのはなんだか億劫です

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【時間掛けて楽しんでたら真っ暗】

ワタクシ
 『面倒やし、途中にあったコンビニの弁当にすっか?』

長男
 『うん、面倒やしそんでいいわ』

地12蔵王エコーラインの昇り口にあるセブンイレブンで弁当を買って帰ります
キャンプ場に着いたのは20:00頃
既にサイトは暗く静かです…
バイクをサイト内に入れるのは少々迷惑な気がするので
受付の横に停める事にしました

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【眠そうな顔】

お弁当を食べた後、冒険の書(ツーリングメモ)に記録して就寝
今日も楽しかった!

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【本日の走行距離】


つづく…
Posted at 2018/04/23 07:33:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2013 | 旅行/地域
2013年08月13日 イイね!

八重の桜ツーリング 2日目-後編

八重の桜ツーリング 2日目-後編地58はマップルで明らかなように
山中を通り抜けるルートです
しかし、ライダーなら一目瞭然!
おすすめマークがあるので
走りやすいのでは?と推測し
北側から行く事にした次第
そして、それが間違いないのが証明されました!

道幅が狭いのは当然ですが舗装路面は荒れていなくて交通量は殆どありません
酷道区間があっても仕方ないつもりでいましたが思いのほかスイスイ走れます

進行方向確認のため分岐してる所で一旦停止(54P I5)

エンジンを切ると自然の音しか耳に入ってきません
虫の声や風が枝を揺する音など静寂と言うには静かではないですが
耳障りではないです、やっぱ自然の音って心地いいですね

しばし、耳を傾けていると
一台のバイクがワタクシたちの向かう先からやってきて停まりました
地図を確認しているようです
声をかけると鳥海ブルーラインへ行きたいそうです

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【左から来て奥へ進む】

 『こっちですよ』と

ワタクシたちが来た方向を教えてあげました

少し休憩した後、今度は自分たちが『さあ、出発!』と思ったら
またバイクがやって来ました今度は2台
先ほどのバイクと同じく鳥海ブルーラインへの道を確認する為の停車でした

先頭のライダーに道を教えてると
行き過ぎた後続のライダーが方向転換中にコケてしまいました
バイクはCB1100
ワタクシのYZFR−1より100cc多いだけですが
ネイキッドバイクは車体の重量感も魅力の要素
ワタクシも駆けつけて3人で大きい車体を起こしました


【地32へ出るまでは狭い道】

そう言えばここ鳥海高原でトンボをよく見ますがオニヤンマ(と思われる)ばかりです
こんなにたくさん居るのは見た事ありません
生息地域なんですかね?


地32になると道幅が広がりセンターラインのある道路になりました
喉が渇いたので国108に入ってから休憩

一日の走行距離が短いので一回の走行が長くなく適度に休憩を取ります
そのせいか昨年頻繁にマーキングしていた長男も
今の所一回もマーキングしていません

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【日陰を求めてこんな所に駐車】


国13の合流(50P G1)に近づくとまたまた見覚えがあります

 『そうか〜この辺も前に来たとこか〜』
 『あんときは確か近くの道の駅で昼飯食った後にここ通ったな〜』
(記憶ではそうですが…?)

先へ進むと
当時昼食をとった道の駅おがちがありました

 『そうだそうだここだった』

長男にその時の様子を話しながら道の駅おがちを通過
ここまで来るとキャンプ場も川原毛大湯滝も同じページ内ですが
市街地に居る間に給油と夕食の買い物を済ませておきます
『Bazaarバザール』と書かれた看板を発見
名前からスーパーマーケットらしいので
そこへ行くとやはりスーパーマーケット

昨年はBBQセットを持って行きましたが
結局一度も使う事無く帰ってきました

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【デザインがディスカウントストアっぽい】

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【肉買うぞ!肉!】

今日は違います!何が何でもBBQします!
天気もいいし、回り道で時間がかかったとは言え
思いのほか早くここまで来れました!


チョット贅沢して地元産と思われる和牛を1パック(1200円10切れ入り)
他に椎茸とカップみそ汁と量は少なめですが食べきれるように買い物
本当は肉を食いながらビールもいただきたいですが
子供連れだと何があるか解らないので常に運転できるように飲酒は封印です


地51から川原毛大湯滝へ至る道に入ると(50P L2)
とたんに道幅がせまくなります

同じタイミングで対向のレガシーが川原毛大湯滝方面へ曲がって行きました
ワタクシ達が追従してるとそのドライバーはこちらを意識してるのか
道幅から考えると結構なスピードで走りだします
別に車間つめてるわけじゃないのに無理に飛ばしてるようです
普段からこんな運転してる人かもしれませんが
狭い道ですし事故に巻き込まれるのもいやなので
ペースを落としてワタクシ達はゆっくりと駐車場に到着
16:00少し前でした

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【案外狭い駐車場、右奥に大滝湯への道】

事前に周辺の様子は調べてきたので何となく勝っ手は解りますが
実際に来てみるとやはり思っていたのとは印象が違います

昨年の北海道ツーリングで訪れたタウシュベツ橋梁は鉄矢情報でした
実はここも彼のラジオ番組での話を聞いて来てみたかったのです
(実際の放送はかなり前です)


更に同じく昨年は消化不良に終わったカムイワッカ湯の滝のプチリベンジ!
そうです!
川原毛大湯滝も湧き出た温泉が川となり流れそして滝になっているのです!
ここは言葉で説明するより動画を見てもらった方がその魅力が伝わると思うので
とりあえず見て下さい
ちなみに水着持って来てないので二人ともパンツ一丁です


【時間が長いですが川原毛大湯滝の楽しい動画です】

温泉と言うよりはぬるいプールみたいな温度でしたが
流れているのはまぎれも無く温泉でした
しぶきが目に入ると強い硫黄分のせいで目が辛いです!

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【長男が押し流される水量】

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【楽しい川遊び?いえ、入浴中です!】

下半身パンツ一丁で駐車場に着くと下着を着替えます
十分に汗を洗い流せたんでここで入浴の目的は果たせました!

長男はまだ子供なのでバイクに隠れてフルチンOKですが
ワタクシはさすがにそうはいかないのでトイレで着替えました

時間もまだあるので川原毛地獄も見て行こうと思います

温泉がわいてるくらいですからこの辺りは火山地帯です
そして所々高温のガスや硫黄が吹き出して動植物が生息できない環境になってるのが
川原毛地獄です、全国に◯◯地獄というのがありますが
大体同様な感じで昔より修行の場、霊場として知られている所です
もちろんここもそうです

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【駐車場から少し上がった所】

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【長男の後ろの芝生が元キャンプ場、ガスで危険です】

川原毛大湯滝の駐車場からも木が生えてなく
白く脱色した山肌から黄色い硫黄が吹き出してるのが見えます
ほんの十数分も歩けば全景が見える所まで歩いて行けそうなので行ってみる事にします
しかし、昇りになるととたんに長男のぼやきが出ます

 『疲れた…』
 『待ってま』そして


 『行かんとこうさ…』

 やっぱりな〜

 『お父さん一人で見てくるし先にバイクのとこに戻っといて』

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【はいっちゃダメ〜!】

そう言って長男を戻しワタクシ一人で先へ進みます

目的は下から見上げた時に見える山の上に見える柵
柵があるくらいですしあそこで行けるはずです

 『上から見下ろすと絶景かな?』

そんな想像をしながら歩いていると
視界の先の方に車が走ってるのが見えました

 『上からも降りられるんか?』

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【この上に登ろうと思ったが…】

そうでした、鉄矢のラジオでも上から降りて川原毛大湯滝に行ったと言ってました
確かにマップルでも別ルートで川原毛地獄へ来られるようです

せっかく来てるのに自分一人だけ見てもつまんないので
明日長男ともう一度来る事にしました

さっき車が走ってるのが見えた道路は明日通るからです



地51に戻るとキャンプ場はホントに目と鼻の先の
じゅんさい沼キャンプ場です(50P M2)
今日の道程はおしまい!
まだ日没まで時間もあり、テント張ってBBQと楽に考えていたのですが

 『んん〜?今の所か〜?』

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【ここでした!】

一旦通り過ぎ他にキャンプ場らしい所がないか探しますが
やはり先ほどの侵入を拒むチェーンを張った入り口がキャンプ場のようです

よくある事で、無料のキャンプ場はいつの間にか閉鎖されていたりするものですが
今年発売のマップルに記載されていたにもかかわらず閉鎖とはツイていません
でも、奥を覗くと特に荒れた形跡はなく沼のほとりの芝も綺麗で最高の環境です!

更にチェーンは引っ掛けてあるだけで簡単に外せます…

HeaHazeの伝統…
突破です!

それが今、ワタクシから長男に伝えられようとしています

 『いつ突破するの?』
 『今でしょ!』


【後ろめたさが気持ちいい?】

奥へ進むとやはり綺麗な状態です
建物の入り口は板で塞がれていて入れませんが
サイトは殆ど荒れてなくキャンプに何の問題もなさそうです
閉鎖されているから当然ですがワタクシ達のほか誰もいないので
静かな湖畔もとい静かな沼畔でキャンプもおつなもんです
バイクから荷物を降ろし始めて気付きました!

 『あ!だめや!』
 『今日、ご飯炊かんならんわ!』


【じゅんさい沼:本当に閉鎖が悔やまれる】

閉鎖されているキャンプ場で水道が使えるわけありません
すぐにマップルで近くにキャンプ場が無いか探します!
今の位置から地51を東に進み国398に出ると

とことん山キャンプ場がありました!(51P B2)
アイコンも大きく載ってるのでこういう所は無料ではないですが
営業してるのはほぼ間違いです


ほどいた荷物を再びバイクに乗せていると電話がかかってきました
出ると相手は…

futawa
 『今、蔵王ですか?』

ワタクシ
 『いや、蔵王はあした、今は川原毛って言うとこ』

futawa
 『こ〜ちんさんと合流しようと思ったけど
  居眠りして行き過ぎちゃったから行けなくなりました』

ワタクシ
 『え?合流?てか、ツーリング出てたんか?
  (居眠りで行き過ぎってバイクだろ?)』

futawa
 『そんなんでそっち行けません』

なんだかワタクシ達、現地合流することになってたみたいです…

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【じゅんさい沼の看板:キャンプ場の記述が削除されてた】

18:00頃にとことん山キャンプ場に着きました
ここはスキー場の中にあるキャンプ場で
『キャンプ場』と言う単語を探してるとうっかり見落としてしまいそうです
『キャンプ場』とは看板に書いて無かったのですが
『とことん山』と書いてあったので入って行くとそうでした

ゲレンデの横に林がありその中がキャンプサイトになっています
それだけではありません!

ゲレンデが芝で覆われていて緑の斜面にテントが張られています!

 『え!入っていいんだ!』

よく見るとテントのそばにはバイクが停まっています

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【管理棟】

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【ゲレンデがサイト】

 『こりゃ面白いトコに来たな〜』
 『よし!お父さんらもゲレンデにテント張ろう』

長男にそう言って管理棟で受付

料金は大人 820円
   子供 410円

隣に温泉が湧いてるそうでその料金も含んでるとの事でした


ゲレンデ内にテントを張りますが本当の斜面では何かと不都合なので
駐車場から少し入った辺りのリフト乗り場の近くが
平坦になっていたのでそこまでバイクで進入
荷物を降ろしてすぐに設営開始です!
今年は長男も見てるだけでなく手伝ってもらいます
持てる荷物を運んだりバッグから出したり
ワタクシも慣れて来たのか昨年よりは早く設営できるようになりました

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【このようなキャンプ場は初めて!】

途中近くのテントからバイクが一台斜面を滑るように降りて行きました
買い出しのようです
斜面をバイクで駆け下りるのがかっこ良かったので
明日帰りにやってみようと思います


日没前に全ての用意が終わり後はご飯が炊けるのを待ちながら炭の火起こしです
火起こし器で着火はかんたんですがウチワであおいだり
長男と初めてのキャンプBBQではしゃいでたら
そばのアメリカンライダーが火起こしに苦労してるのかと勘違いして
バーナーを持って来たてくれたりも

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【今晩の食材:肉と椎茸と味噌汁あと炊飯中】

十分に火も大きくなりご飯も炊けました!
昨年の続きでアイテムその6です、今回やっと日の目を見ました…
ツーリングで液体調味料を持ち歩くのは面倒なんでこいつを持参しました
生涯で初の岩塩焼きです!

始めに焼くのは長男が下ごしらえした椎茸です
裏表まんべんなく火を通し
ふっくらとジューシーな椎茸にかぶりつきます

ジュワッと椎茸の肉厚の傘から汁があふれます
当然ですが岩塩の塩分で塩味が着いていて素朴ながら実に旨いのです!
長男も旨いと絶賛です!
岩塩で焼くとこんなに旨くなるのですから
和牛の旨さも相当期待できます!

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【岩塩調理は簡単うまい!】

ご飯を一口食べて舌をリセットしてから和牛を頬張ります!

適度に脂がのった肉にあっさり塩味はやはり最適のマッチングでした!
椎茸は水分が多いせいか岩塩を溶かし若干塩分が濃いめでしたが
肉には濃すぎるどころか絶妙の塩加減!
網の上に置いた岩塩プレートで焼いただけ!
只それだけで最高の味付けがされるのです!

 『岩塩最高〜!』

あまりの旨さに肉を先に食い尽くさないように理性をたもつのが大変です!
気がつくと炊いた二合のごはんもあっさりと平らげてました!

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【美味しいお肉でニッコリ!】

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【♪ごはんがすすむ〜ごはんがすすむ〜♪】

空を見上げて至福の余韻を感じてましたが少し現実に戻り
後片付けします
準備と同様長男にも手伝ってもらいますが
元来の面倒くさがりがでて洗い物を一度に持って行けばいいのに一つ二つと

何度も炊事場を往復するのでそのうち自分でいやになっていました
ワタクシはその間に他の荷物の整理と片付けです

21:00頃にシュラフに潜り込んで3DSのすれちがいチェックです
今日もいっぱいすれちがいました
長男は今回のツーリング中に東北制覇が目標みたいです
横を見ると既に長男は夢の中でした…

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【本日の走行距離】



つづく…
Posted at 2018/04/23 07:33:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2013 | 旅行/地域
2013年08月13日 イイね!

八重の桜ツーリング 2日目-前編

八重の桜ツーリング 2日目-前編4:40頃、船内放送で目覚める
昨日は運転をしなくてもいいので
昼酒で2本ビールを飲みました
そのせいではないですが早く寝たので
目覚めはパッチリです!

5:25に秋田港へ入港とのこと

すぐに身支度を整えてチョットするともう下船の時間です

長男も慣れてるので

 『ターミナル前で待ち合わせな』

と一声かけてワタクシは車両甲板へ降りて行きます


【まもなく下船】

接岸してから可動橋が接続されるのに少々時間がかかるのですが
徒歩でも同じく時間がかかるんでしょうか?
ワタクシ、フェリーに乗る時はいつも車両で下船なので
いまいち解りません

長男と合流した後、秋田上陸記念撮影!

押さえきれない気持ちの高ぶりを感じつつ出発!

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【秋田港は行きつけの港になりつつあります】

の前に、フェリー内では自由にコンセントを使えなかったので
用意してきたモバイルバッテリーで携帯やゲーム機の充電をしていました
そのモバイルバッテリーを走行中に充電できるように持ってきていた
USBのシガーアダプターを取り出す

 『ヨシ!充電セット完了!』のはずが…

充電ランプが点灯しません
というか、USBアダプター自体の通電ランプが消えてます
接触不良かとグリグリ回してみますが全く点かず

ツーリング初っ端からトラブルです…
まあ、どこかで購入できるだろうと、とりあえず出発です!

週間天気予報では今ツーリング中は間違いなく晴れです!
間違いがあっても晴れ!
て、くらい好天の一週間なのですが早朝のせいか霞んでいて
遠方の方がよく見えません
今日は鳥海山(ちょうかいさん)での展望を一発目の観光にしてるので

この後、澄み渡るのを期待です

秋田港(71P H−7)から国7を南下
すぐ横に日本海を眺めながらしばらく走ってると左手にコンビニを発見
時間も6:00を過ぎているので朝ご飯にもそろそろいいでしょう

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【朝は控えめ】

サンドイッチと牛乳そして念のため人体添加剤のレッドブルが朝食です
野菜不足を考えて青汁を今年も持参してるので
牛乳に混ぜて健康的です!
そして、やはり長男の食は細く
食パン一枚を半分に切ったサンドイッチ1つを食べるともう
『たべれんわ』

もうひとつ買っておいたパックのサンドイッチは
途中のおやつに取っておきます


は!と思い出してもう一度店内に
USBアダプターがないか探してみると、ありました!
サイズは持参のものより大きいですが期待の2ポート仕様!
早速バイクに接続するとちゃんと充電が始まりました
よかったよかった、これで安心して旅を続けられます

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【購入したアダプタと壊れたアダプタ(白)】

実は先ほどから気になるバイクが駐車場に停まっています
広い駐車場のど真ん中にポツンと…若いライダーが…
ツーリングの待ち合わせかな?
と思っていたんですが
ライダー同士感じるオーラがなんか違います
目には見えませんがダーク系のオーラを纏っています
タンクに突っ伏しているの姿もなんだかうなだれてるような気がします

 『んん〜?』


良く見るとリアタイヤがフル加速してる訳でもないのに
加重が掛かった様に潰れてるじゃありませんか!

 『パンクか〜、ヨシ!』

パンクライダーに近づき声をかけます

ワタクシ
 『パンクしてますけど大丈夫ですか?』


パンクライダー
 『あ、はいスタンド開いたら見てもらおうと思ってるんスけど』

ワタクシ
 『修理キット持ってるんでチョット見ましょうか?… ゲッ!』

リアタイヤに目線を向けるとお手上げなのが一目瞭然
サイドに長く深い亀裂が入っています

ワタクシ

 『サイドにヒビ…入ってますね…』

パンクライダー
 『やっぱそれっすかね?』

ワタクシ
 『どう見てもこれでしょうね、残念だけど力になれそうも無いです』

パンクライダー
 『とりあえずスタンド開いたら見てもらいます』


ワタクシ
 『くれぐれも気をつけて』

どうやらタイヤの劣化が原因のようです、高速走行中じゃなくてラッキーでしたね
サイドが裂けたらバーストして転倒は間違いないでしょうから

戻ってくると長男が軽トラのおじさんと話していました
話していたより一歩的に話しかけられていたと言った方が正解かな?

 『ボク、どっから来たんや』
 『お母さんは留守番か?』
 『どこいくんや?』

小さな声で『うん、うん』とワタクシの父親だったら
『風呂の中で屁をこくみたいな返事すんな!』
と、いわれそうな小声です

 『今から鳥海山昇るんです』
と、ワタクシが替わりに答えました


朝食後、道沿いにある日本のロケット発祥地(65P H5)で記念撮影
スルーしようと思っていたんですが
長男が宇宙好きでNHKのコズミックフロント見て
『日本初のロケットってペンシル型やったんやって』
と、最近話してたので喜ぶと思い寄り道しました

狭い砂浜に続く細い道の脇に石碑があるだけなので写真を撮ってすぐ移動でしたが
『この砂浜でロケットの実験をしてたのか?』
て、思うくらい小さい砂浜でした
今では日本のロケットも自前の衛星を打ち上げるくらいになりましたが
何でも最初の一歩はこんなに小さいんだなって思いました

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【ヨガ、ロケットのポーズ】

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【この狭い海岸から日本のロケット技術が発展!】

すぐそこの岩城IC(65P I6)から東海北陸自動車道の無料区間に乗り
金浦IC(54P D2)まで一気に移動します
東海北陸自動車道の終点間際に長男が

『おしっこしたい』

まだ元栓に余裕があるみたいなので少し行った先の
道の駅象潟(きさかた)(54P D3)で一旦休憩にします

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【心配かけない為に家に連絡】

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【海岸に降りてみた】

トイレ休憩だけのつもりでしたが駐車場から海岸に出られるので
無事に秋田についたことを電話で報告したあと
チョット砂遊びなんかしてから再び鳥海山を目指します


鳥海山、鳥海山とさっきから言ってますが
本当に鳥海山を登るわけじゃありません
鳥海ブルーラインこと県210の最標高にある
鉾立(ほこたて)展望台(54P F6)を
目指しています更にここは本当の鳥海山への登山道の入り口でもあります


国7を東に地58に入った辺りで(54P D4)
デジャヴに襲われました
こんだけあちこち行ってれば似たような町並みもあるも知れません
しかし、信号の交差点に差し掛かった時確信しました!

 『ここ来た事ある!』
 『そこの商店の前で停まったぞ!』

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【今回もここで小休止】

ツーリング前のkazuyaの言葉が思い出されます。ある用事で合ったとき

kazuya
 『鳥海山やったら行っとると思うけど』

ワタクシ
 『そうやったけ?記憶ないし行っとらんかも?』

来た事あるのに記憶が…
なんとも変な気分ですが天気もいいので気にしないで先へ進みます
地58から県210鳥海ブルーラインに入ります
車の走行も少なくまた時間的に余裕がある為か
周りが気にかけなくてもよ〜く見えます
みえすぎちゃって困るのはマスプロですが

道路脇の奈曽の白滝(なそのしらたき)の看板が目に入ります
『滝…滝か〜…』
気がつくと駐車場と書かれた矢印に従って左折、すぐそこの駐車場に停車

『予定外だけど、お父さん100名瀑巡りしてるから滝が気になるんや』
(奈曽の白滝は100名瀑ではありません)

『ちょっと行ってみようさ』


そう言って長男を連れて歩き出します
案内板を見るとそんなに歩かなくてもいいようです
グルッと周回できる遊歩道になっています
ワタクシたちより一足早く駐車場を出て行った男の人とは
反対方向から行く事にします

若干下った道を歩いていると水音が聞こえてきました

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【これでも展望台なんですが…】

 『お!この下に滝があるぞ!』

しかし、木々に覆われていて全く滝が見えません
せっかくの滝上展望台なのにぜんぜん視界が開けてません
なんとか見えないものかと目を凝らしていると向こう側に柵が見えました

 『あそこに行かんといかんみたいやな』

正直、滝上展望台から奈曽の白滝をみて引き返すつもりでしたが
こうなったら行くとこまで行くしかありません!


【奈曽の白滝は簡単には拝めません】

先ほどの場所からほどなく吊り橋があり
吊り橋を渡ると今度は登りです

登り始めるとさっきまで元気だった長男が

 『ね〜、まだけ?』
 『もどろうさ〜』

と、弱音を吐くのはいつもの事
ここで立ち止まっては先へ進まないので
歩かざるを得ない微妙な距離感で先行します

対岸から見えた展望台は意外と遠いようです
ワタクシも『まだかな?』と思い始める頃に神社が見えてきました
この神社付近から展望台へのみちがあります

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【急に厳かな雰囲気になりました】

 『ほら、もうすぐやぞ!』

長男にハッパをかけます

展望台で滝をバックに記念撮影
しかし、その下を覗き込むと
滝のそばまで降りている人が居ます

 『どうやったらあそこに行けるんかな?』

もしかしたら入ってはイケナイ所なのかも?
だとしたらワタクシ一人なら無理して行けても
子供を連れては行けません

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【これはこれでOKですが少々ものたりません】

 『今回は諦めかな?』

そう思いながら展望台からもとの道に戻り歩き始めると

 『おや?』

下に降りて行く脇道を見つけました!

 『こっから下に降りて行けるぞ!』

しかし長男は…

 『暑いし行かん!』

そんな長男を誘うように

 『あれ?ここ涼しいぞ!』


【滝壺のそばまで降りて来た】

実際ある所まで下ると劇的に気温が下がってます
滝からの細かな水しぶきとマイナスイオンで長男の機嫌も良くなったみたいです

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【やっぱ記念撮影はこうでなくちゃ!】

帰りは当然昇りです
良くなった長男の機嫌も再び悪くなりましたが

バイクで走り出すと汗をかいた分だけス〜ッと涼を感じ

 『エアコン効いとるみたいや』と、上機嫌



ここから先はクネクネのワインディングロード
ヒラリヒラリと切り返しは無理ですが
タンデムで荷物を満載でもなんとか
フワリフワリとそれなりに楽しめます


ワタクシ子供の頃に一度だけ父親の運転するバイクに乗せてもらった事があります
親戚のうちに遊びに行った時置いてあったバイクで車種はわかりませんが
近所を30分ほど走り回りました

その時ワタシの気分は初めて乗るバイクに興奮しワクワクしたのと
うっかりすると後輪に足を巻き込まれるんじゃないかと言う恐怖心
(乗るとき『ステップから足外すと巻き込まれるぞ』と、脅されてた)


で、ワタクシの息子はと言うと

ワタクシ
 『カーブがいっぱい続くけど怖くないんか?』

長男
 『楽しい!カーブが来た!て、思う』

ワタクシ
 『カーブが好きなんか?』

長男
 『うん、傾くのが面白い』

などと頼もしい事を言います

しかし、性格がおっとりしてるからレース向きじゃないな〜
ま、バイクの魅力は伝わってるようなんでチョット嬉しいです

そうこうしているうちに鉾立(ほこたて)展望台に到着

 『あ〜!ここか〜!』

ハイハイ!確かに来てます!思い出しました!

alt
【ここの軒下で雨宿りしたっけ】

2008年に来てました!
その時は雨で視界が悪かったので
今日は楽しいワインディングも当時は全く楽しめなかったので
走った記憶が残らなかったのでしょう
今日はいい天気なのですがせっかくの眺望も
下界は霞んでいて期待ほどではありませんでした
早朝からの霞は湿度が高いせいかずっとそのままで残念
 ※PM2.5だったのかも?

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【雨よりマシだけどこんなに霞んでる】

昨年の北海道の釧路でもそうでしたが
子供は見えなくても双眼鏡を覗く生き物のようです


【もう少しクリアーだと良かったんだけどな〜】

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【デジカメのズームじゃあかんの?】

ここでもワザワザ霞んでる景色を見る為に有料の双眼鏡に100円を投入
しかも背が届かないので上ばっかり見てます

 『お父さん持ち上げて』

100円が切れるまでの間、股の間に膝を入れて持ち上げてやりました

周辺を散策がてら一番見晴らしの良さそうな所へ移動して
日本海側を見下ろしてみましたが
やはり霞のせいで地上までハッキリ見えませんでした…

とりあえず後はキャンプ場目指すだけ
速っ!まだ10:00前だ!

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【良ーく見ると荷台に乗っかってるだけ:仕事にプライベートにOK】

今年は昨年より更にゆる〜い計画なので
のんびり昼ご飯食べても15:00前には着きそうだな


鳥海ブルーラインを降りると以前泊まったキャンプ場が近くにあったりして

 『そうそう、ここだった』

なんて思い出しつつ、道の駅鳥海(49P C1)で休憩
この後国345南下、国344を東方向へ走ればキャンプ場へは目と鼻の先

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【駐車場は満車状態】

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【バックパックは色々入って便利】

ホントは一番のメインである川原毛大湯滝(50P L3)へはまだ行ってないのですが

キャンプ場のすぐそばですし、まったくもって余裕のペースです

らくらく気分でのんきに走行していると道路脇に『…通行止め』とかかれた看板が!
あれ?今たしか国344て、書いてあったよな…まさか…

数日前まで東北地方はかなりの雨量でしたので
出発直前に公的機関のHPで道路情報を収集していましたが
今の情報は載っていませんでした


国345から国344に入ってすぐに再び通行止めの案内が
今度はじっくり確認すると『新庄方面通行止め』と書かれています
すぐ目の前にGSがあるので給油がてら詳しく聞いてみる事にしました
ところがどうにも要領をえない返事です…
どの辺で通行止めなのか?どこまで行けるのか?具体的に聞いても知らないようでした

多分、いや!HeatHazeのツーリングならkazuyaあたりが

 『ホントに通行止めか解らんし行けるとこまで行ってみようさ!』

と言い出すに決まってます!
いつものHeatツーリングならワタクシも大賛成ですが
無謀なお父さんと一緒じゃ子供が不安になると思い給油後一旦もと来た道を引き返し
国344国345の交差点にあるコンビニで通行止め情報を聞いてみる事にしました

店員のお姉さんが言うには

 『通行止めになる時はだいたい、いつもこの辺ですね』(49P K4)

見せていたマップルを指差して教えてくれました
行きたい所へは通り抜け出来ないのが解り
ワタクシたちが川原毛大湯滝に行こうとしてるのを伝えると

 『時間が倍ほど掛かりますけど下(南)の方からまわっていけますよ』なんて

忙しいコンビニ業務のかたわら丁寧に教えてくれました

こちらも丁寧にお礼を言って店を出ましたが
改めて教えてもらったルートを確認すると
コンビニ(49 E3)から国345南下国47を東(44P F2)
国108を北上(46P D3)と、確かに遠回りです
国47は過去に走ったことがあるはずなので同じ回り道なら北側から行く事にします


新たなルートは
戻って国7にでて北上再び地58に入りますが鳥海ブルーラインには行かず
そのまま走行地32を経て(54P I3)国108を南東へ進みます(54P K3)
国13に入ってからは(50P G1)予定通りに進みます

あれ?なんかこっちの方が近いみたい

再度道の駅鳥海に差し掛かったのは11:30頃
さっきここを出てから1時間ほど経ってました
結果的に無駄な時間になりましたがぼやいてもしょうがないので
混雑する前に昼食を済まそうと思いもう一度ここに停まります
軽食はさけてしっかりしたものを食べようと丼物をやってる店に入ると
既に満席!しかも事前会計の為の列がレジ前に並んでます!

ほかに空いている店を探すのも面倒なんで
大して待たないだろうとここに決めて列に着きます

一度食事と決めると我慢できないのかさっきまで

 『お腹へってないし入るかな?』

なんて言っていた長男ですが手のひらを返したみたいに

 『もう!我慢できんし!まだけ!』

とイライラしだしました
お腹がすくと機嫌が悪くなるのは嫁さんと一緒です
顔もそっくりですがこんな所も嫁さんにそっくりです…

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【旨そう!魚が食べたくなる年頃です】

注文した品がテーブルに並んだのは12:00前だったので
実際に大した待ち時間ではありませんでした
ワタクシのウニマグロ丼が先に届きその後長男のカツ丼

それぞれ1100円と800円
レジの周りに有名人のサインが沢山かざってありました
テレビの取材もあったらしくその時の様子の写真もあります
だから混雑してたのかな?

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【いただきま〜す!】

食後はゆっくりしていたいとこですが通行止めによるルート変更と
相変わらずレジの渋滞が続いてるためさっさと道の駅を出ました



後編につづく
Posted at 2018/04/23 07:32:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2013 | 旅行/地域

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