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こ~ちんのブログ一覧

2009年10月25日 イイね!

オータムツーリング(仮題) 2日目(終)

オータムツーリング(仮題) 2日目(終)前回のヒキだと夢オチ的な話が
この後つづくのでは?
と、予想していた方も居ると思いますが
まさに今回もネタになりそうな夢を見ました!
しかもセクシャルな内容です!
したがって未成年が読んでるかもしれないので
ここに書く訳にはいきません!
どうしても知りたい方は今度こっそり教えます…


6:30頃には全員起床
表に出ると朝もやのなか、清々しい空気で深呼吸し体を目覚めさせる
二軒隣のバンガローのお客さんはまだ寝てるようです

早速、朝食の支度を始めます
カレーです
朝からカレー?かもしれませんがイチローも朝カレーだそうです
なんか香辛料が脳を活性化するとか?

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【早朝からうるさいねこブサ】

昨晩も少しご飯を炊きましたが今朝は全員がカレーなので
一人一合だとしても6合いります
さすがに炊飯ジャーみたいにいっぺんには炊けないので
ワタクシ、satsuke、tetsuの3にんで分担して米を炊き
残りの人の鍋はレトルトカレーとハンバーグを暖めます
自炊レベルは低いですが調理器具の使用率は過去最高です!

ワタクシの鍋から煙が出てるとねこちゃんが言うので慌てて火を止めふたを開けると
ツヤツヤの粒の立ったご飯が炊けてます底の方は真っ黒に焦げてるかと思ったら
ほんのチョビットだけでした
ステンレスの鍋なんで熱伝導が悪く火の当たってるとこが焦げやすいのです
satsukeとtetsuの鍋はアルミ製なので気をつけてれば焦げ付きは起きにくいみたいです

ご飯の上にカレーをかけてハンバーグをのせます
そしてデミグラスソースをタラ〜リ
オールレトルトでもこんなに美味しそうな
ハンバーグカレーの出来上がり!
実際ホント美味しかったです特にカレールーと
デミグラスソースが混ざったところが絶妙のバランスで
★一つ追加してもいいくらい!

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【こんなにカレーが待ち遠しいのは子供の時以来】

たらふく食った後は後片付け
家に居る時は自分で洗い物なんかしませんがキャンプだと
片付けもなんだか楽しいです焦げた鍋もたわしでゴシゴシ!

実はワタクシ、キャンプ用の鍋をアルミで揃えようと思ってたのですが
意外というか当たり前なんですが弱点を発見してしまいました
アルミだとたわしで擦れないんです
たわしと言っても焦げやこびり付きを簡単に落としたいので
スチールたわしを持ち歩いてるんですが
今回、みんなの鍋を洗う時にアルミは擦れない!
と気付き買い替え計画は白紙に
『やっぱステンが一番だな〜』となりました

tetsuがこの後別ルートで帰るというので全員で記念撮影
そういや、昨日は全員で撮ってなかったな〜

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【のけぞり過ぎのsatsuke】

昨日iguが間違って戻った県430を戻り最初の分岐でtetsuとお別れ
ワレワレは昨日と同じ国151を戻る方向へ『こころのおろちループ』を走ります

[28-K1]県506茶臼山高原道路(県507)へ
今年度版(昨年度版も?)のマップル持ってればお分かりだと思いますが
茶臼山高原道路は昨年無料化してます
ワタクシのマップルは2007年度版だったので当然有料表示でしたが
ルートの区間距離を調べるのにGoogleマップを見てたら通常の県道表示なので
調べてみると2008年4月から無料になってました

県506からいよいよ茶臼山高原道路に入るというときに
あるものが目に入りました
『サーキット禁止』と書かれた看板…
どういうこと?
もしかして一般道路をサーキットかなんかと勘違いした
暴走車両が走ってるってことか〜?
『ゆるせ〜ん!』
そんなのが居るからバイクが悪者にされちゃうんだ!
もし、途中でそんなのがいたら注意してやる!
そう思いながら看板の写真を撮ってると
なぜか他のメンバーがニヤニヤしながらワタクシの方を見るのです
なんでかな〜?

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【は〜い、わかりました〜】

若干路面が湿っていたのでそろそろと走り出しましたが
太陽が顔を出していることもありその後はほぼドライ状態
でも、落ち葉が場所によってはたくさん落ちているので
端まで攻めすぎると危ないので程々に


【茶臼山高原道路:確かにサーキットしたくなる道です】

無料という事と時節がら観光の車両が多いかも?
と思いましたがほとんど車はいませんでした
そして、懸念の暴走車両も一切ワタクシの視界にいなかったです

国257にあたったところで道の駅アグリステーションなぐら[28-G2]が
あったのでそこで休憩
今朝は出発時間がいつもより遅かったので長居はせずにすぐ出発
この場所から北に向かえば帰る方向ですが
やはりまっすぐ帰らないのがHeatHaze!
国257を南へその後地10地80と走り
再び国257へ戻ります[28-F1]

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【まっすぐ帰れば早いんですが…】

地80には天狗いろは坂と呼ばれるところがあったみたいでしたが
本家いろは坂のようなつづら折りが続いて無くワタクシ全く気づきませんでした
他のメンバーも『え、ここがいろは坂?』って反応
どうも『い・ろ・は』の数だけしかなかったのかもしれません

国257地20地11地19地13を西へと移動
国248で多治見、美濃の市街に入ります
市街地はダレますが丁度お昼時でもあったので適当な店を探して入ります
ファミレス風ですが昔のドライブインのような形式
おkazuya総菜を自由に選んであとで会計
今となっては逆に新鮮な方式
豊富なメニューから自由に選べて
リーズナブルな価格とあって大人気でした
関市を抜け国418に入れば後少し
かつての難所温見峠越え(国157)だけです
今でもそんなに通りやすい道ではありませんが
一番ひどい時を知っているワタクシとしては実に快適な路面です

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【この辺りでは有名なチェーン店らしい】

大方はご存知でしょうが国157の岐阜県側の一部は通行止め
この通行止め区間が実にデンジャラス&シュールで一番お勧めなのですが
復旧後はたぶん普通の道になってるんだろうな…

で、通行止めなので[49-C2]県255〜折越林道経由で国157に接続
折越林道はみちなりに走ると黒津[59-B7]に出ますが途中
橋を渡り右折すると大河原[59-B6]に出る事ができます
国157を福井から来ると大河原に迂回路の案内があるのに
林道の途中に案内が無いのはなんででしょうか?
まあ、間違えてもチョット遠回りになるだけなんで
大して影響ないからかな?

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【以前から気になっていた県255沿いにある鳥居】

今回のツーリングでワタクシねこちゃんの成長に感動しました
ワインディング区間を走ると離れてしまうのは一緒ですが
待ち時間が短くなりました!
以前はヘルメットを脱いで一息ついた頃に追いついて来たのですが
今はチョット待ってヘルメットを脱ごうかどうしよう?
と考えていると追いついてきます
いつの間にかレベルアップしていて驚きです!
しかし、それでも細かいところはまだまだのようで
林道レベルの狭小路の走破レベルは上げ足りないようです
それが理由でねこちゃんが知らない事実があります

実はワタクシ途中でコケタのです([58-J4]付近)
高低差のある下りのつづら折りで加重が前に掛かりすぎていてようで
リヤがニュルニュルっと滑ったかと思うとそのままパタンと地面に寝てしまいました
幸い怪我も無くマシンもどれが今回ついた傷か判らない程度でした

路面のコンクリートがガタガタになっていて
グリップしない原因の一つになっていました
荷物を積んでいたのでリヤ加重は十分かと思ってましたが
やはり過信は禁物、男だけにキンモツなのにやらかしてしまいました

慣れて来るとどうしても初心を忘れがちになりますが
もしかしたらねこちゃんは常に初心を忘れない偉い人なのかもしれません
でも、サーキットではそろそろ初心者を卒業して欲しいと願ってます

後続のsatsuke、iguの手助けでマシンを起こし(kazuyaは見てた)
これ以上、知る者が増える前に再出発!

麻那姫青少年旅行村[58-L2]を過ぎるとダム湖畔の楽しいツイスティーロード
ワタクシ今年の春を始め何回も走った事がありますが
kazuyaは初めてだったらしく『なかなか楽しい道』と言ってました
この楽しい道を走り抜けるには温見峠を通るので
人によってはツーリングルートとしては厳しいかもしれません
HeatHaze的にはOKですが(ですよね!?)
真名川ダム[69-A7]のそばで休憩しつつ後続のねこちゃんと合流
大野市、勝山市を抜け国364[68-F1]で山中温泉ゆーゆー館へ[76-H4]
ここで最後の休憩の後解散

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【ゆーゆー館:かつて山中〜大聖寺間を走っていたしらさぎ号】

毎回ツーリングで『ネタになるような事はもう無いだろう』と言いながら
なぜか毎回いろいろな事がおこります
だから何かを期待してみんな集まるのかもしれません…

おわり


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【本日の走行距離】
総走行距離 460.5+363.2=823.7Km


















終わりそうでまだ終わりません
ゆーゆー館を出てすぐの分岐でワタクシとkazuyaは方向が違うので別れました
なぜかkazuyaの後をsatsukeとiguが着いて行きます
ねこちゃんはkazuyaと同じ方向なので納得なのですが
この二人はワタクシと同じ方向へ行った方がいいはずなのに…?

国8に出てからガソリンスタンドで給油してると
二人が目の前を通って行きました
『やっぱり…なんであっちへ行ったんだろう?』
疑問を抱えて帰宅するとガレージの前になぜかkazuyaが居ます!?
さらに頭の中が?に

kazuya
『ライトが上向き過ぎでパッシングされるから直して』

ツーリング途中から消灯していたのはねこちゃんに『眩しい』と言われたからだそうです
既に暗くなってきているのでさすがにライトを付けないで帰る訳にはいきません
少し光軸を下げてあげました

シーズンはもう終わりに近づいてますがあともう一走りしたいですね!

おわり
Posted at 2018/03/03 17:33:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2009 | 旅行/地域
2009年10月24日 イイね!

オータムツーリング(仮題) 1日目

オータムツーリング(仮題) 1日目レポート内の地図索引は
ツーリングマップル中部北陸参照

一週間前…
kazuyaよりメールで受け取ったルートを
Web用に変換しながらルート確認
路線から路線のつながりが
どの方向へ行くのか書いてないが
地図を眺めてよりクネッた方向もしくは

市街よりはなれた方向を辿るとほぼ正解!

『いつも通り、変態じみたルーティグだな…』
とあるページにさしかかると
『なんだこれ?、ぐるぐる似たとこ回ってるぞ!?』
見開きを見渡すと
『ははぁ〜、俺も同じ事しそうだな〜』
(マップルで28ページ内で魔法陣ぐるぐる書いてます)

         ・
         ・
         ・
         ・

前日の夕方、愛車を満タンにする為に近くのGSへ
ほんの10数分乗っただけですが
ケガして以来乗ってないので楽しくて楽しくてしょうがない!
このままどっか行って来ようかと思いましたが
そんな事しなくても明日はツーリング
今夜は早く寝なきゃ!

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【薄曇りの中記念撮影】

早朝5:30に起床いつもの儀式の後いつもの待ち合わせ場所のサークルKに到着…

なんとそこにはiguの姿が!
『お見送り?』
バイクには荷物が満載!
『あれ?参加?』(当初ワタクシ、kazuya、satsukeの3人のみでした)

どうやらギリギリ仕事の都合が付いたようです
よかったよかった!

集合時間を過ぎると次々と参加者が集まってきます
その中にはsatsukeの後輩のtetsuと日帰りドタ参のtoraの姿が!
そして、珍しく時間通りにねこちゃんが来ると
kazuyaから『トラブルで遅れます』とメールが
『集合に遅れるなんて珍しいな?』しかし思い当たるふしがあります
kazuyaならではの理由
本人は愛車を『きびしく躾けてる』と言いますが……
前回乗ったのがいつだったか?ずいぶん経ってます

到着したkazuyaいわく『バッテリー上がってた』
『やっぱり〜』
しかも、念のため
ブースターケーブルを持って来る念の入れようにはあんぐり

3人のツーリングの予定でしたが
ふたを開けると7人の大所帯になってました!

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【誰の人望で集まるのか?】

高速1,000円の恩恵にあずかり加賀IC岡崎IC[19-H3]まで移動
途中Jctで高速を乗り継ぐので間違えないかいつも気がかりですが
事前に行くべき方向をしっかり確認しているので安心です

高速最後の休憩ポイント上郷SA[27-G7]手前から混雑し始めとうとう渋滞になりました
早速、二輪専用道にレーンチェンジ
しかし、この快適なレーンをなんと四輪が走っているのです!
『コラ〜!、ここは四輪は走っちゃダメなんだぞ〜!』
ヘルメットの中で叫びましたが、どこからか『お前が言うな〜』と聞こえた気がしました


賤ヶ岳SA[48-C6]以降給油等でバラバラになってましたが上郷SAで再び集結

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【ここまでは順調だったのだ】

岡崎ICまであと少し、そのあといよいよ三河湾スカイライン[19-I6]
皆がまちにまったワインディング!
日帰りのtoraさんはいきなり最後のメインイベント
ワクワク気分でETCゲートをくぐり抜けました!
しかしいきなりトラブルが発生!
ワタクシが先頭だったのですがいきなり道を間違えて国1を西へ!
それだけなら別になんて事ないできごとですが
岡崎ICを出たタイミングから全員付いて来ていると思い込み
後ろの確認もそこそこに軌道修正
しかし、この時satsukeとiguが信号で引っかかっていたのでした…
そんな事には全く気づかず、本来のルートの地26に戻ったのですが

はぐれた二人はこちらが軌道修正したのを知らずに追いつこうと国1を爆進!

kazuyaの指摘ですぐに停車して三河湾スカイライン入り口で待ち合わせしようと
メールで連絡し二人を待つことに

入り口に到着した時点で二人から返信がきていて
既にこちらに向かっているはずが1時間経過しても二人は現れない?
そんなに離れていないはずなのに…

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【はぐれた二人を待っている…来た〜!】

やっと到着した二人に聞いたところ国1から国248を南下して合流するつもりが
国248の案内が見当たらずかなりの距離を走ってしまったとの事…

とにもかくにも、目の前におかれたご馳走(三河湾スカイライン)にやっとありつける!
ここを走ったら帰宅のtoraさんなんか待ちきれずよだれジュルジュルのはず!
ワタクシを始め他もメンバーも我慢汁でべっとりです!

こんなおいしい所、先を争って飛び出すかと思ったらごく普通に発進…
『う〜ん、妻帯率が上がったせいかみんなおとなしくなったな〜』

やはり先頭はワタクシ、次に続いたのはtora!
待ちに待ったステージだけにtoraから発せられるオーラが目に見えるようです!
プレシャーに負けじとブレーキをがんばりアクセルを開けますが
軽量の(荷物もない)600ccを手足のように操るtoraは
『もっと行けもっと行け』とプッシュしてきます

『この辺で譲ろうかな?』と、思い始めたところ
地元の走り屋らしき集団が路肩に見えました
通過する際にチョットだけアピールしとこうと思いっきりアクセルを吹かして通過
しかし、すぐに下りの左コーナー
『ちょっとオーバースピード気味かも?』
ブレーキもハード気味にかけたところリヤが激しくホッピング!
でも、ちっともワタクシ慌てませんよ
伊達に痛い思いは人より多く経験してません
こんなシチュエーションも慣れっこです!

慌ててブレーキをリリースしてはオーバランしてしますので
リヤをコントロールしながら十分減速したのを確認してからリリース
感覚ではいつもより減速しきれてない感じですが
多分気のせいだと思いバンク
やはり、何の事無く曲がりました

別にドキドキはしませんでしたが
この後toraさんに譲ったんでは『怖じ気づいた』と思われるのでは?
と、いらぬ心配をし、もうひとふんばり

久しぶりのスポーツ走行にのどがカラカラになりました

まだツーリングは始まったばかり
いつも地図とにらめっこして
楽しそうな道を探しているkazuyaのルートはまだつづきます
この調子で走ればかなり体をしぼれそうです

toraは音羽蒲郡IC[19-L5]から帰宅
ワレワレは先へと急ぎます

国1[19-L6]から県322県334を北上のはずでしたが
『北へ北へ…』と考えていたら
また道を間違えて県377[19-L4]へ行ってしまいました…

地37沿いのくらがり渓谷[20 -B3]で昼食

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【おなかペコペコ、やっぱカツだね!】

食事の最中ワタクシの隣に居たsatsukeが

『実はネタがあるんやけど…』

こ〜ちん
『え?なに?、どんなん?』

satsuke
『いや、後で言うわ』

いったいどんなネタなのか?satsukeの事だし大した事無いと思いますが…

すぐそばの渓谷が観光出来るようですが予定に入ってないのと時間が押してるのとで
見たいのを我慢して次なるワインディング、本宮スカイライン[20-C4]を走りま した
ところが三河湾スカイラインが余りに良かった為、不完全燃焼…
体の渇きとは別に心が渇いてしまった


【昼食後、地37を走行】

いったん国151へでて東へ、鳳来山パークウェイ[20-H2]に向かいます
マップルで見る限りでは心の渇きは癒せそうにないですが
ライダーである以上このまま素通りは許されません!

国151を更に北上中
突然ねこちゃんが停止!
どうしたのかと思えばいつものトイレでした
止まったついでに少々休憩する事に
再スタートの時
皆が路肩に一列に並んで待ってるのにsatsukeがコンビニの駐車場でもたもたして
いつまでたっても出てきません
その時ワタクシ事態を理解しsatsukeに駆け寄りました!

satsuke
『だめや!あん時といっしょや!』

そう!お変路ツーリングの時と同じバッテリー上がりです
しかし、前回の後バッテリーを交換しているので
どうも原因はバッテリーではなさそうです
何度かの押しがけの後やっとCBRのエンジンがかかりましたが
更に時間が押してしまいました

目的地はマップルで2ページ上の『和知野二瀬』[41-B6]
本来のルートである地1[28-M6]を通らずに
地74[28-L5]を通って行こうと昼食時に話し合っていました
単に距離だけの事なら大して変わらないとお思いますが
地1には個人的に魅惑的な一文が添えてありました
『素堀のトンネル多い…』[29-A2,3]
素堀のトンネル、素堀のトン、素堀の…(エコー)
なんて探求心をくすぐる単語でしょう!
いったいどんなトンネルなのかこの目で確かめたいのですが
素堀のトンネルのある道がどんなものか容易に想像がつきます
日が早く暮れるこの時期、最優先すべきはキャンプ場への到着!

泣く泣くこのルートをあきらめ地74国151県430にルート変更

霧のようだった雨が段々と粒の大きさを増し
レインスーツ着用の判断に迷いました
国151からいったん地74に入る分岐のガソリンスタンドで[28-L5]
給油ついでにレインスーツをついに着用
ねこちゃんも追従
他のメンバーはずぶ濡れ上等なのか
はたまた晴れ男kazuyaを信じてかそのまま

走り出してしばらくして雨が本降りになり始め
レインスーツを着てないメンバーを哀れんだのも束の間
次第に雨は弱くなり地74を抜ける頃には雨は上がっていました
晴れ男kazuyaのご利益は絶大です!

いよいよキャンプ場に近づいたとき思わぬサプライズが!
国151にループがありますが[41-A6]小さい為
現地に行くまで全くワタクシ気づいてませんでした
程よいRでうまく走れば膝擦りしながら360°旋回できそうです!
ループと言えばお変路ツーリングの『おろちループ』が思い出されます
(マップル中国・東北[14-H5])
二重にまいたループにワクワクしたものの
マップルの縮尺でも大きく掲載されているほどの建造物は
思った以上に巨大でバイクは全然バンクせずがっかりでした

で、このループは『おろちループ』での落胆を払拭する
まさにわれわれが望んだ『おろちループ』でした!
この後キャンプ場に着いた時satsukeが
『今のループが今日一番やった!』と言わしめた程
この名もなきループこそHeatHazeの『心のおろちループ』です!
(サイズ的にはマムシループってとこでしょうか?)
しかし、今回のツーリングは『間違え』が多かったです
ワタクシが2回道を間違えた次はiguでした

キャンプ場に到着し予約のバンガローを確認したところ
今居る場所から階段を上がったところがバンガローでした
で、バンガローへはバイクで入って行けるので
kazuyaが『この上行って!』と言ったのを勘違いしてしまい
来た道を戻ってしまいました(しばらくして戻ってきました)
確かに坂道だったので『この上行って!』に対して間違ってはいないのですが…
こんな勘違いは本来ならsatsukeの仕事です
今日は二人で並んで走るのが多かったから感染ったのかな?

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【綺麗なバンガロー、あたらしいのかな?】

自宅で八畳というと結構広い部屋ですが
建物自体が八畳の作りだと意外に狭く感じました
確かに6人とその荷物を入れると横になるだけで精一杯
でも、これだけ詰まっていれば夜は冷え込んでも暖かそうです

荷物を整理している間に辺りはすっかり暗くなってしまいました
設備は新しく綺麗なキャンプ場ですが外灯などが無く
明るいうちに到着出来てよかったと思いました

全員着替えが済んだところで旅先の楽しみの一つ温泉へ行きます
いわゆる秘湯のたたずまいで雰囲気バッチシ!
建物は今にも崩れ落ちそうですがしっかり営業してます
集落の老人達の憩いの場らしく
ワタクシ達がお邪魔した時も数人の人たちが談笑していました

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【平屋の小さな温泉場、まさに秘湯】

湯船は家庭用を大きくしたような感じ、全員入れますが6人いっぺんに入ると
湯があふれてしまうので代わりばんこに浸かりました
泉質は不明ですが肌がツルツルになるので
アルカリ性かナトリウムが含まれているようです

湯上がりに自販機でビールを買ってバンガローに戻ると食事の支度
当初、各自スーパー等で総菜や弁当を買う予定でしたが
人数が増えた事でkazuyaが気を利かしていろいろ用意してくれました

用意して来たのはおでん!
さすがに市販のパックですが、熱いおでんとビールの組み合わせはこの時期うれしいです
他にも餃子や団子、ハンバーグもありました
翌朝はカレーを用意しているとの事で全員一致でハンバーグは
翌日にハンバーグカレーにする事に

ご飯の炊きあがりを待つ間に昼間satsukeが話しかけたネタについて聞いてみました
しかしこの期に及んで『いや、やっぱいいわ』と及び腰
『やはり大した内容じゃないんだ』と思いながらも
言いかけて話さないのは聞いてるこっちが気持ちよく無いので
しつこく聞くとやっと話してくれました…

ツーリング前日にレインスーツに防水スプレーをかけようと
手にした缶をシューッと腕を左右に振ったところ
なぜか黄色い模様が描かれたそうです
よく見ると手にした缶は黄色の缶塗料!
『そんな所に缶を置いた親が悪い』と言ってましたが
『確認しないsatsukeが悪い!』と全員から諭されました

『さっきスタンドでカッパ着たかったけどバレるし着なんだ』とも言ってました

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【普通じゃあり得ないマンガみたいな失敗(笑)】

食事中いろいろ話しているうちに
ワタクシのミスで離ればなれになった件が話されました
二人を待ってる間もkazuyaに確認不足を指摘され反省しましたが
酒も入って来ているので更に攻められるのかと思ったら
合流が遅れたのはsatsukeの地図の読めなさが大きいと指摘されてました
確かに一番大きな原因らしいですがそもそもワタクシのミスが引き起こした事なので
明日はその辺さらに気をつけて行こうと思いました

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【みんなでワイワイ、待ちに 待ったひととき】

ワタクシtetsuとは今回初めましてですsatsukeの後輩にあたるそうです
tetsuはお盆ツーリングにも参加したのですがワタクシ怪我のため不参加
(サーキットでハイサイド食らって鎖骨骨折で入院中でした)
このtetsuは今年二輪限定解除しYZF-R6を購入
そして、現時点で17,000Km走行している強者!
乗ってるバイクもそうですがキャンプツーリングも好きというHeatHaze向きな性格です
チームの若返りの為にも是非今後も仲間として付き合ってほしいです

で、そんな彼の恋愛話から各々の話になり
それぞれの考えや経験がどうのこうのとなり
結局ねこちゃんはいつ結婚するんだみたいな話に

まだまだネタは尽きませんがそろそろ就寝する事に
けっこう遅くまで話していた気がしましたが22:00
暖かい冬用のシュラフに入り目を閉じるといつの間にか夢を見ていました

つづく…

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【本日の走行距離】
Posted at 2018/03/03 17:33:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2009 | 旅行/地域
2009年07月05日 イイね!

愛のスコールツーリング 2日目(最終)

愛のスコールツーリング 2日目(最終)『う…うう〜…』
深夜、息苦しくて目が覚めた…
よほどうなり声が大きかったのかiguが
ワタクシの顔を覗き込んでいる
『こ〜ちんさん!どうしたん!?』

『あ、大丈夫…』と言いかけたが声が出せない!
いや、体の自由がきかない!
金縛り!?

iguが異変を察知し一点を指差す!
『こ〜ちんさん!あそこ!なんかおる!』

なんとか視線を動かすとiguが指差す方向にぼんやりとした明かりが見える…
『あそこ!あそこ!』と懸命に訴えるigu!
しかし、ワタクシの体は動かない!

ここは落ち着いてゆっくりと腹式呼吸をして
丹田に気を蓄える
そして気が限界までたまった所で一気に爆発させる!

『破!!』

気の放出と同時に体の自由が戻り目が覚めた…

『あれ?夢か…』
気を蓄えたと思ったら膀胱に蓄えてました…
一気に放出せずに良かったです

次に目覚めたのが5:30
雨で濡れたテントをそのまま畳みます、連泊だと嫌な気分になる所です
1時間程で片付けが終わりすぐに出発!

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【昨日の雨でバイクもシットリしました】

県435を南下“くるみ温泉”を後にします
昨日と同じく2車線道路が続くと思われましたが
走り始めて何キロも走らないうちに道幅が狭くなり一気にフェーズ3の険道へと変貌


【後で考えると本日一番の難所でした】

濡れて滑りそうな険道を抜けるとかつての難所“鈴蘭スカイライン”を
これまでとは逆に東から西に辿ります
朝っぱらから“鈴蘭スカイライン”を走ってラジオ体操代わりに体を動かすと
こわばった体もほぐれて腹もへってきました

濁河温泉(にごりごおんせん)[71-D6]との分岐を過ぎしばらく走ると…


【久々の鈴蘭スカイライン、工事箇所もほとんど無くなって来たはずが…】

『なんじゃこりゃ!?』

倒木が道をふさいでます!
昨日の落雷で倒れたのでしょうか?
それとも雨で地盤が緩んで?
だとしたら更に崩れて来るかもしれません!
のんきに記念撮影してる場合じゃないです!

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【災害現場で不謹慎な二人】

うまい具合にバイクが通れる隙間がありすり抜け出来そう
丁度来た対向車のドライバーが現場を見て困った顔をしていました
バイクで来てて良かった!

そろそろ、朝ご飯が欲しいとこですが、まだ“鈴蘭スカイライン”中程…
のども乾いてきましたが、もうちょっと頑張って走らないと自販機すらありません
見晴らしの良い所で停めて写真を撮っているとiguはペットボトルのお茶を飲んでます
ワタクシはそれすらありません
人が飲んでるのを見るとさらに渇いてきました
国41まで出れば何かしらのお店があるはずとガンバって走ってると
突然リアブレーキのペダルの感覚が無くなりました
リアブレーキでコーナリング中にリアに加重を掛ける乗り方を
無意識に全てのコーナーでやった為に
抜けちゃったみたいです

国41に入る手前で見つけた商店に立ち寄りましたが
朝ご飯になりそうなものは見当たらず仕方なく自販機でホットコーヒーを買って
早朝の山で冷えた体を温めるとすぐに次の店を探しに走り出しました

国道沿いとは言え国41は山の中
更にルート的にすぐに国257[60-I3]に入るのでそうなると朝食にありつけなくなります
そのためにわざわざルートを変えるのもなんだし

『頼む!コンビニよあってくれ〜』

間もなく国257との分岐という所でサークルKを発見でき
コンビニの駐車場でヘルメットを脱いだとき
中学生くらいの女の子が

『おはようございます』

と、にこやかに挨拶してきました
こんなおっちゃんに(iguはギリギリお兄さん?)
なぜ爽やかに声をかけてくるんだ?

『もしかしておっちゃん好きなのか?』

と、思いましたが、そんなわけありません
とても礼儀正しい子なだけです
ワタクシの家の近所の子達よりしっかりものです
加賀も悪い意味で都会的だな〜と、思いました

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【やっぱ朝はご飯とみそ汁です】

朝はしっかり食べるワタクシですから出るものもしっかり出ます
スッキリした気分で次なる難所“坂本峠”[60-D1]を目指します

この“坂本峠”ワタクシもiguも初めてです
すぐ近くに有料道路が通っているので今まではそこを通過していましたが
合宿の趣旨のもと今回はあえて挑戦です!

パスカル清見”側、“坂本トンネル”のすぐ横に
明らかに整備されてなさそうな酷道の雰囲気を漂わせている“坂本峠”への入り口
しかし、走ってみると以外と路面は悪く無かったです


【今日はなんだかこんな所ばっかりです】

とは言っても車同士が行き違い出来ないような狭い道ですから
HeatHaze的におすすめ度★ですが
一般には回避度★★★です

昨日に引き続き今日も遠回りしながらです
坂本峠”以後、地86に乗り“岩屋ダム”経由で行きます
途中までは軽快に走れていましたが川沿いの道幅がさらに狭くなって来た辺りで
1台のバイクに追いつきました
どこかで追い越そうと思ってたらどうもそのバイクのペースが上がって来てるようです
こんな時は気をつけないといけません
後ろのワレワレを意識してるわけですから当然前方不注意になってるからです

案の定というか苔の生えた所を踏んだりと無理な最短ラインを取りだして
後ろから見てるととても危なげでハラハラでした
タイミングをみて追い越しましたが、iguが追い越し出来なかったので
抜いた後、すぐ追いつける距離を保ちながら走りましたが
なかなか抜かせてもらえず県431との分岐まで来てしまいました

どうも先行しているワタクシが見えてる距離に居るからいけないのでは?
そう考えその後国256へ出るまでは自分のペースで走りました

『こんだけ離れたらあきらめてiguを抜かさせてくれるかもしんない』

しかし、国256[60-G7]で待ってたワタクシの次ぎに来たのは
やはりあのバイク…
iguはとうとう抜かさせてもらえませんでした…


この後ガソリン補給のため予定のルート変更して国256を進み
国41のスタンドで給油がてら今後の打ち合わせ

もと来た道を戻って本来のルート通りに走っても良かったのですが
なんとなくこのままではかなり時間がかかりそうな気がして
少しショートカットすることにしました
『井尻』交差点[50-G2]から地58地80[50 -B5]〜地81[49- L4]とガラッと変えました
しかし、この辺の地方道は走り易くたまたまかも知れませんが
交通量も少ない為ハイペースで走ることができ
気が変わったワタクシはiguに黙って本来のルートに戻ろうと
途中で地63[50-C4]へその後県325を 曲がろうとしたとこ ろ…

標識に修正の後があり、県325が消されてました…
またしてもオフィシャル的に削除された県道です…
(ナビには県道として表示されていました)
いったい何が起きているのか?
もしかしたら最新のマップルでも消されてるのでしょうか?

『フェーズ3でもういいです...』(お変路ツーリング2日目参照)

と、言っていたiguを連れて真相を確かめに行くのは気兼ねするので
そのまま地63を直進
県323[50-B1]で国156へ 出ました

11:30になろうとしていたのでお昼時でお店が混む前にと
目に留まったラーメン屋で昼食としました
いわゆるラーメン屋っぽくなく微妙にあか抜けてた様な店構えに
先入観として味には期待してませんでしたが
ワタクシ達が入店した後、次々とお客さんが入って来るじゃありませんか
もしかしたら地元の人気店なのかも!
それより気になったのは開いたメニューに
“エヴァンゲリオン”の人気キャラが載っている事
店員さんたちは皆、ワタクシより年上と見られる方ばかり…

『この中に“エヴァンゲリオン”のファンが居るのか?』

ワタクシもこの歳になっても“アニメ”は好きですから
けっして“オタク”に対して偏見はもってないはず
しかし、店員の誰とも“エヴァンゲリオン”は被りません
(そもそも見た目で判断してること自体偏見かも〜?)

『きっと、息子か娘にメニューを作らせたら勝手に載せたんだろ…』

と、言い聞かせ納得することにしました
肝心の味の方はと言うとそこそこでした

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【メニューを見ているのか?“レイ”を見ているのか?】

国156を北上し国256を西に
いったん自宅方向とは逆方向に

まあ、しかし自分で言うのもなんですがキャンプ場から最短で帰れば
午前中の内に余裕で帰れる距離なのになぜに遠回り?
いつの間にかHeatHazeの方針というか精神というかになっていた遠回り
今となっては理由は定かではないですが多分、
目一杯走らないと『勿体ない』的な気持ちがあったからではないでしょうか?
それが今や風前の灯火
なんとかこの良き(悪しき?)伝統を継承していきたいものです

板取へ抜けるまでに国256にはクネクネした道もあるので
どんなものかと期待してい ましたが
なんか真新しいトンネルができていて気がついたら美味しい所が終わっていました

時間的には短縮出来ましたがなんだか損したような得したような…
ワタクシとiguのマップルに工事中と表記してあった
“タラガトンネル”が開通したようです
今さら走り直すわけにも行きませんが早い時期にもう一度アタックします
こんなトンネルが出来てしまったら国256の峠は
旧道として今後整備が滞りそうですからね

道の駅“ラステンほらど”[49-H4]を通過し直進、県196から国418を西へ
ここまできたら後は“温見峠”を越えるだけ
少し気持ちが軽くなってきたせいか痛恨のミスをしてしまった!

ご存知の通り国418をまっすぐ西へ走ると国157に ぶちあたります
そのまま国157を北上すれば“温見峠”を越える事ができます
できればそうしたいくらいの命がけの難所なんですが
(ガードレールの無い崖っぷちの狭小路、『落ちたら死ぬ』の看板あり)
数年前から災害で通行止め…

残念ながら迂回して県255[49-C2]から“温見峠”を目指します
山に入ってしまったら飲み物が補給できなくなるので
どこかの自販機で買っていこうと思っていたのですが
記憶にあった自販機は稼働しておらず
水分補給なしで峠越えしなくてはいけなくなりました…
まあ、標高が高くなれば気温もさがるので
体感的に渇きは押さえられるかと思いましたが
とうとう疲れ果て福井側に入ってから
路肩にひっくり返って休憩するはめに…
しかし、若いiguは涼しい顔でワタクシが起き上がるのを待っています
『そろそろ体力的に厳しくなって来たのかな〜』

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【こんなとこで力つきた…】

完全回復まで待っていたらそれこそ日が暮れてしまうので
なんとか立ち上がりバイクにまたがりました
バイクに乗るとそれほど辛く感じないから不思議です

麻那姫青少年旅行村”まで来ると大野市内までは走って楽しい道です
疲労はピークですがもったいないのでガンバって楽しみました

その後最初の自販機で飲み物を買って500mlを一気飲み!
更に十数分後にGSでまた飲み物500mlを一気飲み!
おなかの中はタプタプですがやっと渇きを癒すことができました…

後は谷峠経由で道の駅瀬女に行くだけです
時間も驚異的な15:00頃という早さ
やはり二人だと行動が素早く自分でもビックリな時間帯です

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【iguは思ったよりもタフネス!夜も…?】

気持ち的にもだいぶ安堵感が漂い谷峠を目を三角にする事無く走ってましたが
最後の試練がワタクシに与えられました!

もよおしてきたのです!

いくら喉が渇いていたとはいえ1,000mlもの水分は過剰でした!
すぐに膀胱が満タンになり
瀬女”まで後10数キロという所で限界に達しました
路面のわずかなギャップでも気を抜くと
漏らしてしまいそうな程シビアな状態

この期に及んでペースアップ!
後ろのiguから『いまさらなんで急ぐの?』的な視線を感じます
いつもはジェントルな走りを心がけているワタクシですが
今は峠小僧的バリのパッシングです!

どうにか間に合いトイレに駆け込むことができました…
その後、二人で写ってる写真が無かった事に気づき
最後に記念撮影して帰宅しました

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【最近satsukeポーズが多い】

個人的に最後の最後まで気の抜けないツーリングとなりましたが
思い出を一人ではなく後日一緒に語らう仲間が居た事をうれしく思います

おわり

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【本日の走行距離】
Posted at 2018/03/03 17:33:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2009 | 旅行/地域
2009年07月04日 イイね!

愛のスコールツーリング 1日目

愛のスコールツーリング 1日目“お変路ツーリング”の最終日、
小浜から敦賀へのルートで懸念すべき事態がおきた!
(詳細は『お変路ツーリング5日目』参照)

まだ日も高いというのに近道して帰ろうと
言い出すメンバーが居たのだ!
その時は
『五日間も走り通しだったのでしかたないか…』
と、その意見に賛同したが

密かに皆を鍛え直そうと画策は既に始まっていた…

予定表にこっそりと『合宿』と書き加え様子見…

サーバーのログでは合宿の詳細ファイルを見てるのは明白!
しかし、誰もが口を閉ざしなんの反応もない!

『まさか!ここまで深刻な事態に陥っていたとは!』

実際、合宿と称したのは遊びではなく鍛える趣旨の為
内容もハンパ無くきついより、いつもよりチョット大変かも?的な設定で
あえて雨予報でのツーリングで挑戦意欲をかき立てるようにしたつもりだったが
いったい何をそんなに嫌がってるのか?
それとも【ライダー三大欲】[]が枯れてしまったのか?

さらに譲歩して当日の天気予報が晴れでも催行としたのに
皆何かしら理由をつけて誘いを断る

『嗚呼…、Heat魂はどこへ行ったのやら…』

『しかし、ここは奮起して一人でも行くぞ!』

『行動でHeat魂を伝えねば!』

男は背中で語るもの!
男の言語は“魂”!

待ち合わせでのサプライズを少々期待し道の駅瀬女
[ツーリングマップル中部北陸77-D3]へと向かう
もちろん毎度の儀式を済ませて来ている

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【親子三代で記念撮影】

道の駅瀬女でコンビニで買って来た朝食をいただきつつ
誰か来ないかとじっと待つ…

待ってる間気になっていたがバイクが極端に少ない
このタイミングなら朝練からの帰宅組に合いそうなものだが
もしかしたら昨年の事故が少なからず影響を与えているのかも?
(関連:『気まぐれツーリング』)
出発までにココに来たバイクは自分を含めて6台
もちろんこの台数の中にワタクシ以外HeatHazeのメンバーは居ない…

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【目覚めの一杯缶コーヒー】

本来なら雨の中を想定してたので
本日の天気ではレインスーツの出番は無いはずでしたが
20℃を下回る早朝の谷峠は体を冷やしてしまうので
着用しての出発となりました
心の中で『一応、カッパ着たから雨合宿の趣旨は果たしたかな?』と…

昔は谷峠はよく走ってましたが今は年に数回程度しか走らなくなりました
まあ、もともと谷峠を走る為に来てたわけじゃなく
単に通り道として使わなくなっただけなんですが
GW以来まともにバイクに乗って無かったのでウォーミングアップがてら
適度なペースで勝山まで抜けます
いつものように六呂師経由で道の駅九頭竜[59-D1]へ到着
通過しても良かったんですがもしかしたら
『遅れたけど追っかけます』なんてメールが来てるかも!?
だったらここで待ち合わせになるな〜

んな事はありませんでした…
『あ!、自分自身が寂しん坊になってる…』
よし!、雨が降らないかわりに
そんな気持ちに打ち勝つのを合宿の目標にしよう!

新たな決意に燃えていると後ろから声を掛けられました
『ちょっとアンケートに協力してもらっていいですか?』
“見守り隊”のような緑の蛍光色のジャケットを着たおっちゃんでした

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【朝からよく吠えてました】

アンケートの質問はだいたい以下のようなものでした

Q.
1)福井へは良く来ますか?
2)福井の観光でいくらぐらい使いましたか?
3)これからどこへ観光に(福井県内)行きますか
4)また来たいですか?

実際はもうちょっとあったと思いますがこんな感じでした
すでに、分かってると思いますが現状でこんな質問されても答えに困ります

A.
1)しょっちゅう来てます
2)さっき缶ジュース買っただけです
3)このまま通過です
4)来たいです(嫌でも来ます)

アンケートに協力した粗品として携帯エチケット袋をもらいました


さて、マンネリ化したルートはここでおしまい
ココからは未知のルートが目白押しです

道の駅九頭竜を出てすぐに左折北方向へ県127を進みます
以前に走った時は途中で通行止めで引き返しましたが今回は走破出来ます
九頭竜湖を抜けるいつもの道より道幅は狭いですが路面は悪く無く走って楽しい道です
道中に2つあるダムの一つ“石徹白(いとしろ)ダム”[69-F6]が何気に綺麗でした

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【珍しい形のダム】

県境を越えて岐阜県へ県314に入ると更に道がクネリだし
まだ寝ていた頭がようやく目覚めだしました
スキー場があるせいかここから国156までは道幅も広く快適に楽しめる所です


【いつもの九頭竜に飽きたらなら走ってみると良いかも?】

楽しんでいると最初の経由地“阿弥陀ヶ滝”[69-I6]を見つけることができました
案内に従って脇道を進むと『行き止まり』の文字
どうやら滝へは徒歩のようです
案内板によると徒歩5分とのこと案外近くです

奥から流れてくる清流は滝からのものでしょうか?
澄んでいてとても綺麗です
阿弥陀ヶ滝の由来は知りませんが滝までの道筋に御堂があったりと
なにやら仏教と関連がありそうです
今でこそ舗装された道がすぐ近くまで通ってますが
その昔は修行場だったのかもしれません…

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【阿弥陀ヶ滝:近づくと圧倒される】

いや!きっとそうです!
滝を目の当たりにした時そう思いました!
60mの高さからまっすぐに落ちてくる水の筋
その滝壺へは簡単に入って行けます!
ここで滝に打たれて修行している姿が目に浮かびました


【この迫力伝わるかな〜?】

滝壺は深そうですが周辺は底が見えるくらいで水遊びが出来そうな雰囲気
禁止の看板は見当たりませんが多分入ったら叱られそうなので
滝に打たれたいのを我慢しました

あまりに見事な滝だったのでじっくり見物しているうちに
予定時間をオーバーしちゃいました
これは是非現物を見られる事をおすすめします!

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【こんな近くまで行くことができる!】

阿弥陀ヶ滝を後にし次なる険道県452
やまびこロード後半に交差している県道で
やまびこロードを走るたびに気になっていた所です

国156から案内に従っていよいよ未踏の県452へ 入って行きます
3桁県道なので険道をイメージしていましたが以外にも路面は荒れてなく走りやすいです
しかし、そこは3桁県道ですから道幅は広くありません

東海北陸道の真下を通りましたが山の間を渡る道路を支える橋脚の巨大さに
『人間が滅んでも数千年は残るな…』と思いました

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【良く作った な〜人間てすごい!】

スイスイ走れるのはやまびこロードとの交差まで、その先はやはり険道
とは言ってもフェーズ2くらい、ほとんどの人に勧められます
しかし、注意してください
走ってる途中でウリ坊に出くわしました
そんときは『うほ!かわいいヤツだな〜』と思いましたが
後で考えると子イノシシが単独で居るとは考えにくく
もしかしたら親イノシシが近くに居たかもしれません


【ウリ坊遭遇以降の道】

悪かった道も良くなり始め国156へその後
toraの『お披露目ツーリング』以来 走ってない (だったはず)
地90でライダー定番の店“国八食堂”[78-J6]へ向かいます
HeatHaze内で通称“200Km/hトンネル”と呼ばれる?
猪臥山 (いぶしやま)トンネル”[78-F6]内は寒すぎて飛ばせませんでしたが
国八食堂が混雑する前に到着出来ました

国八食堂の名物は“焼き豆腐”(のはず)
でも、気持ちは“ホルモン”なので悩んだすえ
一人でしたが“ホルモン定食”と“焼き豆腐”を注文!
しかし、ホルモンも焼き豆腐も濃い味付けです
定食に付いてくるみそ汁も赤出汁で塩分が濃いです
そろそろ、健康について気をつけないといけない年齢なので
チョット血圧が心配です
でも、そんな心配も美味しさにすっかり忘れてパクついていると…

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【国八食堂:ライダーの定番】

携帯にメールの着信が…
HeatHazeメンバーからの着信を示す“洗剤革命”のCMソングが流れてきた
どうせ“kazuya”辺りが『どんな様子?』なんて聞いてきただけだろうと
携帯の画面を見ると送信者は“igu”
はて、何だろう?珍しいな…
本文を読むと

『仕事が午前で終わったので追っかけます』

ええ!?
来るの!?

Heat魂を持った男はワタクシのほかに居ないと思っていたが
ここにもHeat魂を持った男が居た!
男の魂とはすなわち男魂(だんこん)
『だんこんツーリング』ってタイトルもいいな!って一瞬考えましたが
別の意味に誤解されそうなのでツーリングタイトル決定は保留

電話でのやり取りでiguはとりあえずキャンプ地へ向かって来るそうです

食後、体は重くなりましたが仲間を得て気持ちは軽く
午後からの走りも軽快になりました

ルート追ってた人なら気づいてるでしょうが“国八食堂”から
キャンプ場の“くるみ温泉”[71-B5]までは最短距離で行けば1時間程ですが
かなり遠回りして目的地へ向かってます
それならもっと遠くへ行けたのでは?
と、お思いでしょうが元々雨の日に走るつもりだったので
万一不測の事態で予定時間が遅れた時の為に
ショートカット出来るように組んだルートだったのです

iguからの突然の参加表明が不測の事態と言えば不測でしたが
これは嬉しい不測です、ツーリング自体に一片の不測もありません

国八食堂”から高山市内を避けて“せせらぎ街道”(地73[70-G2])を快走!

国257に入ってすぐに県453[70 -E5]に乗り換えですが
何故か分岐が見当たらず“パスカル清見”まで来てしまいました
せっかくなんでチョット休憩した後
きた道を戻って分岐を探しますが見当たりません…
マップルでは県道としてちゃんと記載されているのに案内標識はおろか
それらしい道も見当たらないのです…

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【パスカル清見:いまもライ ダー丼ある のかな?】

また、行き過ぎて今度はナビで確認すると…

通常使用している“200m”スケールでは表示されない細路が拡大すると表示され
スクロールして辿るとどうやら目的の県道と同じ道筋です
その細道の分岐箇所にマークを付けて慎重に移動すると
到着したのは荒れた舗装の林道のような道…
周辺にはやはり県道への分岐を示すものはありません

『ナビで県道扱いしてない道…間違いなく険道…』
『なんか危険なニオイがする…』

しかし、見もしないで尻込みしては“男魂”を見せてくれたiguに
ワタクシの“男魂”が立たないと思い
細心の注意を払い侵入して行きます…

数百メートル程走った所で険道レベルがフェーズ1から
フェーズ3に一気に上がりました!
入り口からこれではこの先どこまでレベルが上がるか予想がつきません
なんせナビでは県道扱いされてなのですから
いったん引き返そうとしましたがふと思いました

『マップルの道は全て実走している!』

マップルでは県453はダート区間等ない様子

『マップルを信じて行ってみるか!』

いったんは向きを変えたR1の向きを再び変えて山中へと入って行きました
しばらくは気を抜くとコケてしまいそうな悪路でしたが
奥へ行く程何故か路面が良くなって行きます
山を上がって行く程、木々の高さが低くなるので落ち葉が少ないせいか?
と、思いましたが路面状況もさることながら路面自体もいい感じです
どうやら走行車両も極端に少ないようです
こんな道走るより“せせらぎ街道”走った方が快適ですからね


【あえて走る理由を求めるなら…合宿?】

途中にある“宮川防災ダム”[70-G4]に立ち寄りました
立地的には周りの山の山頂に近いので川らしい川は無く水もほとんど無い状態
“防災ダム”ですから普段はそれが当たり前でしょうが
ここが満水になる様な雨が降る事があるかと思うと
この地方の雨の降りようがどれ程のものか想像できます

宮川防災ダム”以北は路面はフェーズ2時々フェーズ1、て程度でしたが
ちょっとこの路線はHeatHaze以外ではお勧めではないですね

県453を北上した後は地98[70 -I2]を南下
山の中の地方道でしたがなかなかの快走路
車も少なく道幅もあるので意外な穴場を見つけたかも?
と、思ったのはやはり防災ダムの“あららぎ湖”[70-I4]までで
以南の路面は程度の良い舗装林道みたいな感じ
フェーズ1ってトコでしょうか…
途中まで防災ダムの工事用に拡幅したのかも?

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【“あららぎ”って怪獣みたいだな】

またまたひるがえして北上地88国41地87を経由
この地87のとある交差点近くのスーパで
見慣れたバイクが停まっているじゃありませ んか!
もちろんiguのバイクです
ワタクシもバイクを停めてスーパーに
丁度iguが会計する所でした

いや〜しかし、こんなトコで合流出来るとは思いませんでした

iguに話を聞くとここに来るまでに雨に降られカッパを着用したそうです
で、彼曰く『カッパ着たしこれで合宿したかな?』
ん?今朝方のワタクシと同じセリフ…
同じ“男魂”を持つもの同士って感じです!

ここで休憩がてらキャンプ場に電話をしてみる
ここまでで何回か電話してみたんですが転送になったあげく
話し中だか圏外だかで通じなかったのです
で、今一度掛けてみると転送になりましたがキャンプ場の人が出ました

キャンプ場の人
『はい!くるみ温泉です!』(めっちゃ元気な声のおっちゃん)

こ〜ちん
『キャンプ場利用したいんですが』

キャンプ場の人
『え!?今からですか!?』(つごう、わるいのかな?)

こ〜ちん
『いや〜あと一時間程で着きます』

キャンプ場の人
『そうですか、じゃ料金の説明します!』
『バイクなんで1サイトで良いですね?2,000円です』
『あと、お風呂が6,000円です!』

こ〜ちん
『えぇ!?』

キャンプ場の人
『あ…、冗談です600円ですアハハハ』(絶対まちがいだ)

とにかく“くるみ温泉”目指して出発です
国361から県435[71- C3] に入ると後は一本道
迷うはずは無いはずですがトラップに掛かってしまいました
もうそろそろ“くるみ温泉”に到着というときに道路脇に目にしたものは
くるみ温泉』と書かれた看板
そして設置されていた場所は脇道へ入る分岐のそば
矢印こそ書かれていないものの普通に考えれば『ここを曲がって』と言う意味にとれます
で、曲がりましたが…行き止まり…

元に戻って直進したらすぐ“くるみ温泉”が見つかりました!
紛らわしい看板出しやがって!(親切心なんでしょうけど…)

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【やっと到着】

さっきの電話でのやり取りで想像していた通り
キャンプ場には誰もいませんでした

ざっと説明しますと
くるみ温泉自体は小さな建物の温泉宿でその敷地内にキャンプ場があります
で、誰も居ないというのはその建物にも居ない
つまり全くの無人な訳です
無人でも施設は稼働していて玄関は施錠されておらず出入り自由
なんか田舎のおおらかさが逆に不気味でした

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【梅雨だからか他にキャンパーはいない】

バイクから荷物を降ろしていると車でキャンプ場の人というか
くるみ温泉の人(おばちゃん)が現れました
施設の玄関で受付をして利用料を払おうとしたところ
『お風呂代はここへ入れてください』と、
玄関先にある郵便ポスト型の貯金箱を指差しました
財布を覗くと小銭が足りません
キャンプ場代と一緒にしてもらい万札をだすと
『あら、おつりないわ』
『ちょっと取ってきます』
と、出て行きました

iguとあっけにとられましたが
なんか田舎っていいなって思いました

その後おつりを受け取りテントも設営でき6,000円の…
いやいや600円の温泉に入りました

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【飲めそうなくらい綺麗な川と温泉】

まだ18:00前ですが風呂にも入ったのでバーベキューです
今回は新たなアイテム火起こし器の実戦での初使用です
GW以来定番となった焚火台に網を引き
その上で固形の着火材に火をつけます
火のついた着火材の上に炭を入れた火起こし器をのせます
すると風を送らなくても煙突効果で火が大きくなり
放っておいても10分程度で完全に火がおきた状態になります
ここまででsatsukeの送風機の仕事はありません
iguと二人で
『もう送風機いらねんじゃね?』
なんて言ってました

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【みるみる火が 起きていく】

さて肉を焼き始めて重大な事に気づきました
焼き肉のタレが無いのです!
iguが買って来た肉はパックに入った味付けされてない肉
とりあえず一切れ口に入れてみましたがほとんど味らしい味はしません

そういやワタクシが持参して来た肉は味付け肉
チャック付きのパックに入れて来てるのでiguの肉をその中に入れて
二人して手揉みし強引に味付けしてどうにか食える味になりました

ご飯も炊きあがり片手にはビールとキャンプでの食事を満喫していると
山の方から『ゴロゴロ…』と低い音が響いてきました

igu
『降ってくるんじゃね?』

こ〜ちん
『音、遠いしまだ大丈夫やと思うけど…』

その後しばらくするとポツリポツリと雨粒が落ちてきました
粒は大きくてすぐに大降りになりそうです
あわてて実戦投入アイテム第二弾のミニタープを張ります

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【普通の雨なら全く問題なかったのですが…】

張り終わると同時に雨が勢いよく降り出ましたが余裕綽々です
こんな事もあろうかと…
と言うかこういうシチュエーションでのバーベキューをしたいが為のタープでしたから
携帯で雨量レーダーを確認するとワレワレの居る辺りが赤い表示になってます!
しばらくは何事も無く過ごしましたが
雨脚は更に強くなり風も出てきました


【この後さらに倍の雨量と風で撮影どころではなかった…】

ゲリラ豪雨と言うのをチョット甘く見てました
土砂降りを通り越した激しい雨量とその雨によって起きた風で大変な事になりました
地面に吸収出来ない雨がキャンプ場の芝の上を川の様に流れていきます
その流れの中にiguのテントが…
風で煽られ飛んできそうなタープを二人で必死に押さえます
頭上では閃光とともに雷鳴が轟き今にも我々めがけて落雷しそうで生きた心地がしません
しかし、そんな中でも網の上の肉を焦げ付かせないように裏返したりほおばったりして
『ネタが出来た!』と大喜びしてました
ツーリングタイトルもスコールツーリングに決まった瞬間です!

降りはじめから1時間程だったと思います
ようやく雨がやみました
空を見上げると何事も無かったかのように月が輝いてます

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【さっきの雨はいったいなんだったんだ!?】

すっかり体が冷えてしまったのでもう一度温泉に浸かりに行きました
無人のはずの建物ですが女湯に人の気配がします
しかし、この施設の人ではなさそうです
我々の他に宿泊客でも居たのかな?
最初はそう思いましたが
二度湯から上がるときに脱衣場で他の男性に遭遇
そこで気づきました!
他の温泉のように近所の人が入りに来ているようです
無人市場ならぬ無人温泉
黙って入ればタダ湯できそうですが
疑う事のない田舎の暮らしがなんか良いな〜と思いました

残った炭火で暖をとりながらとりとめの無い会話のあと寝ることにしました
普段ならこれからの21:00ですが
まさかバイクに乗ってないときに最大のイベントを経験するとは夢にも思っておらず
けっこう疲れました

翌朝の起床時間を決めて就寝
ちなみにiguのテントは浸水せず無事でした

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【本日の走行距離】




注釈

[]【ライダー三大欲】
【走欲(そうよく)】
もっと乗りたい!もっと遠くに行きたい!という欲望

【速欲(そくよく)】
もっと速く! 誰よりも速く!という欲望

【擦り欲(すりよく)】
膝を擦りたい!もっとバンクしたい!という欲望

Posted at 2018/03/03 17:33:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2009 | 旅行/地域
2009年05月06日 イイね!

お変路ツーリング 5日目(終)

お変路ツーリング 5日目(終)レポート こ〜ちん

ツーリング期間限定でしょうが、
みんな歳を取ったのか朝が早いです
本日も5:30頃から一人、二人と起きだし
7:00には走り出してました
長かった五日間のツーリングも今日で最後です
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうと
言いますがホントですね

【ササッと撤収し一人記念撮影】

  本題から外れますがソレについてワタクシの仮説…
  バイク乗りに歳のワリに元気な人が多いのはナゼか?
  それは…
  バイクに乗ってると楽しい!
  楽しい時間は早く過ぎる!
  体感時間が短い!
  つまりウラシマ効果に似た作用が働く!
  だからバイク乗りは若かくて元気な人が多い!

なんだかまだ帰りたく無い!って言うか
まだ走り足りない!て気分でした
しかし、皆さん家庭がある身いつまでも出歩いていわけにも行きません
かわいい奥さんや子供が待ってる人も居ます
もちろんワタクシにもです!(ここ強調)

今日は楽しんで走るよりいかに早く帰宅出来るか?が肝です
なんせ明日からは仕事ですから深夜に帰宅では気力体力が持ちません
バイクに乗るなら平気なのに不思議な事に
仕事というのはかなり辛いです
しかし最短距離で帰るわけにもいきません
タイヤの端を使う走りをしないとセンターが減ったから
交換では高性能タイヤがもったいないからです
距離を短くかつタイヤを使うルートをなんとか選びましたが…
予定のルートでは400Km程なので
のんびり走っても夕方18:00には帰れるかな?

3年前にも来た地域でしたが帰路が前回と被らないようにと
内陸を(前回は海側)通過して行きます
重複してるかと思ったらどうやら分断してる国482を東へとひたすら移動します

そういや最後に泊まった『中蒜山(なかひるぜん)オートキャンプ場』ですが
(マップル中国・四国[8-M6])
いわゆるユルいキャンプ場ではなく車が入って来れるって意味で
オートキャンプ場なわけで設備はシンプルです
ってか簡素って行った方が伝わるかも…?
でも、キャンプサイトが中蒜山をバックに
一面芝生の開放感のあるロケーションで最高でした!

時間が早いせいかかなりのペースで走る事ができます1◯◯Km/h
(『いちまるまる』と読む『ひゃく』ではない)ぐらいで走れます
一時間ぐらいたったところでコンビニを発見[10-D9]したので朝食にしました
まずはトイレで昨日からのウェイトを出そうと
ジャケットとインナーを脱ぎ下半身をあらわにしかけたその時!

『ガッチャ!』
鍵を閉めたはずなのにドアが開いた!
開けたのはねこちゃん

『あれ?鍵閉めといてよ』と、言ったかと思えば

『俺のは小やし先にさして!』と、無理矢理割り込むと今度は

『見られてるとなかなか出ない…』と、こぼす(おしっこじゃないよ)

『おい!俺も出そうなんだよ!』

貴重なプライベートタイムをじゃまされたワタクシに
天からのプレゼントなのか
コンビニで買ったお弁当はなんとご飯が大盛りでした!
このコンビニチェーン(ポプラ:最近石川で勢力を伸ばしている)は
石川にもありますが買い物をしたのは初めて
陳列棚にならんだお弁当はどれもオカズばかり
よく見るとご飯はレジでホッカホカのを詰めてくれるらしい
(どの店もそうなのかは現時点で不明)
しかし、これは多すぎ!おなかがツラくなりました
レジでご飯の量計ってたけどこれが標準か〜!?

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【大盛り唐揚げ弁当とへんなポーズのfutawa】

朝食後走り出してほどなく【はやぶさ駅】[10-F3]を発見!
『へぇ〜そんな駅あるんだ〜』くらいにしか思いませんでしたが
HAYABUSA乗りのねこちゃんにとっては一大事!
本人は事前に把握していたにもかかわらず
忘れてスルーしたもんですからものすごく悔やんでました…
(HAYABUSA乗りには【はやぶさ駅】詣でが義務らしい)

ところで、今回ねこちゃん後だしが多すぎです!
会話のなかで『あれってホントは…』みたいなのが随所に
だからさ〜【はやぶさ駅】とかも事前に伝えてくれれば停まったのに
それか先頭走ればみんな付いてくだけだから地獄の果てだろうと思いのまま走れるよ!

そういや【やる気地蔵】[9-L5]なんてのも道すがら発見しました
次回のネタとして覚えとこうっと

いや〜しかし何ですね
今日のルートひたすら快走路です
さっきの【はやぶさ駅】から国9[11-I3]に出るまで
ず〜と自分たちのペースで走れました
あんまり調子良く走れるので『どんだけ早く帰れるか挑戦しようか?』
と思ったりもしましたが
これ以上のペースアップはいろいろ危険なのでワタクシの胸の奥にしまって
引率しているみんなの安全を第一に考えることにしました(この時はね)

国29から国9に出る 間の地48を走行中
【天滝】[11-D4]と言うのを発見!言わずもがな100名瀑の一つ
先頭の特権で緊急停止して天滝へ寄り道したのですが…
脇道を数Km行くと行き止まり
そして看板には『徒歩1.2Km』の文字が…
さすがにこれは無理とあきらめて
トイレ休憩の後もとのルートに戻りました

でも、一人だったら歩いて行ったと思います
否、絶対見に行ってた

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【落差98mの大瀑布だとか… 見たかった】

さすがに福知山市内(マップル関西[64-G5])に入ると快走は終わりです
市内は国9で通過しようと思ってましたが
昨晩合流したfutawaさんが
『この辺混むから地8を抜けた方がいいよ』と、教えてくれたので
市街へと入って行きました
『え?市街?』と思いましたがわざわざ教えてくれたんだから大丈夫のはず…

でしたがやはり市街なので混雑してました…
ジンクスはまだ生きてました!(futawaの案内は変なとこへ行く:過去に実例多数あり)

【道の駅和(なごみ)】[65-D6]に到着
ちょっと早いけどお昼ご飯にします
あと少し足を伸ばせばなじみの周山街道(国162)
もう帰ってきたも同然です

ワタクシ朝ご飯が大盛りだったのでお昼は軽めに天ざるそばにしときました
前に来た時は薬膳などのヘルシー系のメニューだったけど
お店が変わったのかな?それとも勘違い?

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【かつて道の駅『わ』と読んだ人も居ました】

朝から判ってた事ですがそろそろ雲行きが怪しくなってきました
ねこちゃんが何度も顔を洗っています[]
食後走り出してすぐにカッパを着用その後すぐに雨が降り出しました

強く降ったり弱まったりと不安定な空模様
しかし小浜市内に[77-B7]入る頃には雨は上がった様子
晴れてはいませんが雨の降る気配はなく、
路面も乾いてきたし時間もまだ早い(14:30頃)
このまま海沿いの国162を走りたいな〜っと
ワタクシ当然みんなの気持も同じだと思ってたのですが…

信号待ちでみんなとはぐれて一人先行、このときに背中に違和感を感じました
しかしそれは勘違いではなく、実際に追いついてきたみんなに覇気が感じられません
目には見えないけど明らかにオーラがしぼんでます!
『どうしたんだろう?』と思いながらもすぐ近所のGSへ入った時ねこちゃんが

『なんでこっちから行くん!?』
これは予想どおり、しかし…

satsukeも
『国27から帰らんけ』

futawaさんも
『道、間違えた?』

iguは何も言いませんが目が語ってました
『早く帰して…』と…(のちに本人は行く気満々だったと語るが…)

予定よりも早く帰れるので遠回り(もともと予定してたルート)でいいと
思ってたのはワタクシだけのようです…

ワタクシも大人ですから自分の我を通す事はしません、
引き返して国27敦賀IC[77 -L2]を 目指しますが
ワタクシ心で泣いてました…

『嗚呼…暗くなっても遠回りのHeat魂はどこへ…』

『いや、今はそれを問わない!別の機会に鍛え直そう!』

と、密かに機会を伺うことにしました(あ!ばれちゃった)

南条SAで最後の休憩
北陸道とは思えない程のにぎわいっぷりです
休日+ETC1,000円効果でしょうか?

このまま走り続ければ16:00過ぎには帰宅出来そうな時間ですが
ここまできたら慌ててもしかたありません
十分に休憩して事故のないように帰りたいです

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【後は無事に帰るだけ】

降りるICが違うのでこの後は流れ解散になります
ワタクシが帰宅したのは17:00頃でした
明るいうちに帰れるのはなんだか嬉しいです(前言無視)

5日間で約2,127.5Km走りました
タイヤを見るとセンターが心持ち減ってますがほぼまんべんなくタイヤを使った様子
そんな意味でも今回のツーリングは大成功!
さ〜て、お盆はどこへ行こうかな?

おしまい

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【本日の走行距離:リセット忘れで+90Km=491.4Km】



注釈

[]【ねこちゃんが顔を洗った】
猫が顔を洗うとその日は雨になると言う迷信がありますが
この場合のねこは『ねこちゃん』こと『ねこまた』さん
ウエットコンディションを嫌うため
天気予報の確認に余念がありません
雨が降りそうになると更に予報確認の回数が増える為
その様を【ねこちゃんが顔を洗った】と猫の迷信と
掛けているのである
類似語に【ねこのヒゲ】と言うのもある
Posted at 2018/03/03 00:57:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング2009 | 旅行/地域

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何シテル?   11/16 20:46
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