
ホワイトハウス訪問?
レポート:こ〜ちん
3月15日日曜日 朝6:40起床
簡単な朝食を素早くすませて
ガレージでツーリングの準備にかかる
いつもなら前日までに
“後は乗るだけ状態”にしておくのだが…
遡って…
3月11日水曜日
Yahoo及び携帯サイトの天気予報を確認
日曜へ向けて天候が悪くなり
ついには雪マーク!
この時点で参加の意欲はほぼ無く
後は、satsukeの中止書き込みを待つのみの状態
3月13日金曜日
やはり予報は良くなく
完全にあきらめモード
3月14日土曜日
この日は荒れ模様の天候
前日までの予報を鑑みるとやはり明日は中止のはず
しかし、HeatHazeのDNAが明日の為に準備をさせる
明日やるつもりだったいくつかの予定を一気に終わらせる
細かな用事や予定を終わらせた達成感と明日何もする事が無い虚無感に浸りながら
風呂上がりの火照った体をリビングで冷ましていた時…
♪「せまる〜ショッカ〜地獄の軍団〜」
(Heat Hazeメンバーから着歌、「レッツゴーライダーキック」)
直感で『satsuke!』と携帯をとると
やはりそうだった!
『はっは〜ん、明日中止にしてもいいか伺いにきたな〜』と、思ったらその反対
satsuke『明日、行くやろ?』
こ〜ちん『え?冗談やろ?』
satsuke『いや、マジで』
こ〜ちん『あの予報で行くなんてマトモじゃないやろ?』
satsuke『いちばんまともじゃ無い人がなに言うとん』
そんなこんなで結局行く事に
いや〜久々にHeatHaze魂に火がつきました!
@しゃべりながらパソコンで予報を見てみると
以外にも15日は午後から好転でした
だから決行したのですが
で、再び当日
久しぶりのツーリングなので出発前の記念撮影(念の為の最新遺影)
何度も取り直してるうちに時間が迫ってきた
昨晩まで行く気がなかったので愛機R1のガソリンタンクも空
給油してからだと待ち合わせの時間に少々遅れるかも?…と
あれ?
GSに見た事あるバイクが
R1を降りたら『おはようございます』と大きな声でsatsuke登場!
『なんだホストがココにいるならそんなに遅刻じゃないや』
と給油後待ち合わせ場所へ追っかけ
【さあ行くぞ!なんかこのポーズばっか りだな〜】
待ち合わせのコンビニで缶コーヒーを飲みながら二人で待つ…
satsuke『会社の人にも声かけたしドタ参で来るかも?』
しかし誰も来ない…
偶然か見送りかsatsukeの上司の方が顔を出してくれた
なんでもあの“かしまるくん”の開発者だとか
でもHeatHazeはだれも来ないな〜
やはりこの天気では仕方ないか(午前中は今にも降りそうな空)
多分ヘンタイだと思われてんだろうな〜
8:30過ぎ
誰に見送られる事も無くひっそりと2台で出発
日も当たらず気温が低いこともあり
satsukeを先頭に飛ばさず適度なペースで走る
いつもの越前海岸ルートなのに以外にも東尋坊をパス
やはり路面温度が低いせいで走りが楽しめないから?
越前海岸の強い風と高い波
岩にぶつかって飛び散るしぶきが『まだ春じゃないぞ』と
日本海の叫びのようでした
そんな景色も通常のツーリングシーズンでは見れないので
どこか景色いい所で休憩しながら撮影したいと思いましたが
satsukeが止まったのは町中の見晴らしがあまりよくない
コンビニ…
しかも、トイレの時間が長〜い
かなり我慢していた様子
多分景色を楽しんでなかったな
ここでパラパラっと雨が降ってきたがすぐにやんだので気にせず出発
この後はワタクシこ〜ちんが先導です
【コンビニ横の旧家、普段気づかないけど止まると気づく事もある】
satsuke『次の休憩は(道の駅)河野にしよっさ』
こ〜ちん『いや、それ近すぎるし水晶浜まで行こうさ』
昨年無料になった“しおかぜライン”を抜けて
国8へ
間もなく敦賀市内へと入りますが最大の難所を越えなければなりません
いえ、われわれクラスにはどうって事ない事なんですが…
まだ記憶に新しい“龍神の悲劇”の
現場を通過
正直なんであんな事が起こったのか未だに分かりません
当事者のsatsuke本人もなんとか自分を納得させたくてあれこれ言い訳してました
あの後初めての通過『けっこうヒヤヒヤしてた』との事
やはり原因は未だに不明…とりあえずタイヤにしときますか!
@知らない人は何の事だかサッパリでしょうが何となく分かるでしょ?
この頃には日も射して気温も上昇
絶好のツーリング日和になってきました
『今日、こなかったやつ絶対悔しがってるぞ』と、ヘルメットの中でほくそ笑む二人
敦賀市内を通過して
地33敦賀半島の馬背峠を抜けて“
水晶浜”で休憩
いつもここへ来る時期は海水浴客が居たりするがまだ3月
数台の車とバイクが行き来しているだけでした
越前海岸から思っていたけど冬の日本海ってとっても綺麗です
エメラルドの色がどこか南の地方へ来ているかのように錯覚させます
【人ごみが無いといつも以上に綺麗に感 じる】
さて、小浜まで後一息
現在時間は11:00ぐらい
『かねまつに着く頃はお昼を少し 過ぎてるかな?』
『だとしたらお店が混んでるかも?』
『この時期ライダーのお客は少ないだろうから大丈夫?』
国27〜梅街道〜国162の定番ルートで小浜入り
かねまつに到着したのは読み通り12:20分頃
『うわ〜』店の裏の小さな駐車場がバイクでいっぱい!
隣の庁舎の駐車場にまでバイクが止まっている
関西圏のライダーにとってチョット天気がよければホイッと
気軽に来れる距離なんですかね〜
時期に関係なく“いつもの混んでるかねまつ”でした
席について二人が注文したのは“特丼”
ワタクシこ〜ちんにとって初の“特丼”です!
数年前に初めて訪れたとき紹介してくれた関西のライダーさんが
『ここへ来たら特丼がお勧め!』って言ってくれましたが
その時はまわりが特丼だらけだったのであえて違うものにしてしまったのです
その後もくる機会がありましたがつい外のメニューに目を奪われ
今日まで特丼を未体験のまま
特丼を待つ間にこの後の経路の打ち合わせ
こ〜ちん『エンゼルライン帰りに走りに行く?』
satsuke『え?別にどっちでもいいけど』
こ〜ちん『せっかくの天気やし(道の駅)名田庄まで行ってみんけ?』
satsuke『(道の駅)名田庄まで行ってUターンして帰るんけ?』
『それやったら琵琶湖まで抜けて高速で帰ってもいいんじゃね?』
こ〜ちん『そっか!satsukeがそこまで言うんならそのルートで帰るか!』
『来た道を戻らんとこがHeatHazeやんな!』
satsuke『真のHeatHazeは俺らだけやろ!』
【一面に敷き詰められたイカ刺しの下に ブリがさらに…】
予報通り好転した天候に気を良くした我々は
かねまつを後に
国162を爆進!
路面温度の上昇とともにマシンのペースも上がっていく
反面バンク角は深くなり路面に対して体の位置は下がる
ようやくツーリングらしい走りができるようになった!
かねまつ〜
道の駅名田庄間は近いため
道の駅名田庄はスルー
気分よく二人のランデブーが続く…
しかし、さすがに帰るまで走り続けられるはずはなく
ちょうどモヨオしてきたので
道の駅美山ふれあい広場で休憩
最初、トイレの場所が分からず二人でうろうろ
ようやく発見して落ち着き、缶コーヒーを飲みながらこの後どう走るか相談
ふと、前を横切る恰幅のいい中年ライダーを見ると
二人『あれ!?』
satsuke『あの人見た事あるぞ』
こ〜ちん『あ、あの人や!名前なんやったけ?』
さらにその人の歩いていく先を目で追うと…
『あ〜!あの人もおる〜』
『え〜っと名前出てこんけど一人は知ってる』
『SHUさん!』←スペル合ってる?
チームワタナベの皆さんが何度か石川に来られた時
ワタクシ自身はことごとく都合が合わず
非常に残念でたまらなかったのですが
ここまで来たら関西圏なんでもしや?って心の片隅で想っていたら…
しかも、ハヤブサが何台も来てたから気にして見てたら
懐かしいお顔があったんでビックリ〜!
お三方に早速ご挨拶
むこうもびっくりして喜んでくれました!
こ〜ちん『実はかねまつに昼飯食べに来てたんですよ〜』
SHUさん達『え?自分らも来てたよ』、『何時頃?』
satsuke『12:30ぐらい』
SHUさん達『自分らは11:30ぐらいやし丁度入れ替わったんかな〜?』
@その後、
道の駅名田庄で休憩していたご一行を
ノンストップの我々が追い越したようです
その後もしばし楽しく談笑
【掲載許可もらうの忘れたのでモザイクになってます…】
我々が先に出発する事になったのですが
久しぶりに合ったワタクシ達に意外なサービス!
飲み干したコーヒーの空き缶を『捨てときますよ〜』
せっかくなんでご好意に甘えさせていただきました
それにしても、この関西ライダーの方達にはお会いする度に
大なり小なりお世話になってます
いったい承けた恩はいつお返しできんでしょうか…
心の中で『この恩は走りで返します!』と固く誓いました
さて、SHUさん達と分かれて目指すは
琵琶湖大橋
国162〜
国477経路で琵琶湖へ
(実はココいつの間にか
地38走ってるんだよね)
地11〜
地48〜再び
国477
そして
名神竜王IC
この頃はまだ日も射していたのであまり心配してませんでしたが
暗くなるとメッチャ冷え込みます!
明るいうちに少しでもと若干高めのペースで
敦賀ICまで行きETCカードの入れ替え
ここまでで完全に日没
さらに山越えになるので冷え込みが予想されるので二人ともカッパを装着
走り出して『やっぱカッパ着てると違うな!』と思ったのも束の間…
【この後さらに安いGSを見つけてし まった…】
すぐに『寒び〜』、『いったい何度あるんだ?』、
『まさか路面が凍結なんて事ないよな…?』
レザーグローブと比べて暖かいレイングローブをしていても指先が凍えてしまう
体感温度は0℃を下回ってる気がするんですが〜
と、すると実際の気温は…
橋の手前にある温度計に『4℃』
次の温度計には『3℃』
『げ〜っこんなに冷えてるんじゃ条件次第で凍結するかも!』
道路のシミがとたんに気になりだし若干ペースダウン
吹きさらしになってないから滅多に凍る事は無いだろうけど
気をつけるにこした事ない
しかし、そんな心配をよそにsatsukeは何知らぬ顔で飛ばしていく
『知らないっていいな…』ボソッ
平地に出てからも気温は5℃
1、2℃の温度が上がってもどうにもならないくらい体は冷えきってました
先行のsatsukeのテールライトが遥か先に見えますが
追いつこうとアクセルをあけるのはマゾだけです!
あと少しの距離、ここであわてるとミスをおこす
ガマンガマン
20:00少し前
最寄りの
ICに到着
最寄りのサークルKにて最後の休憩
とりあえず無事に帰って来れてよかった!
こ〜ちん『いや〜一発目からHeatHazeらしいツーリングになったな〜』
satsuke『HeatHazeらしいならここで3時間ミーティングせなかんやろ』
こ〜ちん『それはkazuyaとsatsukeの二人の時だけやろ!』
帰宅して風呂に入った時心底
『生き返るわ〜』て思いました
おしまい
【本日の走行距離】